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サイクルポータルサイト「Cyclist」寄稿-ロードレース2013シーズン展望<2> シーズン前半編

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ロードレース2013年シーズン展望の第2弾が1月4日に「cyclist」にてアップされました。

 

Cyclist

ロードレース2013シーズン展望<2> シーズン前半編

春のクラシック“本命”はシーズン序盤で分かる!

1月からレース結果をしっかりと追うべし

 

その名の通り、春のクラシックをメインに、シーズン前半について書かせていただいています。

クラシックシーズンまでの大まかな流れや、注目選手を押さえていただける内容になっております。

 

ぜひご一読くださいませ。

 

cyclist http://cyclist.sanspo.com/

 

ミラノ~サンレモ-Review

4件のコメント

春のビッグクラシック第1弾・ミラノ~サンレモ。

毎年他のレースにはない盛り上がりを見せる大会ではありますが、今年は特にここ数年とは異なる展開となり、高揚感と緊張感がMAXまで高まる好レースとなりました。

 

———-

 

ミラノ~サンレモ(298km)-3月17日

 

【結果】

1.サイモン・ジェランス(オーストラリア、グリーンエッジ) 6:59:24

2.ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レディオシャック・ニッサン) s.t.

3.ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) s.t.

4.ペテル・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール) +2″

5.ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、プロジェクト1t4i) +2″

6.フィリッポ・ポッツァート(イタリア、ファルネーゼ・ヴィーニ) +2″

7.オスカル・フレイレ(スペイン、カチューシャ) +2″

8.アレッサンドロ・バラン(イタリア、BMCレーシングチーム) +2″

9.ダニエル・オス(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +2″

10.ダニエレ・ベンナーティ(イタリア、レディオシャック・ニッサン) +2″

 

逃げを最大14分行かせ、そのまま静かに走り続けたプロトンに異変が起こったのは、ゴールまで94km手前のレ・マニエの上り。

優勝候補最右翼とも言われたカヴェンディッシュがまさかの脱落。

この失速にSKYはアシストを5人下ろし、必死の追撃を図ります。

また同時に、ファラーなどの有力スプリンターも遅れはじめ、SKYが牽く集団に位置。

 

カヴェンディッシュらの遅れに伴い、BMCやΩクイックといった強力エースを擁するチームがメイン集団を牽引。

結局、追走集団の選手たちがメイン集団への復帰は叶わず。

 

メイン集団は残り60kmほどで逃げを吸収。

BMCやΩクイックがコントロールを続けながら1つ目の勝負どころ・チプレッサヘ。

 

チプレッサではヴィラやフーガーランド、コスタらがアタックしレースを動かそうと試みるも、いずれも失敗に。

一方で、優位な展開と見られたBMCはエース・ジルベールがまさかの落車。

ここで足止めを食った選手たちは優勝戦線から脱落することに。

 

最後の勝負どころ・ポッジオでは、これまでおとなしかったラボバンクがコントロール開始。

エーススプリンター・レンショーで勝ちを狙います。

各チーム・選手がお見合いしながら頂上まであと1kmの地点で、満を持してアタックを繰り出したのはニバリ。

そのニバリの動きを完全にチェックしていたジェランスが反応。

少し遅れてカンチェラーラが合流。

その後、ボームやボーネンが追うも追撃及ばず、3人が数秒のリードで下りへ。

 

下りを得意とする3人の中でも、ひときわ際立つカンチェラーラの攻撃的な走り。

ジェランス、ニバリを従えて残り3kmの平坦区間に突入。

 

カンチェラーラの先頭交代要求に応えるもスピードが合わないジェランス、追走集団にサガン、オスのチームメート2人が控えるニバリを相手に、ほぼ1人で集団を牽くカンチェラーラ。

追走集団も猛然と追い込みをかけますが、前を行く3人のスピードを止めることはできず。

最後は3人のスプリントとなり、残り100mまで我慢したジェランスがカンチェラーラをパスしそのまま歓喜のゴール。

タイヤ半分の差でカンチェラーラが2位、スプリントでは2人には歯が立たないニバリは惜しくも3位。

 

選手を複数残したファルネーゼやカチューシャを中心に必死に追走した集団は、サガンが先頭でゴール。

優勝候補の一角と見られたボーネンは、ポッジオの下りで他選手の落車の影響を受け、最終的に22位でレースを終えています。

 

【優勝予想アンケート結果】

3/15~17に実施した優勝予想アンケートの結果(得票数30、小数点以下四捨五入)

 

