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2012全日本選手権ロードレース-Result

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4月28,29日に開催された、全日本選手権ロードレースのリザルトをアップします。

 

 

●男子エリート(252.8km)-4月29日

 

●男子U23(173.8km)-4月28日

 

●男子ジュニア(126.4km)-4月28日

 

●男子U17+U15(79.0km)-4月28日

 

●女子エリート(126.4km)-4月29日

 

●女子ジュニア+U17(63.2km)-4月28日

 

【関連記事】

2012全日本選手権ロードレース(男子エリート)-Preparation

2012全日本選手権ロードレース・スタートリスト

 

日本自転車競技連盟 http://jcf.or.jp/

八幡平市役所ホームページ内全日本選手権ロード紹介ページ

http://www.city.hachimantai.lg.jp/cat51/cat59/cat492/2012.php

 

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2012全日本選手権ロードレース(男子エリート)-Preparation

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今年はオリンピック選考の関係で、2ヶ月前倒しで開催の全日本選手権。

このブログを観てくださっている方の中には、現時点で既に岩手入りしている方もいらっしゃるのではないかと思います。

ちなみに私は現地入りできない組ですので、現地応援組のみなさんに全力で応援と観戦を楽しんでいただくとして、このブログではごくごく簡単なコース分析と展開予想をしてみたいと思います。

なお、現地観戦しない関係で、レース後のReviewはアップしない方向で考えております。

リザルトくらいはまとめるかもしれませんが、まぁその辺ご理解くださいませ。

 

———-

 

全日本選手権ロードレース・男子エリート(岩手・八幡平、252.8km)-4月29日

【過去5年の優勝者】

2011年 別府史之

2010年 宮澤崇史

2009年 西谷泰治

2008年 野寺秀徳

2007年 新城幸也

 

【コース分析】

 

下って上る、図だけで見れば単純なコース。

下り距離が長く、なだらかな分ペースが上がってもそれが決定的な動きにはなりにくそう。

周回後半の約4kmの上りは、それ自体はさほど急坂ではないものの、距離をこなしてペースが上っていく状況下で徐々にダメージを与えることになるでしょう。

 

レースは昨年同様、少人数での上りゴールスプリントか。

レース後半にはアタック合戦となり、その中でのサバイバルをクリアした選手たちによる争いになるのは間違いありません。

 

【スタートリスト】

 

【優勝候補】

独断で優勝候補をピックアップ。

 

新城幸也(ユーロップカー) ←2011年2位、2007年チャンピオン

清水都貴(ブリヂストンアンカー) ←2011年3位

西薗良太(ブリヂストンアンカー) ←2011年4位

増田成幸(宇都宮ブリッツェン) ←2011年5位

鈴木譲(シマノレーシング) ←2011年6位

西谷泰治(愛三工業レーシング) ←2011年7位、2009年チャンピオン

福島晋一(トレンガヌサイクリングチーム) ←2011年8位、2003年チャンピオン

畑中勇介(シマノレーシング)

阿部嵩之(シマノレーシング)

狩野智也(TEAM UKYO)

土井雪広(アルゴス・シマノ)

 

別府、宮澤のヨーロッパ組とNIPPO勢が不出場となる今回。

 

UCIコンチネンタル登録チームが7チーム(NIPPO除く)と、戦力が全体的に分散傾向。

とはいえ、チーム力で勝るシマノ、愛三、アンカーなどが集団内で主導権を握りながら展開するでしょう。

複数メンバーで臨むチームにとっては、誰か1人でも逃げに送り込んで集団コントロールを避けたいとの思惑が働きそう。

 

シマノは、中盤から後半でのアタックが魅力の阿部、上り・スプリントともに狙える鈴木と畑中が中心。

愛三は西谷のスプリント狙いか。

アンカーは上りに絶対的な強さを見せる清水、オールラウンドに強さを発揮する西薗。

ブリッツェンは上りでの一発に長ける増田。

TEAM UKYOはサバイバルな展開では狩野、スプリントになれば辻で勝負か。

 

新城、土井のヨーロッパ組、アジアを主戦場にする福島らは単騎ではあるものの、今回大幅に伸びたレース距離への適性は最もあると言えるでしょう。

怪我からの復帰戦となる新城にとっては、まだ完治していない状態でのいきなりの250km超えのレースをどう臨むか。

最終局面まで残ることができれば、スプリントで力の差を見せることも。

特にヨーロッパ組にとっては、日本チャンピオンジャージの獲得がそのままグランツール出場に直結する可能性もあり、何としても勝ちたいところ。

展開次第では、シマノ連合で土井の勝利を狙いにいくパターンも十分にあり。

今回は各チームとも、土井の動きを見ながらレースを組み立てることが考えられます。

 

日本国内ではなかなか250km超えのレースは設定されず、国内で戦う選手たちにとっては苦しいものになりそう。

オリンピック選考もかかっており、やはり経験豊富な選手たちが主役となるのは間違いなさそうです。

 

【ロンドンオリンピック選考関連】

別府史之が既にオリンピック代表に内定し、残るは1枠。

JCFが独自に採用しているポイントランキングは以下の通り。

公式発表がされていない関係で、手元での集計を元にしたものを参考に載せておきます(Twitterのフォロワーさんが計算したものを参考にしております)。

 

