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ツール・ド・フランス-Preparation(選手編)

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コース編に続き、注目選手をピックアップしてみたいと思います。

 

コースについてはこちらを。

ツール・ド・フランス-preparation(プロローグ、第1~9ステージ)

ツール・ド・フランス-Preparation(第10~20ステージ)

 

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【注目選手】

ライダータイプ別に、押さえておきたい選手を独断でピックアップします。

スタートリストは公式サイトCycling Feverのほか、こちらの私的解説付きのこちらのエントリーでもチェックください。

※名前左の数字はゼッケン

斜体表記の選手はヤングライダー賞(マイヨ・ブラン、25歳以下)対象

 

●総合系(マイヨ・ジョーヌ候補)

1.カデル・エバンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) ←ディフェンディングチャンピオン、ステージ1勝

9.ティジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)

11.フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) ←2011年総合3位

14.クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック・ニッサン)

21.トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) ←2011年総合4位

29.ピエール・ローラン(フランス、ユーロップカー) ←2011年ヤングライダー賞、総合10位

31.サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) ←2011年山岳賞、総合5位、ステージ1勝

41.ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD)

51.ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)

52.イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)

61.ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・シャープ) ←2012年ジロ・デ・イタリア総合優勝

62.トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・シャープ) ←2011年総合8位

65.ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)

71.ジャン・クリストフ・ペロー(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディール) ←2011年総合9位

79.ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル・ラモンディール

81.レイン・タラマエ(エストニア、コフィディス)

91.ジェローム・コッペル(フランス、ソール・ソジャサン)

101.ブラッドリー・ウィギンス(イギリス、SKY)

104.クリス・フルーム(イギリス、SKY)

111.ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル)

121.リューウェ・ウェストラ(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM

126.ワウテル・プールス(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM

131.デニス・メンショフ(ロシア、カチューシャ

146.チボー・ピノー(フランス、FDJ・ビッグマット)

151.ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク

152.スティーブン・クルイシュウィック(オランダ、ラボバンク

153.バウク・モレッマ(オランダ、ラボバンク

161.アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

162.ファン・ホセ・コーボ(スペイン、モビスター)

181.ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ)

187.フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)

191.リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファルマ・クイックステップ)

194.ケヴィン・デウェールト(ベルギー、オメガファルマ・クイックステップ

199.ペーター・ベリトス(スロバキア、オメガファルマ・クイックステップ

 

単純に比較して山岳での登坂力で圧倒できる選手は見当たらず、今大会のキーポイントであるTTが勝負を大きく分けることになるでしょう。

そう考えると、やはり前回覇者エバンス、今季絶好調のウィギンスの2強の構図か。

特にウィギンスは今年ステージレースでのTTでは外しが全くないうえに、登坂力も向上。

パンチャー的要素も備え、いかなる展開にも対応できる脚を作ってきました。

一方のエバンスは、ドーフィネこそTTでウィギンスに大きく離されたものの、一瞬のアタックで後続を引き離しステージ勝利を収めたり、下りでアタックして集団より先にゴールするなど、得意のパターンに持ち込む上手さを見せています。

前回覇者としての精神的余裕も大きいと言えそう。

不安材料は、両チームの戦力を比較した際に圧倒的にSKYに分がある点。

エバンスは重要な局面で孤立する可能性が高く、そうなった場合にどう出るか。

 

続く存在としては、ニバリメンショフヘーシンクライプハイマーあたりか。

ニバリはTTに若干の波があるも、山岳で挽回できるだけの脚を持ち、今回も何ステージか設けられているゴールまでのダウンヒルでチャンスを生み出したい。

TTを上位で終えられれば、山岳アシストも揃えている分優勝戦線に絡む可能性は大。

メンショフはグランツールのTTステージでは神憑り的な走りを見せ、毎回それが上位進出の要素となってきました。

山岳ステージで自ら仕掛けることが少ないのが吉と出るか凶と出るか。

TTを劇的に向上させているのがヘーシンク。

ツール・ド・スイスでは山岳の遅れをTTでカバーしており、今回2つある長距離TTでも有望と言えるでしょう。

落車や山岳ステージでの波を最小限のとどめられれば、過去最高成績はおのずとついてくるでしょう。

ライプハイマーは山岳、TTともに各ステージ上位で終え、ハイレベルでの安定感で勝負。

ヘーシンク同様に落車やトラブルに見舞われないことが1つポイントか。

 

TTの遅れをどの程度に抑えられるか次第と言えるのがサンチェスファンデンブロックバルベルデといったところ。

特にサンチェスは超級山岳での強さは出場選手随一とも言えるうえ、下りで絶対的な強さがある分、再度の総合表彰台はTTにかかっているでしょう。

 

ジロとのダブルツールがかかるヘシェダルスカルポーニは回復具合がどの程度か。

ヘシェダルに関しては、ジロの走りを再現できれば再びチャンスが訪れそう。

 

昨年驚異的な走りを見せ続け、最終的に総合4位に入ったヴォクレールは膝の故障の回復次第。

総合争いはローランに託し、自らはステージ狙いに切り替える可能性もあるでしょう。

 

また、フランク・シュレクがエースナンバーのレディオシャックは誰がエースになるか。

フランクの「エースにならない」発言を受け、ホーナーがエースという声が高い中、誰で勝負するかで戦い方が変わってくるでしょう。

 

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●スプリンター(マイヨ・ヴェール候補)

42.グレガ・ボレ(スロベニア、ランプレ・ISD)

47.アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD)

57.ペテル・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)

63.タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・シャープ) ←2011年ステージ1勝

99.ジュリアン・シモン(フランス、ソール・ソジャサン)

102.マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY) ←2011年ポイント賞、ステージ5勝

105.エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(ノルウェー、SKY) ←2011年ステージ2勝

114.アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) ←2011年ステージ1勝

129.ケニー・ファンヒュンメル(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)

133.オスカル・フレイレ(スペイン、カチューシャ)

143.ヤウヘニ・フタロヴィッチ(ベラルーシ、FDJ・ビッグマット)

154.マーク・レンショー(オーストラリア、ラボバンク)

169.ホセ・ホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)

172.ファン・ホセ・アエド(アルゼンチン、サクソバンク・ティンコフバンク)

182.ボルト・ボジッチ(スロベニア、アスタナ)

204.マシュー・ゴス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)

211.マルセル・キッテル(ドイツ、アルゴス・シマノ)

 

やはりカヴェンディッシュサガンが中心に。

カヴェンディッシュはマイヨ・ヴェール2連覇がかかる今回、その後のオリンピックも見据えて登坂力の向上を図り、多少の上りならこなせる脚づくりに着手。

持ち前の加速力が多少落ちているうえ、スプリント用のアシストが少ないのが気になる点ではあるものの、その辺をクリアできれば2連覇は固いところ。

それに待ったをかけるのがサガン。

上りもこなせ、ピュアスプリントでも勝利を挙げるだけの脚は初となるツールでどこまで炸裂させられるか。

アシスト無しでも自らの得意パターンに持ち込める上手さもアドバンテージとなるか。

 

カヴェンディッシュに太刀打ちできる数少ない存在として、ゴスファラーグライペルも忘れてはなりません。

ゴスはチームがスプリント勝利を狙ってのシフトを組んでおり、スプリントステージではグリーンエッジトレインが主導権を握ることも。

またトレインではファラーのガーミン、グライペルのロットも負けておらず、この3チームがゴール前数キロをハイスピードで進められればカヴェンディッシュやサガンを打ち破るチャンスが生まれそう。

ただ、ゴスは比較的上れるタイプとはいえ、ファラーとグライペルは上りゴールを狙うのは厳しいか。

 

昨年のブエルタに続くビッグ勝利を狙うのがキッテル

上りでは後れをとるのがほぼ確実と言えるだけに、ピュアスプリントでチャンスをつかめるか。

トレインも強力で、今回はキッテルのためにスピードマンを揃えていることがメリット。

 

難易度が上がれば上がるほど勝機が生まれるペタッキフレイレロハスもマイヨ・ヴェール候補。

カヴェンディッシュの発射台と務めつつ、状況次第で勝負に出るのがボアッソン・ハーゲン

4人とも山岳ステージで逃げに入ってポイント獲得を狙ってくることも考えられるでしょう。

 

山岳ステージ以外でもスプリンターには難しいステージが多く、ゴールポイントだけでなく中間スプリントでどれだけポイントを獲れるかも重要。

各チームともレース中盤にポイント収集のために激しい動きになるはず。

 

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●山岳賞狙い(マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ候補)

35.エゴイ・マルティネス(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)

37.アメツ・チュルーカ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)

45.マシュー・ロイド(オーストラリア、ランプレ・ISD)

82.レミー・ディグレゴリオ(フランス、コフィディス)

87.ルイス・アンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)

88.ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス)

94.ブリース・フェイユ(フランス、ソール・ソジャサン)

119.イェーレ・ファネンデルト(ベルギー、ロット・ベリソル) ←2011年ステージ1勝

178.クリス・アンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)

202.ミハエル・アルバジーニ(スイス、オリカ・グリーンエッジ)

 

