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サイクルポータルサイト「Cyclist」寄稿-ロードレース2013シーズン展望<2> シーズン前半編

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ロードレース2013年シーズン展望の第2弾が1月4日に「cyclist」にてアップされました。

 

Cyclist

ロードレース2013シーズン展望<2> シーズン前半編

春のクラシック“本命”はシーズン序盤で分かる!

1月からレース結果をしっかりと追うべし

 

その名の通り、春のクラシックをメインに、シーズン前半について書かせていただいています。

クラシックシーズンまでの大まかな流れや、注目選手を押さえていただける内容になっております。

 

ぜひご一読くださいませ。

 

cyclist http://cyclist.sanspo.com/

 

パリ~ルーベ-Review

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大本命によるよもやの独走劇に湧いた今年のパリ~ルーベ。

その興奮冷めやらぬ間に復習記事をまとめておきたいと思います。

 

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パリ~ルーベ(Compiegne~Roubaix、257.5km)-4月8日

 

【結果】

1.トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ) 5:55:22

2.セバスチャン・テュルゴー(フランス、ユーロップカー) +1’39”

3.アレッサンドロ・バラン(イタリア、BMCレーシングチーム) +1’39”

4.フアン・アントニオ・フレチャ(スペイン、SKY) +1’39”

5.ニキ・テルプストラ(オランダ、オメガファーマ・クイックステップ) +1’39”

6.ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク) +1’43”

7.マッテオ・トザット(イタリア、サクソバンク) +3’31”

8.マシュー・ヘイマン(オーストラリア、SKY) +3’31”

9.ヨハン・ファンスーメレン(ベルギー、ガーミン・バラクーダ) +3’31”

10.マールテン・ワイナンツ(ベルギー、ラボバンク) +3’31”

 

フルリザルト(公式サイト)

 

レース序盤は逃げがなかなか決まらず、最初の1時間のスピードは48km/h超のハイペース。

スタートから70km地点を前に12名の逃げがようやく決まります。

 

メイン集団では、石畳セクター21・Aulnoy-lez-Valenciennes-Famarsで大落車が発生。

集団前方に位置していたルカトルの落車をきっかけに多くの選手が巻き込まれ、一時集団が大きく2つに分断します。

しかし、これは最初の難所であるセクター16・アーレンベルグを前に1つに戻ります。

 

アーレンベルグでは逃げ集団にいたネットアップのヤノシュルケが派手に落車。

他3人が巻き込まれ、逃げ集団は8名に。

数分遅れて通過のメイン集団では有力選手が前方に位置し、比較的無難にクリア。

例年と同様、集団中程から後方にかけては落車やメカトラ、パンクなどといったトラブルで多くの選手が早々に脱落を余儀なくされます。

 

アーレンベルグ通過直後に、この大会のビッグ3の1人と目されたバランと毎年上位常連のフレチャがアタック。

他3選手とともに、一時はメイン集団から数秒のリードを奪います。

しかしこれは、スティーグマンを先頭固定に据えたΩクイック勢の追走で吸収されます。

その直後、今度はΩクイックのセカンドリーダー・シャヴァネルがアタック。

メイン集団のスピードは一気に上がることとなります。

 

ライバルに対して揺さぶりをかけたシャヴァネルは残り60km地点を越えてパンクで足止め。

それと入れ替わる格好で、今度はΩクイックの絶対的リーダー・ボーネンが最大のライバルであるポッツァートを引き連れてアタック。

そこへテュルゴー、バラン、テルプストラが合流。

いよいよボーネン・ポッツァート・バランのビッグ3が最初の仕掛けに入ったかと思いきや、ポッツァートとバランが集団へ戻ることを選択。

2人の判断を逆手に取ったボーネンがチームメートのテルプストラとともにアタック。

テルプストラも戦術的理由で集団へ戻ることを選択し、ボーネンが独走を開始。

この時点でゴールまで残り53km。

 

ボーネンは石畳を有効に使い、追走集団との差を徐々に広げます。

一方、追走集団はフレチャ、ボアッソン・ハーゲン、ヘイマン、スタナードと揃えたSKYを中心に追うも、集団に戻ったテルプストラが上手くローテーションを崩し追撃態勢がとれない状況。

そんな中、ポッツァートがコーナーで落車し、戦意喪失。

激しさを増すレースは、1人また1人と集団からふるい落とされ、最終的にフレチャ、ボアッソン・ハーゲン、ヘイマン、ボーム、バラン、テルプストラ、トザット、ファンスーメレン、ワイナンツ、ラダニュー、グアルニエリのメンバーに追走集団が絞られます。