ファビアン・カンチェラーラ 27%

トム・ボーネン 23%

ペテル・サガン 13%

マーク・カヴェンディッシュ 10%

アンドレ・グライペル 10%

エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン 3%

ダニエレ・ベンナーティ 3%

アレッサンドロ・ペタッキ 3%

Other 7%

 

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

次回は「ヘント~ウェヴェルヘム」でやりたいなぁ・・・と思っております・・・。

 

【戦評】

スプリンターに有利と言われ、レース展開や最終局面まで残った人数にかかわらず、ここ数年はスプリンターが勝利を挙げてきました。

それを覆す今回のレース。

やはりジェランス、カンチェラーラ、ニバリの走りは賞賛に値するものと言えるでしょう。

 

まずは、昨年に続きオーストラリアに勝利をもたらしたジェランス。

今年はオーストラリア選手権、ツアー・ダウンアンダーと勝利を収め、満を持して望んだビッグクラシックで見事な走り。

パリ~ニースでの落車の影響をものともせず、勝負勘が光りました。

ポッジオでニバリの動きを完全にチェックし、アタックのタイミングに寸分たがわず反応。

カンチェラーラの合流後も、下りのスピードに必死で食らい付き、スピードが合わなかったとはいえ先頭交代に応じるなど、“勝つためにすべきこと”を果たしての堂々たる勝利。

最後のスプリントも、オーストラリア選手権優勝時と似たような展開の、得意とするパターンに持ち込んだ点も勝因でしょう。

 

またしても2位に甘んじたカンチェラーラ。

この日一番強かったことは誰もが認めるところ。

カンチェラーラのスピードが無ければ、3人の逃げ切りはあり得なかったでしょう。

敗因を挙げるとすれば、ポッジオで自分から勝負にいけなかったことか。

誰よりも先にアタックしていれば、他の追随を許さず逃げ切れた可能性があっただけに、ニバリとジェランスの動きに乗じただけでは平地スピードにも定評ある2人を牽きちぎるのは難しかったでしょう。

 

紛れも無くレースを動かしたのはニバリ。

これまでもポッジオでのアタックや強力な集団牽引は見られたものの、今回のように決定的なアタックを見せたのは上りのパンチ力向上が要因と言えそう。

しかし、クライマーやステージレーサー相手に有効とはいえ、クラシックレーサーを振り落とすだけの決定力には乏しかったか。

ジェランスとカンチェラーラに反応された時点でサガンとオスを待つ動きに切り替えたものの、ゴールまでの間にもう1度自ら仕掛けてみてもおもしろかったかもしれません。

 

逃げ切った3人の後塵を拝した集団とはいえ、明るい材料もありました。

ゴール前でサガンに差されたとはいえ、前の3人に追いつくための賭けとしてスプリント早掛けにトライしたデゲンコルブ、鎖骨骨折からの復活をアピールしたポッツァートらの走りは印象的でした。

特にデゲンコルブを5位に送り込んだ1t4iは、12秒差の13位にゲスク、20秒差の19位にデコルトが入り、チーム力の高さをアピール。

また、ゴール前で大落車をしたとはいえ、ボーネンに代わり勝負を任されたトレンティンも今後期待の若手。

 

一方でBMC、SKY、ガーミンあたりは豊富な戦力を有しながら、アクシデントなどをきっかけに失敗レースに。

ジルベール脱落後もバラン、ファンアーヴェルマートらを残しながら、先手を打てなかったBMC。

カヴェンディッシュの絶不調で戦術がすべて崩れたSKY。

最高位がハウッスラーの68位に終わったガーミン。

いずれも絶対的エースを有するチーム、石畳系クラシックで雪辱を期します。

 

各チーム悲喜こもごも。

この思いを乗せ、戦いはベルギーでのクラシックに移ります。

 

最後に、大勝利を遂げたグリーンエッジの舞台裏を。

ジェランス優勝の瞬間のチームカー、チームバスのパニックぶりが半端ではありません(笑)。

 

ゴールし引き上げてくる選手たちの表情も印象的。

最後までエーススプリンター・ゴスをアシストしたランゲフェルドは、達成感と安心感からか涙をこらえているような表情。

ゴスは自身が勝負できなかった悔しさを表しながらも、チームの勝利に安堵。

ジェランスが勝利した展開を聞き、してやったりの表情を見せるオグレディ。

まさに、チーム一丸となってつかんだ勝利であることを証明している動画です。

 