頂上ゴールのポイントが2倍になることから、総合系ライダーが山岳賞狙いにシフトしてくる可能性が。

そうなると、山岳賞だけを狙って臨む逃げタイプの選手にとっては厳しい戦いを強いられるでしょう。

ちなみに、総合系ライダーと対等に渡り合えるだけの登坂力があるのは、ファネンデルトセレンセンあたり。

また、経験豊富なモンクティエもおもしろい存在。

ステージによって逃げ、ステージ争いを上手く切り替えながら走ることができれば勝機はあるでしょう。

 

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●25歳以下(マイヨ・ヴェール候補)

上記斜体表記の選手を参照。

 

多くがエースのアシストをしながらジャージを目指すこととなります。

山岳、TTともにハイレベルにあるのが、ヴァンガーデレンタラマエ

ヴァンガーデレンはTTで一桁順位に入る力があり、ここで大きなアドバンテージを築く可能性が高いでしょう。

タラマエは昨年のツール総合11位。

既にエースとしてツールに臨み、今年もチームの中心であることは大きなメリット。

 

昨年のジロ総合8位のクルイシュウィックはヘーシンクのアシストが最大任務。

自らも上位でゴールしながら、前記2人には若干劣るTTを上手く乗り越えたい。

 

目下注目が集まっているのが、今大会最年少選手・22歳のピノー

これまでたびたびステージレースで総合上位に顔を出しており、今年のツール・ド・ロマンディでは総合11位。

ウィークポイントはまだまだ未熟なTTか。

 

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●その他(TT、逃げ、ステージ狙いなど)

4.フィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシングチーム) ←2011年ステージ1勝

5.ジョージ・ヒンカピー(アメリカ、BMCレーシングチーム)

12.ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レディオシャック・ニッサン)

18.イェンス・フォイクト(ドイツ、レディオシャック・ニッサン

22.新城幸也(日本、ユーロップカー)

66.デヴィッド・ミラー(イギリス、ガーミン・シャープ)

69.デヴィッド・ザブリスキー(アメリカ、ガーミン・シャープ)

123.ジョニー・フーガーランド(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)

124.グスタフ・エリック・ラーション(スウェーデン、ヴァカンソレイユ・DCM

141.サンディ・カザール(フランス、FDJ・ビッグマット

142.ピエリック・フェドリゴ(フランスFDJ・ビッグマット

148.ジェレミー・ロワ(フランスFDJ・ビッグマット) ←2011年総合敢闘賞

155.ルイス・レオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク) ←2011年ステージ1勝

163.ルイ・コスタ(ポルトガル、モビスター) ←2011年ステージ1勝

184.アンドリー・グリヴコ(ウクライナ、アスタナ)

185.マキシム・イグリンスキー(カザフスタン、アスタナ)

189.アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)

192.シルヴァン・シャヴァネル(フランス、オメガファルマ・クイックステップ)

195.ベルト・グラブシュ(ドイツ、オメガファルマ・クイックステップ

196.トニー・マルティン(ドイツ、オメガファルマ・クイックステップ) ←2011年ステージ1勝

201.サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ

208.スチュアート・オグレディ(オーストラリアオリカ・グリーンエッジ

215.パトリック・グレッチ(ドイツ、アルゴス・シマノ)

 

TTスペシャリストにチャンスが多い今回。

やはり注目はカンチェラーラミラーザブリスキーマルティンらによるステージ争い。

そこにラーションらも割って入りたいところ。

プロローグでは短距離TTに強いグリヴコグレッチにも期待。

 

同じくパンチャーにもチャンスが多く、ジルベールゲランスはステージ勝利を狙ってくるでしょう。

ジルベールにとっては、地元勝利がかかる第1ステージがすべてと言っても良いほど。

 

史上最多の17回目の出場となるヒンカピーや今度こそ最後の参戦となるヴィノクロフは有終の美を飾れるか。

ヒンカピーはエバンスのアシストとして、ヴィノクロフは自らのステージ勝利で花を添えたいところ。

 

そして、3度目の出場となる我らが新城選手。

チームからの信頼度も高く、ツールに間に合ったのは大きな収穫でしょう。

オリンピックに向けてまだ調子を上げていけるところにあり、逃げのほか展開次第でスプリントでも勝利を狙ってきそう。

上りの強さもアップしている分、逃げに乗ることができればビッグチャンスがめぐってくるはず。

日本のファンを沸かせる走りに期待です。

 

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ツール・ド・フランスオフィシャルサイト http://www.letour.fr/us/index.html

 

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ツール・ド・フランス2012・ロースター一覧

ツール・ド・フランス-Preparation(第10~20ステージ)

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ツール・ド・フランス2012出場チーム決定

 

ツール・ド・フランス2012・ロースター一覧

3件のコメント

最新:6月30日ゼッケン順に並べ替え

更新履歴:6月27日(リクイガス・キャノンデール)

6月26日発表分(ランプレ・ISD)

6月25日発表分(グリーンエッジ、コフィディス、モビスター、ユーロップカー、ソール・ソジャサン

6月24日発表分(アージェードゥーゼル、FDJ)

6月22日発表分(サクソバンク)

6月21日発表分(ヴァカンソレイユ・DCM、SKY、ガーミン・バラクーダ、アスタナ)

6月20日発表・判明分(BMC、ロット・ベリソル、エウスカルテル・エウスカディ、Ωクイック)

6月19日発表分(アルゴス・シマノ、カチューシャ)

6月18日発表分(ラボバンク、レディオシャック・ニッサン)

 

6月30日にベルギー・リエージュで開幕するツール・ド・フランス2012の各チームロースターをまとめていきたいと思います。

各チームから出場選手または入れ替えの発表があり次第、随時こちらにアップしていきます。

ここではチームから発表のあったロースターと、それを受けての私見をまとめます。

ツール本番を観戦するうえでの参考にしていただけますと幸いです。

 

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■BMCレーシングチーム(アメリカ)

 

1.カデル・エバンス(オーストラリア) ←ディフェンディングチャンピオン、ステージ1勝

2.マルクス・ブルグハート(ドイツ)

3.ステッフェン・カミングス(イギリス)

4.フィリップ・ジルベール(ベルギー) ←2011年ステージ1勝

5.ジョージ・ヒンカピー(アメリカ)

6.アマエル・モワナール(フランス)

7.マヌエル・クインツァート(イタリア)

8.ミハエル・シェアー(スイス)

9.ティジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ)

 

もちろん、総合2連覇を目指すエバンスのために組まれた布陣。

自らも総合を狙えるヴァンガーデレンのほか、モワナール、シェアーらが山岳で王者を支えます。

春のクラシックでよもやの不発に終わったジルベールもアシストに加わり、どこまでの働きが見られるかも気になるところ。

無事にレースに臨めば史上最多の17回目の出場となるヒンカピーは、同時に今回で最後のツールになることも発表。

平地・山岳・TTそのどれもで見せる渋い働きぶりが見納めとなります。

昨年はステージ2勝の大活躍で、今年もメンバー入りが予想されたフスホフトはオリンピック調整のため欠場に。

 

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■レディオシャック・ニッサン(ルクセンブルク)

 

11.フランク・シュレク(ルクセンブルク) ←2011年総合3位

12.ファビアン・カンチェラーラ(スイス)

13.トニー・ギャロパン(フランス)

14.クリストファー・ホーナー(アメリカ)

15.アンドレアス・クレーデン(ドイツ)

16.マキシム・モンフォール(ベルギー)

17.ヤロスラヴ・ポポヴィッチ(ウクライナ)

18.イェンス・フォイクト(ドイツ)

19.アイマール・スベルディア(スペイン)

 

絶対的エースであるアンディ・シュレクの欠場により、大幅な戦術変更を余儀なくされた格好。

代替エースと予想されたフランクの「エースにならない」発言が果たして本物か。

それがライバルに対しての攪乱作戦でなければ、今年で最後のツールと噂されるホーナーや、今シーズンはアシストに専念しているクレーデンがエースとなりそう。

大怪我から復帰し、オリンピックと世界選手権でのTT王座奪還を狙うカンチェラーラの復調具合も注目したいところです。

 

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■ユーロップカー(フランス)

 

21.トマ・ヴォクレール(フランス) ←2011年総合4位

22.新城幸也(日本)

23.ジョヴァンニ・ベルノドー(フランス)

24.シリル・ゴティエ(フランス)

25.ヨハン・ジェヌ(フランス)

26.ヴァンサン・ジェローム(フランス)

27.クリストフ・ケルヌ(フランス)

28.ダヴィデ・マラカルネ(イタリア)

29.ピエール・ローラン(フランス) ←2011年ヤングライダー賞、総合10位


昨年のツールで大成功を収めたチームの1つ。

その再現を狙って、今年もヴォクレールとローラン主体のメンバーを組んできました。

しかし、不安材料は膝を痛めているヴォクレールの回復具合。

昨年同様ヴォクレールがエース、最終アシストがローランを予定していただけに、コンディション次第でプランの変更もありそう。

そして何と言っても新城選手の2年ぶりの選出を無視するわけにはいきません。

左手の大怪我からの見事なカムバックで9人の枠へ。

実質、ツール・ド・ルクセンブルク、ルート・ドゥ・スッドの2レースのみでビッグアピールをしており、調子のピークがツールとその後に控えるオリンピックにピッタリ合うことも十分ありそう。