1.新城幸也(ユーロップカー) 468pt

2.宮澤崇史(サクソバンク) 319pt ←全日本欠場

3.西谷泰治(愛三工業レーシング) 303pt

4.福島晋一(トレンガヌサイクリングチーム) 266pt

5.畑中勇介(シマノレーシング) 228pt

6.土井雪広(アルゴス・シマノ) 205pt

 

全日本選手権ロードレースの順位に基づいて、以下のポイントが付与・加算されることになります(UCI1クラス相当)。

 

1位 80

2位 56

3位 32

4位 24

5位 20

6位 16

7位 12

8位 8

9位 7

10位 6

11位 5

12位 3

 

この独自ランキングは4月29日をもって締め切りとなります。

なお、ランキング1位=オリンピック代表選出、というわけではなく、獲得ポイントに加えて全日本での走り(リザルト)が代表選手選考の参考になるということのようです。

 

【関連記事】

2012全日本選手権ロードレース・スタートリスト

 

日本自転車競技連盟 http://jcf.or.jp/

八幡平市役所ホームページ内全日本選手権ロード紹介ページ

http://www.city.hachimantai.lg.jp/cat51/cat59/cat492/2012.php

 

ツール・ド・ロマンディ-Preparation

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春のクラシックが一段落し、UCIワールドツアーはステージレースへとシフトしていきます。

5月のジロ・デ・イタリアの最終調整として、または6月末スタートのツール・ド・フランスでの活躍を目論む選手たちが揃うのが、ツール・ド・ロマンディ。

年々大会としてのステータスが上がっているこのレース、今年はどのような展開が待ち受けているでしょうか。

 

———-

 

ツール・ド・ロマンディ-4月24-29日

【過去の総合優勝者】

2011年 カデル・エバンス

2010年 サイモン・スピラック

2009年 ローマン・クロイツィゲル

2008年 アンドレアス・クレーデン

2007年 トーマス・デッケル

 

【コース分析】

 

 

●プロローグ(Lausanne、3.34kmTT)-4月24日

 

●第1ステージ(Morges~La Chaux・de・Fonds、184.5km)-4月25日

 

●第2ステージ(Montbeliard〔Fr〕-Moutier、149.1km)-4月26日

 

●第3ステージ(La Newveville~Charmey、157.6km)-4月27日

 

●第4ステージ(Bulle~Sion、184.0km)-4月28日

 

●第5ステージ(Crans・Montana~Crans・Montana、16.5kmTT)-4月29日

 

今年もプロローグで開幕。

テクニカルな設定のコースをハイスピードで選手たちはこなしていきます。

予想では、優勝者の平均時速が60km/h超とのこと。

 

第1ステージは比較的スプリンター有利か。

ポイントはゴールまで残り11kmで迎える3級山岳。

また、そこをクリアしてもカテゴリー外の上りが控えており、スプリンターチームにとってはコントロールが難しくなるのは間違いないでしょう。

 

同様に、第2ステージもスプリンター向き。

残り30kmを切ったところに登場する2級山岳で生き残り、または下りで追いつければゴールで勝負ができそう。

ただしレース距離が短く、ハイスピードな展開となればピュアスプリンターにとっては苦しいレースになる可能性も。

 

第3ステージから本格的な総合争いがスタート。

ゴール地Charmeyに向かって約6kmの上りで上位候補が絞られてくることでしょう。

 

今大会のクイーンステージは第4ステージ。

1級山岳が3つ設定され、レース後半に2級、1級、1級の山岳が連続して登場。

最後の1級山岳を通過すると、約14kmのダウンヒル。

テクニカルな下りで勝負を仕掛ける選手が出てくるか。

下り終えてからゴールまでの約10kmはフラットであることから、翌日に控えるTTで勝負したい選手にとっては下りで引き離されることなく生き残ることが重要。

 

そして締めくくりは16.5kmのTT。

中盤に1級山岳が含まれ、TTスペシャリストよりも登坂力に長けた選手に有利なコース設定か。

いずれにせよ、最終ステージまで総合争いは僅差の勝負になるでしょう。

 

【注目選手】

ライダータイプ別に、押さえておきたい選手を独断でピックアップします。

スタートリストは公式サイト、またはCycling Feverから。

 

●総合系

カデル・エバンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) ←ディフェンディングチャンピオン

ティジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)

スティーブ・モラビート(スイス、BMCレーシングチーム)

イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)

デニス・メンショフ(ロシア、カチューシャ)

サイモン・スピラック(スロベニア、カチューシャ) ←2010年チャンピオン

ローマン・クロイツィゲル(チェコ、アスタナ) ←2009年チャンピオン

フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)

ケヴィン・シールドライエルス(ベルギー、アスタナ)

ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ)

ブラッドリー・ウィギンス(イギリス、SKY)

リッチー・ポート(オーストラリア、SKY)

マイケル・ロジャース(オーストラリア、SKY)

クリストファー・フルーム(イギリス、SKY)

アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック・ニッサン) ←2008年総合優勝

ヤコブ・フグルサング(デンマーク、レディオシャック・ニッサン)

ルイス・レオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク)

バウク・モレッマ(オランダ、ラボバンク)