 

最後の難所、セクター4・カルフール・ド・ラルブルもボーネンは悠々クリア。

追走集団では、ボームがアタック。

これによりフレチャ、バラン、ラダニューが合流。

その後ラダニューはパンクで脱落。

ボーム・フレチャ・バランの3人による2位争いの様相となります。

 

ルーベの街に入ると、ボーネンは勝利を確信しテレビカメラにも余裕のアピール。

おなじみのヴェロドロームでは大歓声の中、ゴールまでの1周半をウィニングラン。

最後はこの大会通算4勝目をアピールしながら、歓喜のガッツポーズでゴール。

53kmにわたる逃げで、後続に1分39秒差を付ける圧勝劇となりました。

 

2位争いは、前記3人がヴェロドローム前から牽制状態。

そこへ後方からテルプストラとテュルゴーが合流。

5人によるゴールスプリントはテュルゴーとバランがほぼ同時にゴール。

結果、テュルゴーが2位、バランが3位。

 

最終的に、17分17秒遅れでゴールしたスティーグマンとアイゼルを最後に、それ以降の選手たちはタイムアウト。

出走181人中ゴールが認められたのは86選手。

ゴールしたものの、タイムアウトになった選手は27名。

その中には、このレースが引退レースとなるゲドンも含まれています。

 

セクター16・アーレンベルグ

 

セクター10・モンサン・ぺヴェル

 

セクター5・Camphin-en-Pévèle

 

セクター4・カルフール・ド・ラルブル

 

【優勝予想アンケート結果】

4/6~8に実施した優勝予想アンケートの結果(得票数23、小数点以下四捨五入)

 

トム・ボーネン 52%

トル・フスホフト 17%

フィリッポ・ポッツァート 9%

シルヴァン・シャヴァネル 4%

ジョン・デゲンコルブ 4%

Other 9%

 

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

次回は4/15開催の「アムステルゴールドレース」での実施を予定しております。

できれば、ですが…。

 

【戦評】

先のロンド・ファン・フラーンデレンの走りから、ボーネン・ポッツァート・バランのビッグ3との見方もあった今回。

蓋を開けてみると、ボーネンによる圧巻の独走優勝となりました。

 

この大会4回目の優勝となったボーネン。

E3ハレルベケ、ヘント~ウェヴェルヘム、ロンド・ファン・フラーンデレン、そしてパリ~ルーベの“北のクラシック”4連勝は史上初。

2回目のロンド&ルーベW制覇も史上初。

前人未到の記録を大勝利で飾りました。

 

ボーネンにとって、この4連勝はいずれも異なる形での勝利でした。

自ら動いて活路を見出したE3、チームメートの強力アシストで勝利を引き寄せたヘント、他選手の動きに乗じて上手く展開したロンド、そしてほぼ自らの力のみで歓喜のゴールを迎えたルーベ。

石畳を伴うレースであれば、いずれの戦法にも対応できるマルチさが目立ちました。

特に後続とのタイム差の拡大は石畳区間で顕著だったことを見ても、パヴェを走るテクニックはもとより、他を圧倒するパワーもあることを証明しました。

ここ数年にはなかった好調さは、今回のレースのように一見無謀な賭けとも捉えられる走りをも可能にしてしまう、サイクルロードレースの真髄を見せてくれたような気がします。

クラシック後の休養を前に、来週はアムステルゴールドレースに出場予定。

今ならどんな条件で、どんな展開で、どんなコースででも素晴らしい走りを見せてくれるような気がします。

 

2位のテュルゴーは大金星に匹敵する走りを見せました。

これまでもチーム内での北のクラシック要員だったとはいえ、今年に入って完全にブレイク。

オムループ・ヘット・ニュースブラッドの16位を皮切りに、E3ハレルベケ10位、ロンド26位、直線のスヘルデプライス8位ときての、ここでの2位。

最後はかねてから定評のあるスプリント力を発揮しました。

特に、中盤でアタックを見せ自らレースを動かそうとする姿勢を見せ、その後も集団で粘った走りは見事。

前記した、ここまでの流れを見る限り、今回の結果は決してフロックではなさそう。

来年以降注目の存在となりそうです。

 