基本は逃げでの勝利狙いをなるでしょうが、ジェヌ次第でスプリントを任されることも考えられるでしょう。

 

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■エウスカルテル・エウスカディ(スペイン=バスク)

 

31.サムエル・サンチェス(スペイン) ←2011年山岳賞、総合5位、ステージ1勝

32.ミケル・アスタルロサ(スペイン)

33.ヨルゲ・アサンサ(スペイン)

34.ゴルカ・イザギレ(スペイン)

35.エゴイ・マルティネス(スペイン)

36.ルーベン・ペレス(スペイン)

37.アメツ・チュルーカ(スペイン)

38.パブロ・ウルタスン(スペイン)

39.ゴルカ・ヴェルドゥーゴ(スペイン)


シャンゼリゼでの総合表彰台、マイヨ・アポアルージュ獲得ときたSサンチェス。

直前のドーフィネでは落車の影響があったものの、シーズン通しては好調さを見せており、総合優勝候補の穴的存在と言えそう。

山岳賞経験のあるマルティネス、積極性が魅力のチュルーカ、ドーピングによる記録抹消になったものの一度はステージを制したアスタルロサなどの山岳に逃げも展開次第では十分にありそう。

いずれにせよ、ツール向きの選手を揃えてきたのは間違いないでしょう。

 

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■ランプレ・ISD(イタリア)

 

41.ミケーレ・スカルポーニ(イタリア)

42.グレガ・ボレ(スロベニア)

43.ダニーロ・ホンド(ドイツ)

44.ユーリー・クリフトソフ(ウクライナ)

45.マシュー・ロイド(オーストラリア)

46.マルコ・マルザーノ(イタリア)

47.アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)

48.シモーネ・ストルトーニ(イタリア)

49.ダヴィデ・ヴィガーノ(イタリア)

 

不調のためジロのメンバーから外れたスカルポーニは、その悔しさをツールでぶつけます。

5月以降は好リザルトをマークし続けており、ツール本番で“アレジェット”炸裂の可能性も。

発射台のホンドや、ボレ、ヴィガーノといった自らも勝負に絡めるスプリンターを揃え、いかなる展開にも対応する構え。

ジロからの連戦となるスカルポーニは、どれほどの回復具合かが焦点。

半ば不発に終わったジロのリベンジをツールで果たせるか。

 

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■リクイガス・キャノンデール(イタリア)

 

51.ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)

52.イヴァン・バッソ(イタリア)

53.フェデリコ・カヌーティ(イタリア)

54.クリスチャン・コレン(スロベニア)

55.ドミニク・ネルツ(ドイツ)

56.ダニエル・オス(イタリア)

57.ペテル・サガン(スロバキア)

58.シルヴェスター・シュミッド(ポーランド)

59.アレッサンドロ・ヴァノッティ(イタリア)

 

注目のタレントを揃えて万全の態勢でリエージュのスタートラインに立ちます。

まず総合は、早くからツール狙いを公言していたニバリ。

山岳でのパンチ力はもちろん、ハイレベルで安定しているTTも武器となる分、今大会の総合優勝争いの一翼になりそう。

直前のドーフィネでは脚を見せなかったものの、本番までにどう調整しているか。

バッソやシュミッドがアシストに控えるのも心強い。

そしてスプリントはもちろん今シーズン絶好調のサガン。

マイヨ・ヴェール争いで打倒カヴェンディッシュの一番手。

テクニカルなスプリントのみならず、ピュアスプリントでも勝利を掴めるか。

そしてステージ何勝を挙げられるか見もの。

 

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■ガーミン・シャープ(アメリカ)

 

61.ライダー・ヘシェダル(カナダ) ←2012年ジロ・デ・イタリア総合優勝

62.トム・ダニエルソン(アメリカ) ←2011年総合8位

63.タイラー・ファラー(アメリカ) ←2011年ステージ1勝

64.ロバート・ハンター(南アフリカ)

65.ダニエル・マーティン(アイルランド)

66.デヴィッド・ミラー(イギリス)

67.クリスチャン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ)

68.ヨハン・ファンスーメレン(ベルギー)

69.デヴィッド・ザブリスキー(アメリカ)

 

総合力の高さは出場チーム中上位クラス。

感動のジロ総合優勝が新しいヘシェダルがメンバー入り、果たして回復具合はいかほどか。

良い状態であれば再びエースとしてダブルツールにチャレンジも。

昨年総合8位のダニエルソンや、昨年のブエルタで結果を残したマーティンも控え、どの選手で総合を狙うか。

個人では今シーズン未勝利のファラーは、ハンターのアシストを受け勝利を目指します。

ミラー、ファンスーメレン、ザブリスキーといったTTや平地巡航に長けた選手がいるのもファラーには追い風に働くか。

 

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■アージェードゥーゼル・ラモンディール(フランス)

 

71.ジャン・クリストフ・ペロー(フランス) ←2011年総合9位

72.マキシム・ブエ(フランス)

73.ミカエル・シェレル(フランス)

74.ユベール・デュポン(フランス)

75.ブレル・カドリ(フランス)

76.セバスチャン・ミナール(フランス)

77.ロイド・モンドリー(フランス)

78.クリストフ・リブロン(フランス)

79.ニコラス・ロッシュ(アイルランド)

 

今年もロッシュがエースとして総合上位を狙います。

続く存在としてはTTにも強いペローか。

いずれにせよ、プロトンをコントロールするほどのチームではないだけに、ダブルエース態勢で臨めるのが強みでしょう。

山岳での逃げでもおなじみのブエやカドリなどもステージ優勝を狙ってきそう。

スプリントステージでは、モンドリーが上位進出を目指します。

 

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■コフィディス(フランス)

 

81.レイン・タラマエ(エストニア)

82.レミー・ディグレゴリオ(フランス)

83.サムエル・デュムラン(フランス)

84.ニコラ・エデ(フランス)

85.ジュリアン・フシャール(フランス)

86.ヤン・ギセリンク(ベルギー)

87.ルイス・アンヘル・マテ(スペイン)

88.ダヴィ・モンクティエ(フランス)

89.ロメン・ジングル(ベルギー)


長いこと将来を嘱望される存在であるタラマエが、昨年の総合11位からの順位アップを目指します。

総合トップ10、そして最低限マイヨ・ヴェールの獲得はミッションとなるでしょう。

ブエルタの山岳賞マイスター・モンクティエはツールのマイヨ・アポアルージュ着用なるか。

同様に、山岳ステージでの逃げでおなじみのマテや、ディグレゴリオの動きも押さえておきたいところです。

 

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■ソール・ソジャサン(フランス)

 

91.ジェローム・コッペル(フランス)

92.アンソニー・デラプレス(フランス)

93.ジミー・アングルヴァン(フランス)

94.ブリース・フェイユ(フランス)

95.ファブリス・ジャンデボー(フランス)

96.シリル・ルモワン(フランス)

97.ジェローム・ラヴァルレ(フランス)

98.ジャン・マルク・マリノ(フランス)

99.ジュリアン・シモン(フランス)

 

オールフレンチのプロコンチーム。

昨年総合13位のコッペルは山岳はもちろん、得意のTTを武器にさらに総合上位を目指します。

3年前のツールで超級山岳を制し鮮烈なデビューを飾ったBフェイユが久々の登場。

コッペルの総合上位は、フェイユの山岳アシストにかかっていると言っても良さそう。

今年勝利を量産しているシモンは上りスプリント巧者。

こちらもビッグ勝利なるか期待したいところ。

 

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■SKY(イギリス)

 

101.ブラッドリー・ウィギンス(イギリス)

102.マーク・カヴェンディッシュ(イギリス) ←2011年ポイント賞、ステージ5勝

103.ベルンハルト・アイゼル(オーストリア)

104.クリス・フルーム(イギリス)

105.エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(ノルウェー) ←2011年ステージ2勝

106.クリスチャン・クネース(ドイツ)

107.リッチー・ポート(オーストラリア)

108.マイケル・ロジャース(オーストラリア)

109.カンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ)

 

総合優勝候補筆頭とも言われるウィギンスのために組まれた9人のメンバー。

昨年のブエルタでも活躍のフルーム、ポート、ロジャースのほか、シウトソウが加わり厚みが増した山岳アシスト陣。

クネースやボアッソン・ハーゲンも山岳で牽くことができるマルチな存在として重宝することとなるでしょう。

鉄壁のアシストぶりはここまでのレースで証明しており、あとは3週間のうちどのあたりでウィギンスにマイヨ・ジョーヌを着せる展開にするのかに注目。

そして同時にカヴェンディッシュのマイヨ・ヴェール2連覇を狙うことに。

スプリントを支えるメンバーが少ないのが不安材料ですが、アイゼルやボアッソン・ハーゲンがカバーすることでしょう。

果たして、イエローとグリーンのジャージを同時獲得なるか。

 

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■ロット・ベリソル(ベルギー)

 

111.ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)

112.ラース・イェティング・バク(デンマーク)

113.フランシス・デグレーフ(ベルギー)

114.アンドレ・グライペル(ドイツ) ←2011年ステージ1勝

115.アダム・ハンセン(オーストラリア)

116.グレッグ・ヘンダーソン(ニュージーランド)

117.ユルゲン・ルーランツ(ベルギー)

118.マルセル・シーベルグ(ドイツ)

