前回エントリーに引き続き、当ブログ「suke’s cycling world」の2012年を振り返っていきたいと思います。
今回は下半期(7~12月)編を。
早速まいりましょう。
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【7月】
・新興サイクルポータルサイト「cyclist」の最初の目玉企画となるツール・ド・フランス特集にライターとして参加。コラム「寝落ち禁止!ツール三昧」でサイクルライターデビュー。サイクルブロガーからライターへとステップアップ。全7回。第1回は7月2日アップ分。ペテル・サガンが制した第1ステージ分を担当。第2回ではユキヤ(新城幸也選手)の第4ステージ敢闘賞に遭遇。コラム寄稿のたびに、Facebookページへの「いいね!」数が飛躍的に増える。
・ここ数年の趣味の1つ、サイクルロードレースゲーム「Pro Cycling Manager Season 2012」の日本向けパッケージのレビューを「cyclist」に寄稿。
・ツール・ド・ポローニュでモレノ・モゼールが総合優勝。「結構やるじゃん!」と思う。
・ロンドンオリンピック男子ロードレースでアレクサンドル・ヴィノクロフが金メダル。各国選手をまとめたエントリーが驚くほどのアクセス数を記録。後にも先にもこれを超えるエントリーは未だ出ず。Facebookページでも、ヴィノクロフのゴールシーンの写真をシェアした記事などを中心に多数の「いいね!」をいただく。
2012年7月 https://sukecycle.wordpress.com/2012/07/
【8月】
・コンタドールおかえり!
・エネコ・ツール第2ステージTTTでオリカ・グリーンエッジが優勝。フミ(別府史之選手)も優勝メンバーに名を連ねる。
・ツール・ド・リムザン(2.HC)でユキヤ(新城幸也選手)が総合優勝。HCクラスのステージレースにおける日本人選手の総合優勝は史上初の快挙。総合優勝が懸かった最終ステージでの逃げに、思わずパソコンにかじりついてTwitterをひたすらリロード。
・ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕。第1ステージTTTは地元パンプローナ拠点のモビスターが勝利。アルベルト・コンタドール、土井ちゃん(土井雪広選手)らも元気にスタート。
・ロード世界選手権の日本代表が決定。初の出場枠6を確保。
・ジョージ・ヒンカピーがUSプロチャレンジをもって長年のプロキャリアから引退。
2012年8月 https://sukecycle.wordpress.com/2012/08/
【9月】
・鹿児島県で販売されているという話題の「サドルパン」を、インカレに出場した徳島大学の選手を通じ入手。ありがとう! ガチで美味しかった! そして、レポート記事でダダスベり…。
・ブエルタ・ア・エスパーニャ閉幕。第3ステージからたびたび仕掛けながらホアキン・ロドリゲスの後塵を拝し続けたアルベルト・コンタドールが、第17ステージで歴史的大逆転。涙のステージ勝利を収め、そのまま総合優勝。
・Call Me Maybe.
・ロード世界選手権男子エリートTTTではオメガファルマ・クイックステップが優勝し、男子エリートTTではトニー・マルティンが2連覇。マルティンはTT2冠。
・ロード世界選手権男子エリートRR、最終周のカウベルグで仕掛けたフィリップ・ジルベールが圧巻の勝利。シーズン序盤の不調をはねのけ、悲願のアルカンシエル獲得。日本勢は振るわず。
・“落ち葉のクラシック”ジロ・ディ・ロンバルディアは、ホアキン・ロドリゲスが初優勝。アルカンシエルお披露目となったフィリップ・ジルベールは下りで落車し流血リタイア。早くも“アルカンシエルの呪い”発動!?
2012年9月 https://sukecycle.wordpress.com/2012/09/
【10月】
・ヨーロッパのロードレースシーズンが終了。寂しい。
・ますぴー(増田成幸選手)がリクイガスの後継チーム・キャノンデールへ移籍決定。ジャパンカップを前に、イヴァン・バッソやペテル・サガンとのセッションも。
・ジャパンカップはイヴァン・バッソが優勝。シーズンの締めに来日し、ガチで走ってくれたことに感謝。
・筆者またもジャパンカップ観戦に行けず。涙目で「ショボーンカップ」なる1人イベントを実施。大川原高原(標高900m、距離約11km)を47分で走破。どうやら素人にしては凄いタイムだったらしい。そして、ジャパンカップみやげが届き歓喜。Naoさんありがとうございました!