ミラノ~サンレモオフィシャルサイト http://www.gazzetta.it/Speciali/MilanoSanremo/it/

 

ミラノ~サンレモ-Preparation

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2012年シーズン最初のビッグクラシック・ミラノ~サンレモが3月17日に開催されます。

スプリンターのためのクラシックの色合いが強い大会ですが、300km近いレース距離と終盤に控える急坂が予想だにしない展開を引き起こします。

有力選手をピックアップしながら、注目ポイントを押さえていきたいと思います。

 

———-

 

ミラノ~サンレモ-3月17日

【過去5年の優勝者】

2011年 マシュー・ゴス

2010年 オスカル・フレイレ

2009年 マーク・カヴェンディッシュ

2008年 ファビアン・カンチェラーラ

2007年 オスカル・フレイレ

 

【コース分析】

 

今年もレースはミラノ市内中心部のレーガ・ロンバルダ広場をスタート。

一路サンレモを目指します。

序盤に逃げを決めた選手たちをメイン集団は追うことなく、10分以上の差を築くことになるでしょう。

 

レースは200kmを越えてから動き出すことが予想されます。

展開次第では、204km地点が頂上となるレ・マニエ辺りから本格的にコントロールするチームが現れるかもしれません。

昨年はこの地点で落車が起き、それに乗じた有力選手の切り離しがあった場所。

 

250kmを越えていよいよスピードバトルが繰り広げられることとなるでしょう。

最初の難関は、平均勾配4.1%・MAX9%・高低差234mのチプレッサ。

ここで集団のコントロール権を握ろうとするチーム、アシストに様子見のアタックをさせるチームとに動きが分かれそう。

このポイントで有力選手が少しずつ脱落する可能性も。

 

そして勝負のポッジオへ。

平均勾配3.7%・MAX9%・高低差136m、ゴールまで残り10kmで向かうこのポイントで、逃げ勝利を狙う選手たちが確実にアタックを仕掛けます。

逃げて勝ちたい選手は頂上で数十秒の差を、スプリンターは確実に生き残ることが絶対条件。

 

ポッジオを下ると残り3km。

下りで逃げを吸収していれば勝負はスプリントに、1人ないし数名の逃げグループが形成されていれば勝負の行方はどう転がるか分かりません。

 

約300kmにわたる“ラ・プリマヴェーラ”、サンレモの海が勝者を待ちます。

 

【注目選手】

各チームのリーダーと思われる選手、スプリントを担うと見られる選手を独断でピックアップします(名前の前の数字はゼッケン番号)。

プロコンチームなどでは有力選手の見落としがあるかもしれませんが、何卒ご容赦ください。

暫定スタートリストはこちらから。

 

●グリーンエッジ

1.マシュー・ゴス(オーストラリア) ←ディフェンディングチャンピオン

4.サイモン・ジェランス(オーストラリア)

 

●アックア・エ・サポーネ

11.ダニーロ・ディルーカ(イタリア)

17.ダニーロ・ナポリターノ(イタリア)

 

●アージェードゥーゼル・ラモンディール

21.マヌエル・ベレッティ(イタリア)

27.リナルド・ノチェンティーニ(イタリア)

 

●アスタナ

31.ボルト・ボジッチ(スロベニア)

32.エンリコ・ガスパロット(イタリア)

35.マキシム・イグリンスキー(カザフスタン)

 

●BMCレーシングチーム

41.フィリップ・ジルベール(ベルギー)

42.アレッサンドロ・バラン(イタリア)

48.フレフ・ファンアーヴェルマート(ベルギー)

 

●コロンビア・コルデポルテス

51.ファビオ・デュアルテ(コロンビア)

 

●コルナゴ・CSFイノックス

61.サッシャ・モドロ(イタリア)

63.エンリコ・バッタリン(イタリア)

 

●エウスカルテル・エウスカディ

72.イオン・イザギレ(スペイン)

 

●ファルネーゼ・ヴィーニ

81.フィリッポ・ポッツァート(イタリア) ←2006年チャンピオン

82.オスカル・ガット(イタリア)

 

●FDJ・ビッグマット

91.ウィリアム・ボネ(フランス)

93.アンソニー・ジェラン(フランス)

 

●ガーミン・バラクーダ

101.タイラー・ファラー(アメリカ)

103.ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア)

 

●カチューシャ

111.オスカル・フレイレ(スペイン) ←2004,2007,2010年チャンピオン

115.アンヘル・ヴィシオソ(スペイン)

116.サイモン・スピラック(スロベニア)

 