119.イェーレ・ファネンデルト(ベルギー) ←2011年ステージ1勝

 

一昨年のツール総合4位から今年は表彰台を狙いたいファンデンブロックが総合エース。

とはいえ、メンバー構成はスプリンターのグライペルへの比重が大きい印象。

ファンデンブロックには、山岳賞候補の1人であるファネンデルトとデグレーフがアシストに。

一方のグライペルは発射台のヘンダーソンのほか、シーベルグ、ルーランツらがリードアウトを担います。

平地ではジロで大活躍のバクの集団牽引にも注目。

 

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■ヴァカンソレイユ・DCM(オランダ)

 

121.リューウェ・ウェストラ(オランダ)

122.クリス・ボックマンス(ベルギー)

123.ジョニー・フーガーランド(オランダ)

124.グスタフ・エリック・ラーション(スウェーデン)

125.マルコ・マルカート(イタリア)

126.ワウテル・プールス(オランダ)

127.ロブ・ルイヒ(オランダ)

128.ラファエル・ヴァルス(スペイン)

129.ケニー・ファンヒュンメル(オランダ)

 

ウェストラ、プールス、ルイヒと総合を狙える選手を揃え、上位進出を狙います。

特にウェストラはパリ~ニースでウィギンスを最後まで苦しめたのが記憶に新しいところ。

グランツールでの実績が無いものの、先のオランダ選手権TTで勝利し、本番では山岳・TTともに強さを見せることになるでしょう。

昨年インパクトを残す走りを見せヒーローとなったフーガーランドも注目の1人。

TTスペシャリストのラーションや、3年前のツールで“スーパーマン”と形容されたスプリンターのファンヒュンメルなど、各ステージで活躍できる可能性を持った選手がいるのも魅力です。

 

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■カチューシャ(ロシア)

 

131.デニス・メンショフ(ロシア)

132.ジャンパオロ・カルーゾ(イタリア)

133.オスカル・フレイレ(スペイン)

134.ヴォラドミール・グセフ(ロシア)

135.ヨアン・オラフ(スペイン)

136.アレクサンドル・クチンスキー(ベラルーシ)

137.ルカ・パオリーニ(イタリア)

138.ユーリー・トロフィモフ(ロシア)

139.エドゥアルド・ヴォルガノフ(ロシア)

 

昨年はオールロシア構成だったチームは、今年再び多国籍に。

エースはもちろんメンショフ。

ここまで目立った活躍は少ないものの、ここ一番に合わせてくる強さと安定感は抜群。

展開次第では総合優勝争いにも加わってくることでしょう。

そして最後のツールとの噂もあるフレイレはスプリントでのステージ勝利を狙います。

 

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■FDJ・ビッグマット(フランス)

 

141.サンディ・カザール(フランス)

142.ピエリック・フェドリゴ(フランス)

143.ヤウヘニ・フタロヴィッチ(ベラルーシ)

144.マチュー・ラダニュー(フランス)

145.セドリク・ピノー(フランス)

146.チボー・ピノー(フランス)

147.アンソニー・ルー(フランス)

148.ジェレミー・ロワ(フランス) ←2011年総合敢闘賞

149.アイトール・ヴィショ(フランス)


例年逃げで魅せるチームは、今年も“スペシャリスト”揃い。

ステージ優勝経験を持つカザールやフェドリゴはもちろん、昨年度重なる逃げで総合敢闘賞を獲得したロワは悲願のステージ勝利を狙います。

また、先のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでも大逃げ勝利を飾ったヴィショにも注目。

フタロヴィッチのスプリントも有力。

積極的にトレインを組んで、大物食いを試みることでしょう。

 

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■ラボバンク(オランダ)

 

151.ロベルト・ヘーシンク(オランダ)

152.スティーブン・クルイシュウィック(オランダ)

153.バウク・モレッマ(オランダ)

154.マーク・レンショー(オーストラリア)

155.ルイス・レオン・サンチェス(スペイン) ←2011年ステージ1勝

156.ブラム・タンキンク(オランダ)

157.ローレンス・テンダム(オランダ)

158.マールテン・チャリンギ(オランダ)

159.マールテン・ワイナンツ(ベルギー)


総合を狙ううえで、かなりの強力メンバーを揃えてきました。

目論みとしては、ヘーシンクと昨年のブエルタで大活躍のモレッマの2枚看板。

そして、クルイシュウィックがこの2人のバックアップとして3番手の存在に。

ステージ狙いのLLサンチェスと今季好調のテンダムらが山岳アシストを務めます。

スプリントを担うレンショーはリードアウターがいないものの、得意とする“タダ乗り”で勝機を見出すことになるでしょう。

 

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■モビスター(スペイン)

 

161.アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)

162.ファン・ホセ・コーボ(スペイン)

163.ルイ・コスタ(ポルトガル) ←2011年ステージ1勝

164.イマノル・エルヴィティ(スペイン)

165.ホセ・イヴァン・グティエレス(スペイン)

166.ヴォラドミール・カルペツ(ロシア)

167.ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ)

168.ルーベン・プラザ(スペイン)

169.ホセ・ホアキン・ロハス(スペイン)

 

今シーズン戦線復帰のバルベルデが久々のツールで総合優勝争いに加われるか。

昨年のブエルタでの総合優勝が記憶に新しいコーボや、先のツール・ド・スイスで劇的な総合優勝を果たしたコスタらが脇を固め、山岳ステージで強さを示す可能性は大。

展開次第ではグティエレスやキリエンカらが逃げに乗りレースをかき回すことも可能。

総合を狙うライバルチームにとっては、マークすべきチームの1つと言えるでしょう。

また、スプリントはもちろんロハスが担当。

プロトンにおけるトレンドになりつつある“上れるスプリンター”の代表格の1人として、得意なレイアウトで虎視眈々と勝利を狙ってくるはずです。

 

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■サクソバンク・ティンコフバンク(デンマーク)

 

171.ジョナサン・キャントウェル(オーストラリア)

172.ファン・ホセ・アエド(アルゼンチン)

173.カールステン・クローン(オランダ)

174.アナス・ルンド(デンマーク)

175.ミカエル・モルコフ(デンマーク)

176.ニック・ナイエンス(ベルギー)

177.セルジオ・パウリーニョ(ポルトガル)

178.クリス・アンケル・セレンセン(デンマーク)

179.ニキ・セレンセン(デンマーク)


総合力に長けた選手が乏しいこともあり、もっぱらステージ狙いを軸とした走りになりそう。

スプリントエースはアエド。

キャントウェル、モルコフといったスピードマンがリードアウトすることになるでしょう。

山岳ではCセレンセンが中心。

今回は山岳賞を狙うとの監督発言もあり、山岳ステージでたびたび逃げを試みる姿が見られるかもしれません。

また、最終選考まで残っていた宮澤選手は選外になっています。

 

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■アスタナ(カザフスタン)

 

181.ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア)

182.ボルト・ボジッチ(スロベニア)

183.ドミトリー・フォフォノフ(カザフスタン)

184.アンドリー・グリヴコ(ウクライナ)

185.マキシム・イグリンスキー(カザフスタン)

186.アンドレイ・カシェチキン(カザフスタン)

187.フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン)

188.ロベルト・キセロフスキー(クロアチア)

189.アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)

 

“大佐”ヴィノクロフは今度こそ最後のツールに。

昨年の大怪我からゆっくりと回復に充て、ツールに向けて調整を進めてきた成果を発揮できるか。

総合はブライコヴィッチ、ケシアコフ、キセロフスキーで狙う公算か。

特にブライコヴィッチは今年こその想いは強いはず。

また、TTに強いグリヴコはプロローグの優勝候補の1人と見て良いでしょう。

 

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■オメガファルマ・クイックステップ(ベルギー)

 

191.リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ)

192.シルヴァン・シャヴァネル(フランス)

193.ドリス・デヴェナインス(ベルギー)

194.ケヴィン・デウェールト(ベルギー)

195.ベルト・グラブシュ(ドイツ)

196.トニー・マルティン(ドイツ) ←2011年ステージ1勝

197.ジェローム・ピノー(フランス)

198.マーティン・ベリトス(スロバキア)

199.ペーター・ベリトス(スロバキア)

 

チームの顔・ボーネンはオリンピック専念のため欠場。

しかしながら、ライプハイマーやマルティンを中心とした層の厚い中から選ばれた実力者揃い。

総合はライプハイマーのほか、ベリトスや昨年総合12位のデウェールトでも狙えそう。

TTステージでの勝利を狙うマルティンは、山岳アシストとしても機能することでしょう。

また今回も、シャヴァネルとピノーのコンビが逃げで魅せるか。

 

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■オリカ・グリーンエッジ(オーストラリア)

 

201.サイモン・ゲランス(オーストラリア)

202.ミハエル・アルバジーニ(スイス)

203.バーデン・クック(オーストラリア)

204.マシュー・ゴス(オーストラリア)

205.ダリル・インピー(南アフリカ)

206.ブレット・ランカスター(オーストラリア)

207.セバスチャン・ランゲフェルド(オランダ)

208.スチュアート・オグレディ(オーストラリア)

209.ピーテル・ウェーニング(オランダ)

 