ファン・ホセ・コーボ(スペイン、モビスター)

リューウェ・ウェストラ(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)

ジョニー・フーガーランド(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)

ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・バラクーダ)

ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ)

ジャン・クリストフ・ペロー(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディール)

リナルド・ノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル・ラモンディール)

ジョン・ガドレ(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディール)

ダニエル・ナバーロ(スペイン、サクソバンク)

ピエール・ローラン(フランス、ユーロップカー)

ジェローム・コッペル(フランス、ソール・ソジャサン)

 

●スプリンター

アラン・デイヴィス(オーストラリア、グリーンエッジ)

リー・ハワード(オーストラリア、グリーンエッジ)

マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY)

マイケル・マシューズ(オーストラリア、ラボバンク)

ジャンニ・メールスマン(ベルギー、ロット・ベリソル)

ダニーロ・ホンド(ドイツ、ランプレ・ISD)

マヌエレ・ベレッティ(イタリア、アージェードゥーゼル・ラモンディール)

 

●その他

ミハエル・クウィアトコウスキ(ポーランド、オメガファーマ・クイックステップ)

ベルト・グラブシュ(ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ)

パーヴェル・ブルット(ロシア、カチューシャ) ←2011年ステージ1勝

パオロ・ティラロンゴ(イタリア、アスタナ)

ルーク・ダーブリッジ(オーストラリア、グリーンエッジ)

別府史之(日本、グリーンエッジ)

ダリル・インピー(南アフリカ、グリーンエッジ)

ジェラント・トーマス(イギリス、SKY)

オリバー・ザウグ(スイス、レディオシャック・ニッサン)

ヨナタン・カストロヴィエホ(スペイン、モビスター) ←2011年ステージ1勝

グスタフ・エリック・ラーション(スウェーデン、ヴァカンソレイユ・DCM)

トーマス・デヘント(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM)

アレックス・ラスムッセン(デンマーク、ガーミン・バラクーダ)

デヴィッド・ザブリスキー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ) ←2011年ステージ1勝

ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ・ビッグマット)

マヌエレ・ボアロ(イタリア、サクソバンク)

クリス・アンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク) ←2011年山岳賞

ジョナサン・イヴェール(フランス、ソール・ソジャサン)

 

間近に迫ったジロの調整と、その先のツールを見据えたプログラムの一環として出場する選手とに大きく分けられそうな今回のメンバー。

どちらかというと、ツール組が多いかもしれません。

 

ディフェンディングチャンピオンであるエバンスは体調不良もあり、アムステル・ゴールドレース以外のアルデンヌクラシックを回避。

ロマンディの2連覇を狙ってのクラシック回避とあって、どれだけ調子を取り戻せているかに注目。

本来の調子であれば、今回のコースレイアウトは問題なし。

難なく山岳をこなし、最終TTで決められるはずですが、それも体調の回復次第。

状態いかんではヴァンガーデレン、モラビートらにエースの座が回ってくる可能性も

 

ほぼツールシフトと見て良さそうなのがSKY。

今回もウィギンスの総合優勝と、カヴェンディッシュのスプリント勝利を狙ってくるでしょう。

ウィギンスは総合優勝した3月のパリ~ニースで、登板力だけでなく上りでのアタックやスプリントでも強さを発揮。

このロマンディのコース設定的にパリ~ニースに近く、開幕と最終ステージにTTなのも追い風。

ポート、ロジャース、フルームと、他チームであればエース格の選手を従え、万全の体制で臨みます。

また、カヴェンディッシュは前半ステージで結果を残せるか。

発射台を務めるトーマスが合流したのもカヴェンディッシュには心強い。

 

アスタナはアルデンヌでの活躍に続けるか。

エース・クロイツィゲルは、先のジロ・デル・トレンティーノでもまずまずの走り。

ジロを控え、ここでの総合狙いは避ける公算が高そうですが、良いイメージでレースを終えたいところ。

 

こちらもツールを見据えたメンバー構成のカチューシャ。

メンショフには今回もいぶし銀の走りを期待。

抜群の安定感で、総合争いに顔を覗かせるでしょう。

また、2010年チャンピオンでミドルツールでは総合上位常連に成長したスピラックは、相性の良いレースで再び結果を残したいところ。

 

アルデンヌで活躍のモレッマにも注目。

TTレベルが向上し、山岳での走りだけでないところを今年はアピールしてきました。

一発のパンチ力もあり、ライバルたちの隙を突いて勝利をつかむ可能性もあるでしょう。

 

ジロに向けて不安材料が多いバッソは、ここで状況打破できるか。

ロマンディでの走り次第ではジロ欠場も示唆しており、何としても一定の結果を残したい。

 

マーティン、ヘシェダルと、アルデンヌで好走した2人を擁するガーミン勢も高いチーム力。

今年はスロースタートのブエルタチャンピオン・コーボもそろそろエンジンがかかり始めるか。

2008年チャンピオンのクレーデンと、怪我明けのフグルサングの2枚看板で臨むレディオシャック・ニッサンも強力です。

 

スプリンターには厳しいコースとはいえ、カテゴリー山岳を耐え抜けばチャンスあり。

前記のカヴェンディッシュを筆頭に、マシューズやデイヴィス、パリ~ニースステージ1勝のメールスマンらにチャンスがありそう。

 