●ランプレ・ISD

121.アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア) ←2005年チャンピオン

122.グレガ・ボレ(スロベニア)

126.ダミアーノ・クネゴ(イタリア)

 

●リクイガス・キャノンデール

131.ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)

132.ペテル・サガン(スロバキア)

137.ダニエル・オス(イタリア)

138.エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)

 

●ロット・ベリソル

141.アンドレ・グライペル(ドイツ)

144.グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド)

 

●モビスター

151.ジョバンニ・ヴィスコンティ(イタリア)

154.ルイ・コスタ(ポルトガル)

158.フランシスコ・ホセ・ベントソ(スペイン)

 

●オメガファーマ・クイックステップ

161.トム・ボーネン(ベルギー)

162.ゲラルド・チオレック(ドイツ)

167.ペーター・ベリトス(スロバキア)

 

●プロジェクト1t4i

171.ジョン・デゲンコルブ(ドイツ)

175.ロジャー・クルーゲ(ドイツ)

177.サイモン・ゲスク(ドイツ)

 

●ラボバンク

181.ラース・ボーム(オランダ)

183.マッティ・ブレシェル(デンマーク)

184.ポール・マルテンス(ドイツ)

186.マーク・レンショー(オーストラリア)

 

●レディオシャック・ニッサン

191.ファビアン・カンチェラーラ(スイス) ←2008年チャンピオン

192.ダニエレ・ベンナーティ(イタリア)

 

●SKY

201.マーク・カヴェンディッシュ(イギリス) ←2009年チャンピオン

202.エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(ノルウェー)

206.トーマス・ロヴクイスト(スウェーデン)

208.マイケル・ロジャース(オーストラリア)

 

●サクソバンク

211.ニキ・セレンセン(デンマーク)

213.カールステン・クローン(オランダ)

 

●ウテンシルノルド・ナメド

221.パオロ・バイレッティ(イタリア)

228.パチ・ヴィラ(スペイン)

 

●チームタイプ1・サノフィ

231.ダニエレ・コッリ(イタリア)

234.ジュリアン・エルファレ(フランス)

235.ユーレ・コーシャン(スロベニア)

 

●ヴァカンソレイユ・DCM

241.マルコ・マルカート(イタリア)

242.ジョニー・フーガーランド(オランダ)

245.ビョルン・ルークマンス(ベルギー)

 

スプリントで勝ちたい選手、終盤のアタックで勝ちに行きたい選手とに分かれますが、やはりスプリンターに有利か。

 

今シーズン序盤からの流れで、強さが際立つスプリンターはやはりカヴェンディッシュ、グライペル、ボーネンの3人。

カヴェンディッシュは自身のスプリント力はもとより、層の厚さを誇るチーム力を味方に付けます。

チームとしてはカヴェンディッシュで勝ちを狙うべく、早い段階からレースを支配することでしょう。

チプレッサ、ポッジオはロヴクイストとロジャースの2人が集団を牽引。

2つの丘でカヴェンディッシュの脱落を防ぐためにアイゼルの役割が大きくなります。

ゴール前までカヴェンディッシュを連れて行くことができれば勝利はほぼ手中か。

万に一つのオプションとしてボアッソン・ハーゲンでの勝負も考えられるだけに、アクシデントさえ無ければ常にプロトン全体をコントロールする存在となりそうです。

 

グライペルはチームメンバーが完全“グライペルシフト”だけに、なんとしても勝ちに行きたいところ。

昨年はジルベールのアシストに徹し2つの丘を先頭で上る場面も。

300km近いレース距離をこなせるかに疑問が残りますが、終盤の急坂は本来の調子であれば問題ないでしょう。

あとはリードアウターが生き残れるか次第。

コントロール役のバクの働きが重要になりそう。

 

これまで何度も惜しいところで勝利を逃してきたボーネンは今年こその思いが強い1人。

絶好調のチームに支えられて優勝を目指します。

ただ、ピュアスプリンター相手に勝つのは難しいため、カヴェンディッシュやグライペルなどをポッジオを終えるまでにふるい落としておかねばなりません。

場合によっては数人のアタックに乗って逃げ勝ちを狙う可能性も。

いずれにせよ、「ボーネン完全優位」の展開を作り出すことが優勝の絶対条件と言えそうです。

 