チームの最優先事項はゴスでのスプリント勝利。

発射台のランカスターを筆頭に、平地系のスピードマンを揃えトレインを充実させる構え。

ゴスが不発の場合は今年好調のクックや、ロングスプリントができるインピーらの脚に賭けてくるでしょう。

各国のオリンピック代表も多く、後半ステージにかけて調子が上がってくる可能性も。

アルバジーニやウェーニングといった山岳に強い選手は、状況次第でステージ狙いに切り替えてくるかもしれません。

 

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■アルゴス・シマノ(オランダ)

 

211.マルセル・キッテル(ドイツ)

212.ロイ・クルフェルス(オランダ)

213.コーン・デコルト(オランダ)

214.ヨハネス・フローリンガー(ドイツ)

215.パトリック・グレッチ(ドイツ)

216.ヤン・ウゲ(フランス)

217.マチュー・スプリック(フランス)

218.アルベルト・ティメル(オランダ)

219.トム・フェーレルス(オランダ)


やはり大注目は、チームが誇るビッグスプリンター・キッテル。

グランツールデビューとなった昨年のブエルタで期待通りのステージ勝利を果たした大物が、初出場となるツールで再びビッグ勝利なるか。

カヴェンディッシュ、グライペル、サガンらと肩を並べて戦うだけの実力は十分。

デコルトやフェーレルスといった脇を固めるアシストも強力。

その他、短距離TTに強いグレッチは、プロローグの優勝候補、つまりは最初のマイヨ・ジョーヌ着用候補の1人に挙げられています。

 

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ツール・ド・フランスオフィシャルサイト http://www.letour.fr/us/index.html

 

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ツール・ド・フランス-Preparation(第10~20ステージ)

2件のコメント

引き続き、第10ステージからの後半ステージを分析していきたいと思います。

 

プロローグ、第1~9ステージについてはこちらをご覧ください。

ツール・ド・フランス-Preparation(プロローグ、第1~9ステージ)

 

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ツール・ド・フランス-6月30日-7月22日

【過去5年の総合優勝者】

2011年 カデル・エバンス

2010年 アンディ・シュレク

2009年 アルベルト・コンタドール

2008年 カルロス・サストレ

2007年 アルベルト・コンタドール

 

【コース分析】

 

合計距離:3497km(ステージ平均166.5km)

平坦ステージ:9

中級山岳ステージ:4

超級山岳ステージ:5

個人タイムトライアル:2

プロローグ:1

休息日:2

 

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●第10ステージ(マコン~ベルガルド・シュル・ヴァルスリーヌ、194.5km)-7月11日

 

最初の休養日を経て迎えるステージはいきなりの超級山岳ステージ。

超級ル・グラン・コロンビエは12%の勾配をはじめ、平均で7.1%の上り。

20km近い上りはもちろん、その後のダウンヒルもテクニカル。

最後に3級山岳が控え、そこからゴールに向かう下りでタイム差を稼ぎたい選手が動くかもしれません。

一方で、総合とは関係の無い選手たちによる逃げの展開でのステージ優勝争いの可能性もあるでしょう。

 

 

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●第11ステージ(アルベールヴィル~トゥシュイール・レ・シベル、148km)-7月12日

 

上りと下りを繰り返し、最後は1級山岳の頂上へゴール。

スタートして14.5kmで最初の超級山岳ラ・マドレーヌ峠を迎えてからは続けざまに山岳を走ります。

最後のラ・トゥシュイール・レ・シベルは、ゴールまで20km近い上り。

勝負はここへ入ってからになりそう。

総合争いはここでだいぶ絞られることが大いに考えられます。

 

 

———-

 

●第12ステージ(サン・ジャン・ド・モリエンヌ~アノネ・ダヴェジウ、226km)-7月13日

 

スタート早々1級山岳を2つクリアせねばならず、逃げたい選手たちによるアタックの応酬になりそう。

その後は下り基調ではあるものの、ゴール前26kmからは3級山岳が始まり、ここまでスプリンターが残っていたとしてもゴールを争うには厳しいものになるはず。

仮にこのポイントまでに逃げを吸収していた場合は、3級山岳でのパンチャーによる仕掛けがステージの行方を決めそう。

可能性として最も高いのは大逃げでのステージ争いか。

 

 

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●第13ステージ(サン・ポール・トロワ・シャトー~ル・キャプ・ダグド、217km)-7月14日

 

2日続けて200km超えのステージ。

前日とは違って、この日はスプリント勝負が有力。

残り23kmのモン・サン・クレールは平均勾配10.2%で、仕掛けるパンチャーが出てきそう。

しかし登坂距離は1.6kmで、スプリンターチームが上手くコントロールすれば問題無さそう。

この日はフランス独立記念日とあって、フランス人選手の活躍にも期待して良いでしょう。

 

 

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●第14ステージ(リムー~フォワ、191km)-7月15日

 

いよいよ舞台はピレネーへ。

中盤の中間ポイントまではスプリンターたちがポイント収集に動くことでしょう。

その後は2つの1級山岳へ。

特に2つ目のミュール・ド・ペゲールは、“ミュール”の名の通り頂上までの3.4kmは18%の勾配など、クラシックさながらのものに。

その後はダウンヒルを経てゴールに向かうことから、小集団のスプリントになるか。

ミュール・ド・ペゲールで“上れるスプリンター”が生き残れば大いに勝機あり。

 

 

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●第15ステージ(サマタン~ポー)-7月16日

 

2回目の休養日前のステージは再びスプリンターが主役か。

後半の3つのカテゴリー山脈をクリアするまでは、スプリンターチームが逃げを泳がせることでしょう。

マイヨ・ヴェールを争う選手たちにとっては、ゴールスプリントは少しでも多く取りたいところ。

落車やメカトラなどでの脱落は大きな痛手に。

 

 

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●第16ステージ(ポー~バニエール・ド・リュション、197km)-7月18日

 

休養日明け、いよいよ最終決戦へ。

おなじみのオービスクやトゥールマレーを超えるステージ。

後半の2つの山岳はいずれも1級。

最後のペイルスルド峠は平均勾配6.7%。

頂上を超えるとゴールまで約16kmの下りとなることから、上りで仕掛けて逃げ切るのは難しいか。

とはいえ、脱落せずにメイン集団に残ることが総合上位勢には最低限必要になることに。

 

 

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●第17ステージ(バニエール・ド・リュション~ペラギュード、143.5km)-7月19日

 

143.5kmと短いながら、総合争いが大きく動く可能性を秘めたステージ。

翌日がスプリンターのチャンスステージ、翌々日がTTステージとあって、大きく勝負に出るにはこの日しかなくなっている選手もいることでしょう。

まずは超級山岳ル・ポール・ド・バレスで有力選手だけに絞られたところで、最後の1級山岳ペイラギュードへ。

ゴール前6.5kmでペイルスルド峠の頂上を迎え、一度下って再度ゴールへの上り。

最後の最後に表れる上りでマイヨ・ジョーヌ争いに大きな動きが起こることでしょう。

 

 

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●第18ステージ(ブラニャック~ブリーヴ・ラ・ガイヤルド、222.5km)-7月20日

 

最後の戦いとなる翌日のTTを前に、移動ステージとも言える222.5km。

スプリンター向けのステージではあるものの、オリンピックを見据えた選手たちが既に大会を離脱している可能性も。

細かいアップダウンが繰り返すレイアウトだけに、パンチャーにもチャンスはありそう。

マイヨ・ヴェールがかかっている選手たちは、このステージは何としてもものにしてジャージ獲得を固いものにしたいところ。

 

 

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●第19ステージ(ボヌヴァル~シャルトル、53.5kmTT)-7月21日

 

総合成績を決める最後の戦いは53.5kmの平坦TT。

マイヨ・ジョーヌ獲得を目指すうえで、後れをとっているTTスペシャリストにとっては捨て身の巻き返しを図ってくるはず。

また、前日までに差を付けて上位を走っていた選手にとってはジャージ堅守するための走り。

果たして最後の最後に大逆転が生まれるか、または歓喜のウィニングランとなるのか。

場合によっては総合争いをしている選手間で2~3分差が付くことも。

そして、このステージ終了時点で総合順位はほぼ確定。

また、第9ステージ同様TT巧者も加わってのステージ優勝争いも注目です。

ちなみに、先のドーフィネで同距離で行われたTTはウィギンスが1:03:12(50.8km/h)で優勝しており、このタイムが1つ目安となるでしょう。

 

 

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●第20ステージ(ランブイエ~パリ・シャンゼリゼ、120km)-7月22日

 

ツールの締めくくりはもちろんシャンゼリゼの周回コース。

スタートからシャンゼリゼまでは完走を祝うパレード走行。

そこで各選手の素顔を見ることができ、レースと違った一面を楽しめるのもポイント。

途中4級山岳が2つ用意されているものの、山岳賞が僅差じゃない限りは何事もなく通過となりそう。

シャンゼリゼでは集団スプリントに向けて、各チームトレインを繰り出して激しいポジション争いに。

果たしてカヴェンディッシュのシャンゼリゼ4連勝となるか、または他の選手が大勝利を挙げるかも見どころの1つ。

 

 

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追って選手編をアップします。

 

ツール・ド・フランスオフィシャルサイト http://www.letour.fr/us/index.html

サイクリングポータルサイト「Cyclist」内ツール・ド・フランス特集

http://cyclist.sanspo.com/2252

 