・ランス・アームストロングが自転車界から追放…。
・ツール・ド・フランス2013のコースが発表。グランデパールはコルシカ島。コース解説を「cyclist」に寄稿。
2012年10月 https://sukecycle.wordpress.com/2012/10/
【11月】
・ツール・ド・フランス2013のひと足早いレース展望を「cyclist」に寄稿。注目の若手選手にも言及。
・佐野淳哉選手がイタリア拠点のプロコンチネンタルチーム、ヴィーニ・ファンティーニ移籍を発表。やっと上のカテゴリーで走るのか、といった印象。
・久々のブログ企画「勝手にアンケート―みんなで選ぶ2012RRベストライダー・オブ・ザ・イヤー」を実施。ベストライダー・オブ・ザ・イヤーはブラッドリー・ウィギンスに、ヤングライダー・オブ・ザ・イヤーはリゴベルト・ウランが最多得票数を獲得。両選手が所属するSkyのFacebookアカウントにその旨を報告、「いいね!」の返答を得る。
・ライド仲間の“ヨッシー”と「自転車王国とくしまライド in 鳴門」に参加。スタート前にパンクするなどのアクシデントが発生するも、65kmを問題なく走破。出場者の交通マナーに危機感を覚える。このイベントで、かねてからTwitterやFacebookで連絡を取り合っていた同郷のオリンピック選手、マウンテンバイクの山本幸平選手と初対面。一気に距離が縮まる。MTB女子代表の片山梨絵選手ともお話しさせていただく。
2012年11月 https://sukecycle.wordpress.com/2012/11/
【12月】
・まさかのトラックレース参戦。1kmTTで黄金のタレを決め、クリス・ホイの後継者にはなれず。その後の2kmインディビジュアルパシュートでもヘッポコ具合に会場が笑いの渦になったとかならなかったとか…!?
・2013年のUCIプロライセンスが発行された18チームを発表。当落線上にあるとされたアルゴス・シマノが昇格、ロット・ベリソル、サクソ・ティンコフが残留。カチューシャがまさかの降格。
・サクソ・ティンコフ2年目を迎える宮澤崇史選手と関西ファンとの交流会に出席。筆者、崇史さんに鍋を注ぐという大役(!?)を担う。トッププロとして最前線で走る選手の生の声を聞き刺激を受ける。シーズン前半の予定をひと足早く教えていただきワクワクする。プレゼントやサインをいただき、帰りがけにも記念撮影。
・2013年のUCIプロコンチネンタルライセンス発行の19チームを発表。で、CASに提訴したカチューシャはどうするの?
・サー・ブラッドリー・ウィギンス。
・ガールズグランプリ、ヤンググランプリ、そしてKEIRINグランプリと、年末のグランプリシリーズ3連敗。年末年始の生活費がピンチ。
・思い立ってブログ総集編をまとめる。
・今にいたる。
2012年12月 https://sukecycle.wordpress.com/2012/12/
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といった具合でございます。
「cyclist」に寄稿していたツール・ド・フランスのコラムですが、全7回の寄稿で3人のライターの持ち回りだったわけですが、2012年のツールにおける重要ポイントとなる出来事が起こるたびに私の出番が回ってきて、「よっしゃ!」との思いと、「本当に私が書いてしまって良いのか?」との思いが交錯した3週間でした。
サガンのツール初勝利、ユキヤの敢闘賞、Skyの本領発揮、ウィギンスの総合優勝を決定づけるTTの圧勝劇…とネタには事欠かず、サイクルライターデビューとしては恵まれに恵まれたものがあったなと思っています。
日々中継を見ながら、どのネタの引き出しを開けようか考えながら過ごしていたわけですが、結果的に出すまでも無いネタがあったのも実際のところです。
また、ブログにて他レース同様、復習記事のアップを行うべきか悩んだのですが、寄稿コラムとのネタの重複の可能性があるため、それを避けるためにブログアップは控えることにしました。
ここ数年ほぼ毎日のように遊んでいたサイクルロードレースゲーム「Pro Cycling Manager」のレビューを書くことができたのも嬉しかったですね。
未だに「Pro Cycling Manager」で検索して、このブログに到達しているケースも多々あるようです。
シーズンが終わりを迎える10月中旬からは、ブログよりもFBページでの情報アップにシフトしていった感。
たびたび書いているように、ブログに書くまでも無い小ネタをFBページでアップしているような状態ですが、ネタ1つ1つブログアップしていてはさすがにもたなかったので、サクサクッと書けて更新できるFBページの便利さとその効率性に感謝している次第。
また、今年を通してアンケート企画を数回実施してきましたが、11月に行ったベストライダー・オブ・ザ・イヤー投票では、これまでのアンケートで得てきた経験や感じたことを上手く還元したものにできたのではないかと自負しています。
結果発表後に参加してくださったTwitterのフォロワーさんやFacebookのフレンドなどから感謝の言葉をいただき、こちらこそ多大な感謝をしている次第。
本当にありがとうございました。
そんなわけで、サイクルブログ元年となりました「suke’s cycling world」、お読みいただきありがとうございました。
2013年もどうか、よろしくお付き合いください。
まもなくシーズンが開幕することもあり、徐々にFBからブログへと比重を戻していこうかと思っているところです。
今後とも、両ページをお楽しみいただけますと幸いです。
2013年に入りましたら、再びブログ企画、さらにはFacebook企画も何かできればと計画中。
また動きがありましたら、ブログやFacebookで告知いたします。
筆者に関しましては、サイクルブロガーとしてだけでなく、ライターとしてみなさんの前に姿を表すことがあることと思います。
その時はどうか温かく迎えていただけますと嬉しいです。
長くなってしまいましたが、2012年もお世話になりました。
良い年をお迎えください。