TTでは、クウィアトコウスキやダーブリッジ、ラーションあたりに注目。

前回のプロローグ勝者であるカストロヴィエホも参戦しており、TT巧者が最初にリーダージャージを着ることになるか。

 

ジロ出場が発表された別府選手も参戦。

チームとしてもステージ狙いのオーダーとなる可能性が高いだけに、逃げや展開次第ではスプリントに絡むことになるか。

レースをコントロールする必要がない分、勝負どころまで脚を温存しながら好位置で最終局面を迎えられれば十分にチャンスはあるでしょう。

 

【総合優勝予想】

ブラッドリー・ウィギンス

 

ツール・ド・ロマンディオフィシャルサイト

http://www.tourderomandie.ch/

ツール・ド・ロマンディiTunes App

http://itunes.apple.com/jp/app/tour-de-romandie/id431213023?mt=8

 

 

ブエルタ・ア・エスパーニャ2012出場チーム決定

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4月23日、ブエルタ・ア・エスパーニャを主催するA.S.Oが、8月18日に開幕するブエルタ・ア・エスパーニャ2012の出場チームを選出・発表しました。

今年で67回目を迎えるブエルタの出場チームは以下の通り。

 

●UCIプロチーム

アージェードゥーゼル・ラモンディール(フランス)

アスタナ(カザフスタン)

BMCレーシングチーム(アメリカ)

エウスカルテル・エウスカディ(スペイン=バスク)

FDJ・ビッグマット(フランス)

ガーミン・バラクーダ(アメリカ)

グリーンエッジ(オーストラリア)

カチューシャ(ロシア)

ランプレ・ISD(イタリア)

リクイガス・キャノンデール(イタリア)

ロット・ベリソル(ベルギー)

モビスター(スペイン)

オメガファーマ・クイックステップ(ベルギー)

ラボバンク(オランダ)

レディオシャック・ニッサン(ルクセンブルク)

SKY(イギリス)

サクソバンク(デンマーク)

ヴァカンソレイユ・DCM(オランダ)

 

●ワイルドカード(UCIプロコンチネンタルチームから選出)

アンダルシア(スペイン)

カハ・ルーラル(スペイン)

コフィディス(フランス)

アルゴス・シマノ(オランダ)

 

主催者発表公式記事

 

以上の22チームが、8月18日にパンプローナでのチームタイムトライアルで開幕する今年のブエルタへの出場権を獲得しました。

 

4月6日に発表されたツール・ド・フランス2012出場チーム同様、主催者による選考理由などのアナウンスは無し。

ですが、おおよその選出理由は容易に想像できますね。

 

アンダルシア、カハ・ルーラルに関しては、ともにスペイン籍のプロコンチネンタルチームであること。

なお、プロコンでスペイン籍なのはこの2チーム以外にはありません。

 

コフィディスは、“ブエルタ山岳賞マシーン”と私が勝手に命名したモンクティエが所属。

モンクティエは今年もブエルタ狙いであることを公言済み。

 

上記3チームについては早くから出場が決まっていたようなものと考えると、残り1枠こそ真のワイルドカード。

そこに滑り込んだのはツールに続き、アルゴス・シマノとなりました。

昨年サプライズ選出で出場したブエルタで、キッテルのステージ優勝などセンセーショナルな活躍を見せたことが大きな要因と言えそうです(当時のチーム名はスキル・シマノ)。

 

そうした意味では、今年はサプライズ選出が無かったと見て良いかと思います。

アルゴス・シマノとともに残り1枠を争っていると見られた、ユーロップカーやソール・ソジャサンは選外に。

ヴォクレール、コッペルとそれぞれ力のあるエースを中心としたチームとはいえ、アルゴス・シマノとの比較となった時に劣る面があったということなのでしょう。

特にソール・ソジャサンは、3月のヴォルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャでシモンがステージ2連勝を飾り、好印象を与えていると思われただけにこの選外には失望しているのではないでしょうか。

 

今年のブエルタは、過去と比較しても変則的なイベリア半島北部のみのコース設定。

現在出場停止中のアルベルト・コンタドールの“復帰キャンペーンレース”の1つとしても期待されているだけに、例年以上に注目されるレースになるのではないでしょうか。

 

 

ブエルタ・ア・エスパーニャオフィシャルサイト http://www.lavuelta.com/

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュ-Review

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春を締めくくる“ドワイエンヌ”。

アルデンヌクラシック第3戦にして、最も歴史と格式の高さを誇るリエージュ~バストーニュ~リエージュの今年のレースは、その由緒にふさわしいレースとなりました。

歴史的大逆転が生まれた今回のレースを振り返りましょう。

 

———-

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュ(Liège~Ans、257.5km)-4月22日

 

【結果】

1.マキシム・イグリンスキー(カザフスタン、アスタナ) 6:43:52

2.ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +21″

3.エンリコ・ガスパロット(イタリア、アスタナ) +36″

4.トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) +36″

5.ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・バラクーダ) +36″

6.バウク・モレッマ(オランダ、ラボバンク) +36″

7.サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) +36″

8.ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD) +36″

9.ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +36″

10.イェーレ・ファネンデルト(ベルギー、ロット・ベリソル) +36″

 