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ツール・ド・フランス-preparation(プロローグ、第1~9ステージ)

3件のコメント

第99回目を迎えるツール・ド・フランスの開幕が目前に迫ってきました。

各チームとも出場選手が出揃い、総合争いや各賞争いはもちろん、ステージによってはその日の勝者の予想も立てられる状況まできました。

そこで、今回は前半ステージのコース図とその分析をしてみたいと思います。

 

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ツール・ド・フランス-6月30日-7月22日

【過去5年の総合優勝者】

2011年 カデル・エバンス

2010年 アンディ・シュレク

2009年 アルベルト・コンタドール

2008年 カルロス・サストレ

2007年 アルベルト・コンタドール

 

【コース分析】

 

合計距離:3497km(ステージ平均166.5km)

平坦ステージ:9

中級山岳ステージ:4

超級山岳ステージ:5

個人タイムトライアル:2

プロローグ:1

休息日:2

 

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●プロローグ(リエージュ~リエージュ、6.4kmTT)-6月30日

 

2004年に続き再びグランデパールとなるのはリエージュ。

前回はカンチェラーラが6分50秒で走破。

コースはテクニカルなコーナーが連発するも、勝負を左右するようなアップダウンは存在せず、スピードのほかにバイクコントロールに長けた選手に分があるか。

 

 

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●第1ステージ(リエージュ~スラン、198km)-7月1日

 

平坦ステージにカテゴライズされるも、カテゴリー山岳が5つあり、その最後が4級頂上ゴール。

実は、当初予定されていたレイアウトを地元の英雄・ジルベールの“ひと声”で変更したとか。

それに報いる意味でも、ジルベールは勝利が必須事項。

いずれにせよ、パンチャー有利のステージに。

 

 

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●第2ステージ(ヴェゼ~トゥルネ、207.5km)-7月2日

 

ピュアスプリンターが主役になる最初のステージ。

わずかながら下り基調となっており、ハイスピードバトルになることは必至。

どのあたりから、どのチームがプロトンのコントロールを開始するかも注目。

このステージでの各チームの動きが、大会のスプリントステージ全体の勢力を占うものになるかもしれません。

 

 

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●第3ステージ(オルシ~ブーローニュ・シュル・メール)-7月3日

 

いよいよツールは主たる舞台となるフランスへ入国。

その最初のステージは再びパンチャー向けのレイアウト。

残り70kmを切ってから6つのコブが存在し、最後は4級山岳頂上ゴール。

レースは最後から1つ手前の3級山岳、モン・ランベールでだいぶ人数が絞られていそう。

ちなみに、同じゴール地だった2011年フランス選手権RRではシャバネルが優勝。

この日の勝者は少なくとも4日間はマイヨ・ジョーヌを着用できる可能性が。

 

 

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●第4ステージ(アブヴィル~ルーアン、214.5km)-7月4日

 

海岸線をゆく平坦ステージの最大の敵は風。

風が強ければ確実に集団の分断を狙うチームが現れるはず。

スプリンターはもちろん、総合狙いの選手もここで後手に回らないことが条件。

ゴール前12kmからの丘越えでアタックする選手も出てきそう。

スプリンターチームにとっては上手く統率を取ってゴールに備えたい。

 

 

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●第5ステージ(ルーアン~サン・カンタン、196.5km)-7月5日

 

この日はカテゴリー山岳が存在しない、完全なスプリントステージ。

距離も200kmなく、やはりここもゴールに向かってハイスピードで進みそう。

ただし、ゴール前は上っており、“上りに強いスプリンター”がスポットを浴びる日になる可能性も。

 

 

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●第6ステージ(エベルネ~メス、207.5km)-7月6日

 

前半戦最後のスプリントステージ。

細かいアップダウンはあるものの、ピュアスプリンターにとっても何ら問題の無いレイアウト。

最終盤は下り基調となり、ゴールに向かって猛然とペースが上るのは確実。

大会そのものはまだまだ先が長いとはいえ、オリンピックを見据えるスプリンターの中にはこの日をもってツールから離脱する判断を下す選手も出てくるかも…。

 

 

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●第7ステージ(トンブレーヌ~ラ・ブランシュ・デ・ベル・フィーユ、199km)-7月7日

 

前半戦のハイライトの1つとなるのは確実。

中盤と後半に入ってからの3級山岳は特に問題ではなく、最終盤に控える1級山岳ラ・ブランシュ・デ・ベル・フィーユで有力選手のみに絞られた争いとなるでしょう。

平均勾配8.5%、最大勾配13%はクラシックレースさながら。

しかし、パンチャーが動くには坂の入口からゴールまでの距離が長く、総合狙いの選手やクライマーに有利。

総合優勝を目指す選手たちにとっては、無理に勝負には行かずとも遅れないことが最大のノルマ。

 

 

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●第8ステージ(ベルフォール~ポラントリュイ、157.5km)-7月8日

 

レース距離こそ短いものの、序盤からカテゴリー山岳が繰り返される濃密なステージ。

この日勝負に絡む意思の無い選手たちは早々にグルペットを形成してゴールを目指すことになるでしょう。

一方、カテゴリー山岳はいずれも登坂距離がそう長くないことから、有力選手を擁するチームの中にはアシストを使ってハイペースに持ち込むことも考えられそう。

残り16kmのラ・クロワ峠は平均勾配9.2kmで、それをクリアするとゴールに向かって一気のダウンヒル。

スイスに入国してのゴールとなり、意気込むスイス人選手の活躍に期待。

 

 

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●第9ステージ(アルク・エ・スナン~ブザンソン、41.5kmTT)-7月9日

 

前半戦の締めくくりは、41.5kmの個人タイムトライアル。

適度なアップダウンとコーナーがあり、パワーとテクニックも必要となることに。

しかし、百戦錬磨のクロノマンたちにとってはコンディション不良や落車、メカトラなどが無ければその実力を発揮するのは確実。

後半ステージのことを考えれば、TTを得意とする総合系ライダーに分があり、難がある選手にとっては大きくタイムを落とす危険性をはらんでいます。

そうした選手たちはいかにタイムロスを抑えるかがカギ。

また、総合で遅れている選手の中にもこの日に狙いを定めている選手が多く存在します。

それら選手を含めてのステージ争いに注目です。

 

 

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後半ステージに関しては、追ってアップします。

 

ツール・ド・フランスオフィシャルサイト http://www.letour.fr/us/index.html

サイクリングポータルサイト「Cyclist」内ツール・ド・フランス特集・コースプレビュー

http://cyclist.sanspo.com/2554

 

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6件のコメント

6月30日に開幕するツール・ド・フランス。

今年は2年ぶりに新城幸也選手の出場も決まり、大盛り上がりになること間違いないですね。

 

さて、そんな中お知らせです。

本日(6月26日)オープンの新サイト「Cyclist」にて、ツール関連記事を執筆させていただくこととなりました。

担当するのは、こちらの特集。

 

熱狂と興奮と感動 「ツール・ド・フランス」の世界

 

私は国内班としてミーハーコラムを書かせてもらうことになります(笑)。

ちなみに、新サイト「Cyclist」ですが、「イザ」「MSN産経ニュース」「sanspo.com」などを配信している『株式会社 産経デジタル』が運営する自転車ポータルサイト。

オープン早々、かなりの充実度を誇っていますので、見応え満点です!

 

というわけで、このたびライター業務など仕事用Twitterアカウントを取得いたしました。

本ブログのヘッダー部にあるTwitterリンクは、レース観戦時やプライベート用という具合に使い、仕事関連の情報アップはもう一方のアカウントで行おうと思っております。

レース観戦時&プライベート用 @sukewire

仕事用 @the_syunsuke_f

 

よろしければ、両方フォローいただけると嬉しいです。

 

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ロードレース各国ナショナルチャンピオン一覧

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6月最終土曜・日曜に多くが出揃った、各国のロードレースナショナルチャンピオンをまとめます。

主要国のみならず、判明している国・地域分含めております。

新規情報があり次第、随時追加していきます。

また、見落としや名前・所属チームの間違いなどありましたら、何なりとご指摘ください。

 

これを機に、今年初めにまとめたナショナルチャンピオンジャージ品評会の2012年後半分をどこかのタイミングでアップできたら良いなと思っております。

 

■各国チャンピオン一覧(RR/TTの順、選手名後ろは所属チーム) ※順不同

 

●フランス

ナセル・ブアニ(FDJ・ビッグマット) / シルヴァン・シャヴァネル(オメガファルマ・クイックステップ)

 

●スペイン

フランシスコ・ホセ・ベントソ(モビスター) / ルイス・レオン・サンチェス(ラボバンク)

 

●イタリア

フランコ・ペッリツォッティ(アンドローニジョカトーリ・ベネズエラ) / ダリオ・カタルド(オメガファルマ・クイックステップ)

 

●ベルギー

トム・ボーネン(オメガファルマ・クイックステップ) / 

 

●ドイツ

ファビアン・ウェーグマン(ガーミン・バラクーダ) / トニー・マルティン(オメガファルマ・クイックステップ)

 

●イギリス

イアン・スタナード(SKY) / 

 

●オーストラリア

サイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ) / ルーク・ダーブリッジ(オリカ・グリーンエッジ)

 