ディフェンディングチャンピオンのゴスは、ティレーノ~アドリアティコでリーダージャージを3日間着用。

シーズン序盤から絶好調だった昨年と比べると、まだ目立った活躍を見せられてはいませんが、調子を上げてきているだけに勝利を狙える1人であることは間違いないでしょう。

昨年の優勝時は、スプリンターで唯一生き残っての勝利。

今回も同じような展開に持ち込めれば2連覇も夢ではありません。

 

ここへきて好調なのがベンナーティ。

勝利こそ上げていないものの、ストラーデビアンケでは後半に逃げを打ち、ティレーノ最終ステージTTでも2位に。

上りも難なくこなせるだけに、ゴールまで生き残るスプリンターの1人になる可能性は大。

レディオシャック・ニッサンとしては、ベンナーティでいくか、後述のカンチェラーラで行くかにも注目。

 

ティレーノ~アドリアティコでステージ1勝のサガンも優勝を狙う1人。

特にこの手のレイアウトを得意とするだけに、ゴールまで集団に残ることができればスプリントで勝ちにいくことができます。

ピュアスプリンターにも対抗できるスプリント力は、他チームにとっては脅威。

例年チプレッサ、ポッジオでハイペース牽引を見せるニバリがアシストに控えるのも好材料。

 

その他、ファラーとハウッスラーのガーミン勢、上りにも強さを見せるデゲンコルブ、優勝経験もあるペタッキあたりも押さえておきたいスプリンターです。

また、3度の優勝を誇るフレイレはビッグレースでの勝負強さが持ち味。

スプリンターの中では特に登板力に長けているおり、混戦となれば絶好のチャンスに。

 

逃げて勝ちたいのはBMC勢。

フスホフトが発熱により欠場が決定。

スプリント狙いのオプションが無くなったことで、ジルベール、バラン、ファンアーヴェルマートの3人の誰かで逃げ勝ちを狙います。

その1番手と目されていたジルベールが未だ不調。

バラン、ファンアーヴェルマートはまずまずの状態とはいえ、決定力がいまひとつ。

いずれにせよ、この3人が終盤に次々とアタックを繰り出すこととなりそう。

上手く決まれば、スプリンターチームとの駆け引きがおもしろくなるでしょう。

 

4年ぶりの優勝を狙うカンチェラーラは、優勝候補筆頭と見る向きも。

ストラーデビアンケ、ティレーノ最終ステージTTでの圧勝と、例年以上に調子を上げて臨みます。

ゴールまで複数人でもつれると分が悪いだけに、ポッジオで勝負をかけたい。

一発ハマった時の強さは誰もが知るところ。

上りで差を付け、得意の下りでさらに広げ、残り3kmを持ち前の独走力でゴールへ。

1人になれれば、集団がローテーションしながら追ってもまず太刀打ちは不可能。

ただし、勝ちパターンがこの1つしかないため、他チームに封じ込められると厳しい戦いとなります。

その場合はベンナーティのアシストに徹することとなりそうです。

 

波乱が起きやすいレースでもあることから、ここに挙げた選手以外でも思わぬ伏兵がレースを盛り上げる可能性も十分にあるでしょう。

 

【優勝予想】

マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY)

 

現在実施中の優勝予想アンケートへのご協力をお願いします。

 

ミラノ~サンレモオフィシャルサイト http://www.gazzetta.it/Speciali/MilanoSanremo/it/

 

ミラノ~サンレモ2012・優勝予想アンケート

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3月17日に開催される、ミラノ~サンレモの優勝予想アンケートを行います。

今シーズン開幕からの走りで勝者を予想するのよし、贔屓の選手を希望的観測込みで投票するのもよし、チプレッサやポッジオが含まれる298kmの長丁場を得意としているであろうと見る選手に投票するのもよし、それぞれみなさまの思いのままに票を投じていただいて結構です。

こちらで優勝候補者をザッとアップしましたが、その他の選手を「Other」から追加していただくことも可能です。

 

なお、3月15日現在のスタートリストに名を連ねている選手からセレクトしております。

したがって、レース当日に当該選手が出場していない場合もございますが、その辺は何卒ご了承ください。

 

予想的中者に何かプレゼント的なものがあるというわけではありませんが、アンケート票数を元にレース前のPreparationやレース後のReviewを書いてみたいと思っています。

サイクルスポーツファンの意識調査といった感覚でご参加ください。

得票率は、Jsportsでのレース中継開始後に私のTwitterにて発表を予定しております。

みなさまのご協力、よろしくお願いします。

 

スタートリストはこちらからご確認を。

 

 

ミラノ~サンレモオフィシャルサイト http://www.gazzetta.it/Speciali/MilanoSanremo/it/

 

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