フルリザルト(公式サイト)

 

一時13分近くタイム差を稼いだ逃げ集団に対し、追走ムードが強まり始めたのは残り100kmを前に。

メイン集団がスピードを上げると、タイム差は一気に縮まり始めます。

追走気運が高まる中、残り85kmのCôte de la Haute-Levéeでローラン、キリエンカ、ルレイの3人がアタック。

この3人は残り72kmで迎えるCol du Rosierで逃げメンバーに合流。

 

ロットやカチューシャが中心となって牽引していたメイン集団は、最初の勝負どころでもあるCôte de La RedouteでBMCが主導権を奪取しペースを引き上げます。

集団後方では優勝候補の1人・バルベルデにメカトラが発生、すぐさまアシストのバイクに跨るもペースの上がった集団からは脱落を余儀なくされます。

この動きで集団は一気に30名弱に。

 

最後から2番目の登坂区間Côte de La Roche aux Fauconsを前に、逃げていた選手たちは全員吸収。

そしてこの上りでニバリがアタック。

ここは2連覇を狙う優勝候補筆頭ジルベール、好調ファネンデルトらがしっかりとチェック。

しかし頂上通過と同時にペースが緩んだ隙を突いて、再度ニバリがアタック。

このアタックに他の選手たちは誰が追うかでお見合い状態に。

プロトン屈指のダウンヒラーであるニバリ相手に、有力選手たちは一気に劣勢に立たされます。

 

追うべき集団はアタックとお見合い、集団分裂と一体化の繰り返し。

順調に走るニバリとの差は46秒にまで広がります。

 

最後の難関Côte de Saint-Nicolasを前に、メイン集団ではイグリンスキーとロドリゲスが抜け出すことに成功。

これに追随すべくマーティンとローランも集団から抜け出し、前の2人を追います。

そして、Côte de Saint-Nicolasでイグリンスキーがロドリゲスを突き放し、ニバリへの追撃態勢を強めます。

快調に見えたニバリの脚は急激に止まり始め、残り2kmでイグリンスキーとの差は11秒。

 

ゴールに向かう上りでもがくニバリと、俄然ペースを上げるイグリンスキーとの状態の差は明らか。

残り1kmのフラムルージュを前に追い付いたイグリンスキーは、一度二度ニバリの様子に目をやって渾身のアタック。

脚が売り切れたニバリは追うことができず。

 

残り500mの左カーブで勝利を確信したイグリンスキーはガッツポーズ。

ゴールまでのウイニングランを何度もガッツポーズで飾り、カザフスタン選手としては2回優勝のヴィノクロフに次ぐ3回目の栄冠に。

 

ゴールまであと1kmというところまで逃げ続けたニバリは、最終的に21秒差を付けられ肩を落としながらゴール。

1人また1人と選手を削っていきながらゴールを目指した追走グループは、結局3位争いのスプリント。

先のアムステル・ゴールドレースを制したガスパロットが先頭でゴールし、アスタナが1・3フィニッシュ。

 

ここへきて復調の兆しを見せ、優勝候補筆頭に挙げられていたジルベールは自ら勝負に出ることができないまま、最後の登坂区間Côte de Saint-Nicolasで追走集団からも脱落。

最終的に1分27秒遅れの16位でゴール。

また、一時はイグリンスキーとともに追走態勢をとったロドリゲスも失速。

こちらも1分遅れの15位でレースを終えています。

 

【優勝予想アンケート結果】

4/20~22に実施した優勝予想アンケートの結果(得票数27、小数点以下四捨五入)

 

フィリップ・ジルベール 33%

ダミアーノ・クネゴ 19%

フレフ・ファンアーヴェルマート 7%

ホアキン・ロドリゲス 7%

イェーレ・ファネンデルト 7%

アンディ・シュレク 4%

エンリコ・ガスパロット 4%

ミハエル・アルバジーニ 4%

アレハンドロ・バルベルデ 4%

サムエル・サンチェス 4%

ヴィンチェンツォ・ニバリ 4%

Other 4%

 

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

今後は、5月のジロ・デ・イタリアにて何かできないか企画中…。

その際は、またご協力いただけますと幸いです。

 

【戦評】

レースを追うごとに内容が良くなっていたジルベールを軸に展開されると予想された今回のレース。

本ブログ予想アンケートでもジルベール票が多かったことが、それを物語っていたとも言えるでしょう。

しかし、蓋を開けてみれば誰もが想像していなかった展開となりました。

 

2010年にはモンテパスキ・ストラーデビアンケ(現ストラーデビアンケ)で優勝、その年のクラシックでは優勝候補にも挙げられたイグリンスキー。

2年経ち経験値と勝負勘を身に付け、ついにこの時を迎えました。

勝因としては、実力や絶好調のチーム力はもちろん、自分の脚を信じて勝負に行ったメンタル面が大きかったのではないでしょうか。

先のアムステルでは優勝したガスパロットを、フレーシュ・ワロンヌでは5位に入ったキセロフスキーのサポート役に回っており、このレースでも終盤で追走集団から抜け出した際に一緒に抜け出したロドリゲスを抑えるべくローテーションしない選択もあったはず。