●オランダ

ニキ・テルプストラ(オメガファルマ・クイックステップ) / リューウェ・ウェストラ(ヴァカンソレイユ・DCM)

 

●スイス

マルティン・コーラー(BMCレーシングチーム) / ファビアン・カンチェラーラ(レディオシャック・ニッサン)

 

●アメリカ

ティモシー・ダッガン(リクイガス・キャノンデール) / デヴィッド・ザブリスキー(ガーミン・バラクーダ)

 

●ノルウェー

エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(SKY) / レイダル・ボルゲルセン(ヨーケル・メリダ)

 

●デンマーク

セバスチャン・ランデル(グルッド&マーストランド・LRO) / ヤコブ・フグルサング(レディオシャック・ニッサン)

 

●ロシア

エデュアルド・ヴォルガノフ(カチューシャ) / デニス・メンショフ(カチューシャ)

 

●ルクセンブルク

ローラン・ディディエ(レディオシャック・ニッサン) / ボブ・ユンヘルス(レオパード・トレックCT)

 

●カナダ

ライアン・ロス(スパイダーテック・パワードバイC10) / スヴェン・タフト(オリカ・グリーンエッジ)

 

●スロバキア

ペテル・サガン(リクイガス・キャノンデール) / ペーター・ベリトス(オメガファルマ・クイックステップ)

 

●カザフスタン

アッサン・バザイェフ(アスタナ) / ドミトリー・グルーゼフ(アスタナ)

 

●ポルトガル

マヌエル・カルドソ(カハ・ルーラル) / ホセ・ゴンサルべス(オンダ・ボアヴィスタ)

 

●ベラルーシ

ヤウヘニ・フタロヴィッチ(FDJ・ビッグマット) / ブラニスラウ・サモイラウ(モビスター)

 

●アイルランド

マシュー・ブラメイヤー(オメガファルマ・クイックステップ) / マイケル・ハッチンソン(エリート2)

 

●ポーランド

ミハル・ゴラス(オメガファルマ・クイックステップ) / マチェイ・ボドナール(リクイガス・キャノンデール)

 

●スロベニア

ボルト・ボジッチ(アスタナ) / ロベルト・ヴレセル(フォアアールベルク)

 

●チェコ

ミラン・カドレク(ASCドクラ・プラハ) / ヤン・バルタ(ネットアップ)

 

●日本

土井雪広(アルゴス・シマノ) / 西薗良太(ブリヂストン・アンカー)

 

●南アフリカ

ロバート・ハンター(ガーミン・バラクーダ) / レイナルド・ヤンセ・ヴァンレンスブルグ(MTN・キューベッカ)

 

●ニュージーランド

マイケル・ヴィンク(エリート2) / ポール・オドリン(サブウェイサイクリング)

 

●スウェーデン

クリストファー・ステヴェンソン(チームUKユース) / 

 

●リトアニア

ゲディミナス・バグドナス(アンポスト・ショーンケリー) / ラムナス・ナヴァルダスカス(ガーミン・バラクーダ)

 

●ウクライナ

アンドリー・グリヴコ(アスタナ) / アンドリー・グリヴコ(アスタナ)

 

●エストニア

タネル・カンゲルト(アスタナ) / レイン・タラマエ(コフィディス)

 

●オーストリア

ルーカス・プストルベルガー(RCアールボヴァエルズ・ゴールミットファイン) / リカルド・スーイド(RCアールボヴァエルズ・ゴールミットファイン)

 

●ラトビア

アレクセイ・サラモティン(コフィディス) / ガティス・スムクリス(カチューシャ)

 

●クロアチア

ヴォラドミール・ミホレヴィッチ(アックア・エ・サポーネ) / ヴォラドミール・ミホレヴィッチ(アックア・エ・サポーネ)

 

●イラン

 / アリレザ・ハギ(アザドユニバーシティ)

 

●アルゼンチン

ユアン・ドッティ(エリート2) / アンドレアス・パレイラ(エリート2)

 

●ブラジル

オタヴィオ・ブルガレッリ(フンヴィッキ・ピンダモンニャンガバ) / ルイス・タヴァレス(レアルサイクリング)

 

●コスタリカ

パブロ・ムダーラ(エリート2) / ロドルフォ・ヴィラロボス(エリート2)

 

●チリ

カルロス・オヤルスン(エリート2) / カルロス・オヤルスン(エリート2)

 

●フィンランド

ヤルコ・ニエミ(エリート2) / マッティ・ヘルミネン(ランドバウクレジット・ユーフォニー)

 

●トルコ

ミラク・カル(コンヤ・トルクシェケルスポル) / ムハマッド・カラゴベク(エリート2)

 

●ハンガリー

 / ガボール・フェイエス(エリート2)

 

●セルビア

ニコラ・コゾマラ(エリート2) / イヴァン・ステヴィッチ(サルジャノ・アルナヴトコイ)

 

●チュニジア

マーハー・アスナウイ(エリート2) / 

 

●モロッコ

ターリク・チャオフィ(エリート2) / ムシン・ラーサニ(エリート2)

 

●アルジェリア

アゼディーヌ・ラガブ(グルップマンスポルティフペトロリエールアルジェリー) / アゼディーヌ・ラガブ(グルップマンスポルティフペトロリエールアルジェリー)

 

●マレーシア

モハメド・ザムリ・サレー(トレンガヌサイクリング) / モハメド・ルトフィ(エリート2)

 

●キュラソー

 / マーク・デマー(ユナイテッドヘルスケア)

 

●モルドバ

アレクサンドル・プリウスチン(レオパード・トレックCT) / 

 

●ギリシャ

イオアニス・ドラカキス(エリート2) / イオアニス・タモウリディス(SPテーブルウェア)

 

●ルーマニア

ゾルタン・シポス(エリート2) / アンドレイ・ネチタ(エリート2)

 

●ウルグアイ

エマヌエル・ヤネス(エリート2) / ヨルゲ・ソト(エリート2)

 

●イスラエル

オレグ・セルゲーフ(エリート2) / アントン・ミカイロフ(エリート2)

 

●グルジア

ジョルジ・ナディラーゼ(エリート2) / ジョルジ・ナディラーゼ(エリート2)

 

●バミューダ

ドミニク・メイホ(エリート2) / ドミニク・メイホ(エリート2)

 

●モーリシャス

 / ヤニック・リンカーン(エリート2)

 

●ブルキナファソ

ラスマエ・ウエドラオゴ(エリート2) / 

 

●マケドニア

 / ジョゼ・ジョヴァノフ(エリート2)

 

●スリナム

 / ルイス・セデール(エリート2)

 

●グアテマラ

マリオ・アルチラ(エリート2) / マヌエル・ロダス(エリート2)

 

●キプロス

ヴァシリス・アダモウ(エリート2) / マリオス・アスアナシアデス(エリート2)

 

●メキシコ

ルイス・レムス(ジェリーベリーサイクリング) / ベルナルド・コレクス(エリート2)

 

●UAE

バドル・バニハマド(エリート2) / ユーセフ・バニハマド(エリート2)

 

●ボリビア

オラシオ・ガヤルド(エリート2) / オスカル・ソリス(モビスターCT)

 

●ナミビア

ロット・ペトラス(MTN・キューベッカ) / ロット・ペトラス(MTN・キューベッカ)

 

●アンディグア・バーブーダ

 / ロベルト・マーシュ(エリート2)

 

●パナマ

ホセ・ロドリゲス(エリート2) / ラモン・カレテロ(モビスターCT)

 

●シンガポール

ダレン・ロウ(OCBCシンガポールコンチネンタルサイクリング) / ジュナイディ・ビン・ハシム(OCBCシンガポールコンチネンタルサイクリング)

 

●アンゴラ

イゴール・シルヴァ(エリート2) / イゴール・シルヴァ(エリート2)

 

●ガイアナ

 / ユード・ナサニエル・ベントレイ(エリート2)

 

●エルサルバドル

 / ジミー・エルネルド・ロペス(エリート2)

 

●ジャマイカ

 / ペーター・トンプソン(エリート2)

 

●アルバ

 / ジーノ・レイモンド・ホッヂ(エリート2)

 

ツール・ド・スイス-Review(第6~9ステージ、戦評)

1件のコメント

ツール・ド・スイスの後半ステージを振り返ります。

圧倒的な力を示したスプリントあり、本命撃破のTTあり、劇的な逃げあり、そして最後の最後までもつれた総合争いありの、濃密な4ステージ。

 

第1~5ステージのReviewはこちら

 

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ツール・ド・スイス-6月9-17日

 

●第6ステージ(Wittnau~Bischofszell TG、199km)-6月14日

 

【結果】

1.ペテル・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール) 4:30:08

2.ベン・スウィフト(イギリス、SKY) s.t.

3.アラン・デイヴィス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) s.t.

 

【総合】

1.ルイ・コスタ(ポルトガル、モビスター) 25:23:38

2.フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) +08″

3.ローマン・クロイツィゲル(チェコ、アスタナ) +15″

 

●ポイント賞

ペテル・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール) 102pt

 

●山岳賞

ヴォラドミール・イサイチェフ(ロシア、カチューシャ) 21pt

 

●ベスターシュヴァイツァー賞

マティアス・フランク(スイス、BMCレーシングチーム) 25:25:15

 

フルリザルト(公式サイト)

 

今大会最後のスプリントステージ。

サガン擁するリクイガスや、リーダーチームであるモビスターが集団をコントロールし、逃げを吸収。

 

テクニカルなコーナーに上り基調のゴール前に本命サガンがなかなか良いポジションを押さえられず、バリアに押し寄せられる場面も。

その間隙を縫って飛び出したのはスウィフト。

しかし、アルバジーニとデイヴィスのグリーンエッジコンビの隙間が空いた瞬間をサガンは見逃さず、上りで一気に逆転。

今大会4勝目となるスプリント勝利をユニークなガッツポーズで決めました。

 

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●第7ステージ(Gossau ZH~Gossau ZH、34.3km)-6月15日

 

【結果】

1.フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ) 46:36:71

2.ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レディオシャック・ニッサン) +02″

3.マキシム・モンフォール(ベルギー、レディオシャック・ニッサン) +20″

 

【総合】

1.ルイ・コスタ(ポルトガル、モビスター) 26:10:55

2.ローマン・クロイツィゲル(チェコ、アスタナ) +50″

3.ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +55″

 

●ポイント賞

ペテル・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール) 102pt

 

●山岳賞

ヴォラドミール・イサイチェフ(ロシア、カチューシャ) 21pt

 

●ベスターシュヴァイツァー賞

マティアス・フランク(スイス、BMCレーシングチーム) 26:12:58

 

フルリザルト(公式サイト)

 

34.3kmで争われるTTステージは、前半に300mほどの高さを上り、その後は平坦基調。

 

総合で大きく後れをとり早々にスタートとなったカンチェラーラがさすがの走りでトップタイムをマーク。

しばらくトップを堅守すると思われた矢先、序盤から好走を続けたのがケシアコフ。

そのままのスピードを維持し、カンチェラーラを2秒上回るトップタイムをマーク。

結果、これまでTTでは目立った戦績の無かったケシアコフがビッグな勝利を手に入れました。

 

一方の総合上位勢は思いのほかタイムを伸ばせない選手が多く、第2ステージで苦戦したヘーシンクがそこでのロスを取り戻すべくコスタから14秒縮めるのが精一杯。

総合トップのコスタが持ち前のスピードでステージ8位に食い込む健闘。

総合2位につけていたフランク・シュレクはコスタから1分近く遅れ、総合での逆転が厳しい情勢に。

 

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●第8ステージ(Bischofszell TG~Arosa、148km)-6月16日

 

【結果】

1.ミハエル・アルバジーニ(スイス、オリカ・グリーンエッジ) 3:45:39

2.ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) +1’15”

3.リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファルマ・クイックステップ) +1’15”

 

【総合】

1.ルイ・コスタ(ポルトガル、モビスター) 29:58:39

2.フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) +14″

3.リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファルマ・クイックステップ) +21″

 

●ポイント賞

ペテル・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール) 102pt

 

●山岳賞

ミハエル・アルバジーニ(スイス、オリカ・グリーンエッジ) 28pt

 

●ベスターシュヴァイツァー賞

マティアス・フランク(スイス、BMCレーシングチーム) 30:01:02

 

フルリザルト(公式サイト)

 

スタート直後に飛び出した脚のある4人による逃げがそのまま決まったこの日のステージ。

残り約20kmで抜け出したアルバジーニとベリトスによるステージ争いは、最後の超級山岳でも自分のテンポを守ったアルバジーニのものに。

 

総合争いは、前日の遅れを取り戻したいフランクのためにレディオシャックがハイペースで牽引。

終盤の2級山岳に入ると、総合リーダーのコスタがたまらず遅れかける場面がたびたび。

そのたびにバルベルデが前を牽き、何とか2級山岳はクリア。

 

そして超級山岳へ。

衰えない集団の勢いにコスタがついに脱落。

それを見たフランクがアタックし、ニエベとライプハイマーが合流。

3人が協調したことにより、後続を大きく引き離すことに成功。

フランクはボーナスタイムを捨てコスタとのタイム差を開くことを選択したことにより、ゴール前で牽き続けスプリントでは2人の後塵を拝するも、コスタから50秒奪うことに成功。

再び総合2位に浮上し、14秒差で最終ステージに臨みます。

 

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●第9ステージ(Näfels-Lintharena~Sörenberg、216km)-6月17日

 

【結果】

1.タネル・カンゲルト(エストニア、アスタナ) 5:54:22

2.ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ・ビッグマット) +02″

3.マッテオ・モンタグーティ(イタリア、アージェードゥーゼル・ラモンディール) +31″

 

フルリザルト(公式サイト)

 

最終ステージまで持ち込まれた総合争い。

それをよそに、この日も大逃げを打った選手たちによるステージ争いとなりました。

4人が逃げ、最終的には3人による争いとなり、積極的に仕掛け続けたカンゲルトとロワのマッチスプリントに。

最後まで脚を残していたカンゲルトがワールドツアー初勝利となるステージ優勝。

最終局面で脱落し、3位に終わったモンタグーティは山岳ポイントを荒稼ぎし、山岳賞に。

 

一方の総合争い。

この日2つ目の超級山岳の上りでフランクがアタック。

明らかに早すぎると思われた仕掛けは、集団に対し1分近く差を付け頂上を通過。

結局、苦手とする下りで集団に追い付かれ、勝負は振り出しに。

 

雌雄を決する最後の2級山岳へ。

後続も次々と追い付き、人数を増やした集団からセレンセンがアタック。

それをきっかけに形成された先行グループには、複数人残していたラボバンクからクルイシュウィックが合流。

メイン集団はラボバンクとモビスター以外ほとんどが単騎だったこともあり、コスタのリーダージャージを守るべくバルベルデが捨て身の牽き。

 

バルベルデが役目を終えると、コスタ自ら集団を牽き、ライバルのアタックを封じることに成功。

クルイシュウィックグループに追い付かなかったものの、タイム差を2秒にとどめ安全圏でゴール。

コスタのほか、フランク、ライプハイマーらも同じ集団でゴールしたことにより、コスタの総合優勝が決定。

ガッツポーズでゴールするコスタの数秒後には、役目を果たしたバルベルデもガッツポーズで歓喜のゴール。

 

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【総合】

1.ルイ・コスタ(ポルトガル、モビスター) 35:54:49

2.フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) +14″

3.リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファルマ・クイックステップ) +21″

4.ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +25″

5.ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) +40″

6.ローマン・クロイツィゲル(チェコ、アスタナ) +47″

7.トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・バラクーダ) +48″

8.スティーブン・クルイシュウィック(オランダ、ラボバンク) +59″

9.アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +1’42”

10.ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル・ラモンディール) +1’52”

 

●ポイント賞

ペテル・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール) 102pt

 

●山岳賞

マッテオ・モンタグーティ(イタリア、アージェードゥーゼル・ラモンディール) 73pt

 

●ベスターシュヴァイツァー賞

マティアス・フランク(スイス、BMCレーシングチーム) 35:57:10

 

フルリザルト(公式サイト)

 

【戦評】

戦前には予想されていなかった選手による総合優勝で幕を閉じた今回。

 

総合優勝候補がステージごとに波がある中、コスタは終始安定した走りが勝利の要因と見ることができそう。

超級山岳を制した第2ステージや好走した第7ステージTTもさることながら、ピンチに陥った第8ステージでも持ちこたえたのは大きかったと思われます。

とはいえ、これまでも1週間程度のステージレースやワンデーレースで結果を残してきており、いよいよメジャーレースでも優勝争いに顔を出す1人になるかもしれません。

何より、テレビ中継では盛んにTTの弱さを指摘されていましたが、実際は世界選U23で入賞したり、ポルトガルチャンピオンになったこともあるほどのスピードマン。

上りの強さは証明済みなだけに、総合系ライダーとしての飛躍を予感させる今回の優勝でした。

 

そのコスタを支えたバルベルデの働きも見事。

シーズン序盤にピークを持ってきていた関係から春は不調だったものの、ツールに向けて順調に調整を進めてきた印象。

特に最終ステージでの牽引は、状態の良さをアピールしたと言えそう。

もちろんツールではエースとして総合狙いの走りをしてくるはずです。

 

あと一歩でコスタに及ばなかった選手たちは、TTで落としたタイムが最後まで響きました。

ヘーシンクのみがコスタを上回ったものの、第2ステージでの遅れが痛手に。

また、フランクは第8ステージでは強さを見せたとはいえ、たびたび早めの仕掛けが裏目に出た格好。

しかし、ツールを見据えては各選手順調と言えそう。

「エースにはならない」発言のフランクは分かりませんが、TT改善に成功しているヘーシンクや怪我から復調のライプハイマーは総合争いでおもしろい存在になることでしょう。

 

また、この大会で忘れてはならないのがスプリント4勝のサガン。

アシストを受けてだけでなく、自力でポジションを奪って、または落車寸前から立て直してなど、いかなるシチュエーションでも勝利をもぎ取れる強さをまたも見せつけました。

いよいよ初のツール参戦となり、カヴェンディッシュとのマイヨ・ヴェール争いを繰り広げるのは間違いありません。

ピュアスプリントでも勝てるかを実証できるかが、大きなポイントとなってくることでしょう。

 

ツール・ド・スイスオフィシャルサイト http://www.tourdesuisse.ch/

 

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