後ろに控えたガスパロットやキセロフスキーを待つことなく、自ら攻めた結果がこの勝利に表れたと言えそう。

Côte de La Roche aux Fauconsでニバリの動きに合わせるのではなく、最後まで自分のタイミングで行くことを貫いた判断も奏功しました。

これまで“北のクラシック”で力を発揮するイメージが強かった選手ですが、この勝利でクラシックハンターとしてはトップクラスの1人として誰もが認める存在になりました。

 

前述したように、これまでとは見違えるほどのアスタナのチーム力も見逃せません。

かつてのように、ヴィノクロフ・コンタドール・アームストロングといったスーパーエース頼りのチームづくりではなくなったことが、かえって所属選手たちの勝負姿勢に表れているのではないでしょうか。

今年のクラシックを通して、集団をコントロールするというよりは中盤で誰かがアタックをしてエースの負担を軽くする動きが目立っていました。

ワンデー、ステージともに勝負できる選手が育ち、今後はプロトンをまとめるチームとしての役割を求められることでしょう。

 

悔やんでも悔やみきれないのは、2位に終わったニバリ。

しかし、上りでアタックし、下りで他の選手を突き放し、持ち前の独走力でゴールを目指す展開は、この日で言えば唯一の勝ちパターンだったはず。

そう考えれば、やるべきことはやりつくしたとも捉えることができるか。

ただ、勝負のタイミングが最後の登坂区間であるCôte de Saint-Nicolasであれば、また違った結果になっていたかもしれません。

 

最終的に16位と惨敗のジルベール。

去年が絶好調だったとはいえ、本来の状態からも程遠かったというのが実際のところでしょう。

決して良いとは言えない現状で勝つには、やはり勝負どころでのアシストの駒数が足りなかったのが敗因の1つか。

とはいえ、有力選手だけに絞られた局面で力を発揮できなかった点で、ジルベール本人の状態改善が必要なのは明白。

休養を経て、地元リエージュがグランデパールとなるツールまでには復調したい。

 

本ブログ予想アンケートでジルベールに次いで人気の高かったクネゴは、ピーキングがズレた印象。

落車するまでは動きの良かったアムステル後、険しい山岳ステージがいくつも設定されたジロ・デル・トレンティーノに出場。

そこでステージ1勝を挙げたものの、脚を使いすぎた可能性は否めません。

一方で、トレンティーノでは鳴りを潜めていたスカルポーニが代わってこの日は8位入線。

ランプレのエース2人にとっては、レーススケジュールの明暗がくっきり分かれた格好。

 

アルデンヌクラシック全体を通して、高いレベルで安定していた選手たちがこのレースでも上位に名を連ねました。

今回もトップ10入りしたマーティン、モレッマ、ファネンデルトらは、来年以降にも期待のかかる若手有望株として押さえておきたいところです。

逆に、バルベルデやシュレク兄弟は期待外れな結果に。

 

日本人選手2名はともに途中リタイア。

別府選手は2日後に控えるツール・ド・ロマンディ、そしてシーズン前半の目標であるジロ・デ・イタリアを見据え、このリタイアは想定内といったところか。

また、土井選手も1週間後の全日本選手権を前に、一仕事終え無理せずバイクを降りたと見て良さそうです。

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュオフィシャルサイト

http://www.letour.fr/indexLBL_fr.html

 

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リエージュ~バストーニュ~リエージュ2012・優勝予想アンケート

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュ2012・優勝予想アンケート

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春のクラシック最終戦となる、リエージュ~バストーニュ~リエージュ(4月22日開催)の優勝予想アンケートを行います。

 

先のアムステル・ゴールドレース、フレーシュ・ワロンヌなど最近の成績から優勝者を予想するのはもちろん、贔屓の選手を希望的観測込みで投票するのもよし、それぞれみなさまの思いのままに票を投じてみてください。

こちらで優勝候補者をアップしてみましたが、その他の選手を「Other」から投稿または追加ノミネートしていただくことも可能です。

 

なお、4月20日現在のスタートリストに名を連ねている選手からセレクトしております。

したがって、レース当日に当該選手が出場していない場合もございますが、その辺は何卒ご了承ください。

 

予想が的中したところで何があるわけでもないのですが、サイクルスポーツファンの意識調査といった感覚でご参加くださると嬉しいです。

得票率は、Jsportsでのレース中継開始後に私のTwitterにて発表を予定しております。

みなさまのご協力、よろしくお願いします。

 

暫定スタートリストは公式サイト、またはCycling Feverからどうぞ。

 

【参考】

リエージュ~バストーニュ~リエージュ-Preparation

 

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This blog is a fan of Japanese professional road cycling.

Here is the winner of Liège-Bastogne-Liège 2012 questionnaire expected to be held on April 22.

Please come to vote you.

 

On a race day, voter turnout will be announced in my Twitter.

 

 

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュオフィシャルサイト

http://www.letour.fr/indexLBL_fr.html

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュ-Preparation

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シーズンに盛況と彩りを与えた“春のクラシック”もいよいよ最終戦。

最後を飾るのは、恒例のリエージュ~バストーニュ~リエージュ。

アルデンヌクラシック最終戦にもあたるこのレースの主役は、もちろん登坂力に長けたクラシックレーサーやステージレーサー、クライマーになります。

 

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リエージュ~バストーニュ~リエージュ(Liège~Ans、257.5km)-4月22日

【過去5年の優勝者】

2011年 フィリップ・ジルベール

2010年 アレクサンドル・ヴィノクロフ

2009年 アンディ・シュレク

2008年 アレハンドロ・バルベルデ

2007年 ダニーロ・ディルーカ

 

【コース分析】

 

ラスト5km勾配

 

●通過する急坂区間(レース距離・名称・登坂距離・平均勾配)

70.0km Côte de La Roche-en-Ardenne 2.8km 6.2%

116.5km Côte de Saint-Roch 1.0km 11%

160.0km Côte de Wanne 2.7km 7.3%

166.5km Côte de Stockeu(Stèle Eddy Merckx) 1.0km 12.2%

172.0km Côte de la Haute-Levée 3.6km 5.7%

185.0km Col du Rosier 4.4km 5.9%

198.0km Côte du Maquisard 2.5km 5%

208.0km Mont-Theux 2.7km 5.9%

223.0km Côte de La Redoute 2.0km 8.8%

238.0km Côte de La Roche aux Faucons 1.5km 9.3%

252.0km Côte de Saint-Nicolas 1.2km 8.6%

 

昨年との比較では、レース距離が2km長くなり、登坂区間も70.0km地点・Côte de La Roche-en-Ardenneが追加され11ヶ所となっています。

しかし、その他の登坂区間は例年同様。

先のアムステル・ゴールドレースやフレーシュ・ワロンヌほどの激坂は少ないとはいえ、次々と訪れるアップダウンが選手たちの脚を削っていくことでしょう。

 

最初の勝負ところとしては、223.0km地点・Côte de La Redoute。

最大勾配17%、スピードが上がった状況で迎えることもあり、有力選手にとっては位置取りによってクリアの仕方が変わってくることに。

 

早めに仕掛けたい選手にとって大きなポイントとなるのは、238.0km地点・Côte de La Roche aux Faucons。

2009年にアンディ・シュレクが圧勝した際に勝負をかけた場所でおなじみ。

 

そして、ゴールまで残り5kmを前に迎えるCôte de Saint-Nicolas。

一発のパンチ力を備える選手はここで確実に勝負に出るはず。

また、ゴールスプリントに賭ける選手にとっては我慢の上りに。

 

ゴール前は若干の上りレイアウト。

しかし、スプリント力のある選手にとっては全く問題ないレベル。

残り500mで左に折れると、ゴールまでは直線。

少人数でのゴールスプリントになれば、この直線で劇的なクライマックスとなることでしょう。

 

過去のレースを見ても、小集団スプリント、独走ゴール、いずれのパターンもあり得るのがこのレースの特徴。

果たして今年はどのようなレース展開になるでしょうか。

 

【注目選手】

押さえておきたい選手を独断でピックアップ。

暫定スタートリストは公式サイト、またはCycling Feverから。

 

リナルド・ノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル・ラモンディール)

エンリコ・ガスパロット(イタリア、アスタナ)

ロベルト・キセロフスキー(クロアチア、アスタナ)

ローマン・クロイツィゲル(チェコ、アスタナ)

フィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシングチーム) ←ディフェンディングチャンピオン

フレフ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム)

ティジェイ・ファンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)

ピエリック・フェドリゴ(フランス、FDJ・ビッグマット)

サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)

イゴール・アントン(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)

ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ)

クリストフ・ルメヴェル(フランス、ガーミン・バラクーダ)

ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・バラクーダ)

ファビアン・ウェーグマン(ドイツ、ガーミン・バラクーダ)

ミハエル・アルバジーニ(スイス、グリーンエッジ)

別府史之(日本、グリーンエッジ)

サイモン・ジェランス(オーストラリア、グリーンエッジ)

オスカル・フレイレ(スペイン、カチューシャ)

ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)

ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD)

ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD)

ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・ISD)

バルト・デワーレ(ベルギー、ランドバウクレジット・ユーフォニー)

ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)

ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル)

イェーレ・ファネンデルト(ベルギー、ロット・ベリソル)

アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) ←2006,2008年チャンピオン

ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、モビスター)

シルヴァン・シャヴァネル(フランス、オメガファーマ・クイックステップ)

ドリス・デヴェナインス(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)

ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)

スティーブン・クルイシュウィック(オランダ、ラボバンク)

バウク・モレッマ(オランダ、ラボバンク)

ルイス・レオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク)

ベン・ヘルマンス(ベルギー、レディオシャック・ニッサン)

クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック・ニッサン)

アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) ←2009年チャンピオン

フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン)

ジェローム・コッペル(フランス、ソール・ソジャサン)

ブリース・フェイユ(フランス、ソール・ソジャサン)

ジュリアン・シモン(フランス、ソール・ソジャサン)

セルジオ・エナオ(コロンビア、SKY)

トーマス・ロヴクイスト(スウェーデン、SKY)

ラース・ペーター・ノルドハウグ(ノルウェー、SKY)

土井雪広(日本、アルゴス・シマノ)

アレクサンドル・ジェニエ(フランス、アルゴス・シマノ)

ピエール・ローラン(フランス、ユーロップカー)

トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)

カールステン・クローン(オランダ、サクソバンク)

ニキ・セレンセン(デンマーク、サクソバンク)

フリアン・エルファレ(フランス、チームタイプ1・サノフィ)

ピーター・セリー(ベルギー、トップスポルトフラーンデレン・メルカトール)

ジョニー・フーガーランド(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)

ワウテル・プールス(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)

リューウェ・ウェストラ(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)

 

シーズン前半のターゲットをこのレースに絞っている選手も多く、各チームともエースクラスをしっかりと揃えてきた印象。

同時に、先のアルデンヌ2戦を終えて、ある程度好調な選手と調子の上がりきっていない選手との区別ができるようになってきました。

 

尻上がりに調子を上げてきているジルベールの2連覇なるか。

レース内容的にも勝負に絡むところまではきており、あとはお家芸である“黄金のタレ”が無ければ…といったところか。

昨年と比較して身体を絞りきれていない感じもありますが、元々持ち合わせるポテンシャルで十分に勝負できるでしょう。

このレースは急坂でのスプリントではない分、アルデンヌ3戦の中で最もジルベール向きのコース。

アシストの駒に不安があることは否めませんが、ファンアーヴェルマートらがライバルチームのアタックを上手くチェックしながら、ジルベールを最終局面へ送り込みたい。

ゴールスプリントになればジルベールの勝ちパターンか。

 

レース全体を掌握するであろうチームとして挙げられるのは、カチューシャとロット。

カチューシャはもちろんロドリゲスで連勝を狙います。

早めに仕掛けて逃げ切る展開は考えにくく、勝負をかけるとすれば最後の上り区間であるCôte de Saint-Nicolasか。

ここで数人に絞り、スプリントに持ち込む公算が高そう。

しかし、この時にジルベールを引き連れてしまうと分が悪くなるだけに、レース中盤以降のチームの動きでジルベールらライバルを消耗させたい。

 

ロットはアムステル2位で一躍スターダムにのし上がったファネンデルトがエース。

フレーシュでも集団をコントロールし、チーム力の高さも証明。

発射台兼セカンドリーダーとしてファンデンブロックがおり、終盤の登坂区間で勝負をしたいところ。

急坂でのスピードアップやスピード持久力の高さをウリにするファネンデルトにとっては、このレースでもチャンスは大。

アムステルで見せたスプリント力も展開次第で武器になることでしょう。

 

チーム力で続くのは好調アスタナ。

アムステル優勝のガスパロット、フレーシュ5位のキセロフスキーが今回も中心に。

展開によってはクロイツィゲルにも勝負の機会が巡ってきそう。

恐らくレースコントロールをする動きは見せず、後半にアシスト陣がアタックしてかき回しながら、エース格3選手の負担を軽くする作戦。

 

アルバジーニ、ジェランスの2枚看板擁するグリーンエッジ。

特にフレーシュでのアルバジーニの走りはチームにとって大きな希望を与えるものだったはず。

アムステルではアルバジーニ→ジェランスのラインが若干機能しなかった感がありましたが、今回はどう臨むか。

ジェランスがこのレースに合わせていればエースを務めるでしょうが、そうでなければ好調アルバジーニに託す可能性も。

2人ともにスプリント勝負ができるだけに、最後まで粘ってゴール前で爆発といきたい。

 

フレーシュを回避し、ジロ・デル・トレンティーノで調整に充てたクネゴ。

2006年の3位が最高位で、なかなか勝負に絡めないのがここ数年の傾向。

しかし、好調さは維持しておりトレンティーノでもステージ優勝。

また、かつての勝負強さを取り戻しているだけに、ライバルの動きを読めれば勝機あり。

 

兄弟で勝ち取ったとも言える2009年以来の優勝を狙うシュレク兄弟。

ここまで勝負できずにいるアンディは果たしてここをピークに持ってきているか。

現状ではフランクがエースを務めることになりそうですが、そのフランクも先のアルデンヌ2戦では不発。

好調さを維持するライバルに対して太刀打ちできるかがポイント。

仮に調子を上げてきた場合でも、スプリントまで持ち込むのは完全な負けパターン。

先手を打って逃げ勝ちたい。

 

その他、アムステルで好走したヴォクレールやフレーシュで6位のマーティン、アムステルとフレーシュいずれも高いレベルで安定した成績のモレッマらも有力。

調子の上がらないバルベルデは、相性の良いこのレースで活躍できるか。

フレーシュを回避したサムエル・サンチェスも好調のまま臨んでくるはず。

 

フレーシュに続き出場の別府選手と土井選手にも期待。

別府選手は優勝を狙うチームのアシストとして目立つ働きを見せられるか。

ジロを控え、調整具合も1つ注目ポイント。

土井選手は、比較的フリーで動けるチームとして今後につながるアピールができるか。

逃げに乗ることも考えられるでしょう。

 

【優勝予想】

フィリップ・ジルベール

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュオフィシャルサイト

http://www.letour.fr/indexLBL_fr.html

 

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【予告】

春のクラシック最終戦ということで、優勝予想アンケートを実施予定。

4月20日(金)中にはアップしたいと思っております。

ぜひ今回もみなさまのご協力、よろしくお願いします。

 

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