ビッグ3の1人、バランはほぼ“定位置”の3位。

この日のレース展開的に、上手く自分の流れに持っていけなかった印象。

中盤で集団のペースが緩んだ間隙を縫ってアタックしたものの失敗、その後のボーネンの動きに一度は乗じたものの結局乗り切れず。

以降はチームメートが落車や脱落し、完全に孤立した状態でレースを展開せざるを得なかったのが惜しい。

ようやく良い動きを見せられていたフスホフトの落車脱落は、バランにとっても痛手だったと言えるかもしれません。

そうした中でもリザルト的にまとめてくるところがバランらしさ。

あとは勝つための“決定力”が欲しいところ。

 

上位常連のフレチャもほぼ“定位置”と言える4位。

追走集団内で最もボーネンへの追撃姿勢を見せていた選手かもしれません。

しかし怪我明けで定評あるアタックが空振りだったこと、人数を揃えていたアシストが上手く機能しなかったことなど、これまた展開を味方に付けられなかった点が痛かったか。

それでも4位、しかし4位…といったイメージの残る敗戦となりました。

スペイン人初のルーベ制覇は来年以降にお預けです。

 

どのレースよりも展開の読めないのがパリ~ルーベであるとはいえ、今後に期待の持てる若手と味を見せたベテランとが上手い具合に好リザルトをマークした今年のレースでもありました。

ボーネンを勝たせるためにおとりとなったテルプストラ、シクロクロス上がりでクラシックの大器として毎年期待されてきたボームは、いよいよ第一線で優勝を争える顔になったと言って良いでしょう。

特にカルフール・ド・ラルブルで見せたボームのアタックは、「もしかしたらボーネンに追い付くのではないか」と期待を持たせたほど。

2人とも独走力には定評があるだけに、来年以降が楽しみ。

終盤でのパンクもあり最終的に12位に終わったラダニューも、トラブルさえなければと思わせる走り。

スプリントに強く、期待のフランス人選手として押さえておきたい。

また、長年ボーネンに仕えてきたトザット、同様にフレチャに仕えてきたヘイマンもそれぞれ6位、7位といぶし銀の走り。

ディフェンディングチャンピオンのファンスーメレンも9位に入り、去年の優勝が「勝つべくして勝った」ことを証明した走りをしました。

 

ビッグ3の残る1人、ポッツァートは落車をきっかけに集中力が切れ、最後はリタイア。

1つのミスで戦意を喪失するメンタル面が問題視されそうです。

いずれにしても、怪我が快方に向かい状態が良いのは明らか。

来月に迫ったジロ・デ・イタリアでの走りに期待したいところです。

 

パリ~ルーベオフィシャルサイト http://www.letour.fr/indexPRX_us.html

 

【関連記事】

パリ~ルーベ-Preparation

パリ~ルーベ2012・優勝予想アンケート

 

パリ~ルーベ2012・優勝予想アンケート

1件のコメント

またもやろうと思います(笑)。

というわけで、4月8日に開催される、パリ~ルーベの優勝予想アンケートを行います。

 

今シーズン開幕からの走りで勝者を予想するのよし、贔屓の選手を希望的観測込みで投票するのもよし、石畳に力を発揮すると思われる選手を選ぶのよし、それぞれみなさまの思いのままに票を投じていただいて結構です。

こちらで優勝候補者をザッとアップしましたが、その他の選手を「Other」から追加投稿していただくことも可能です。

 

なお、4月6日現在のスタートリストに名を連ねている選手からセレクトしております。

したがって、レース当日に当該選手が出場していない場合もございますが、その辺は何卒ご了承ください。

 

予想が的中したところでプレゼント的なものなどがあるわけではございませんが、アンケート票数を元にレース後のReviewを書いてみたいと思っています(書けたらですが…)。

サイクルスポーツファンの意識調査といった感覚でご参加ください。

得票率は、Jsportsでのレース中継開始後に私のTwitterにて発表を予定しております。

みなさまのご協力、よろしくお願いします。

 

暫定スタートリストは公式サイト、またはCycling Feverからどうぞ。

 

【参考】

パリ~ルーベ-Preparation

 

今シーズンのクラシック&セミクラシックレースReview一覧。

オムループ・ヘット・ニュースブラッド&クールネ~ブリュッセル~クールネ

ミラノ~サンレモ

E3プライス・フラーンデレン・ハレルベケ

ヘント~ウェヴェルヘム

ロンド・ファン・フラーンデレン

 

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This blog is a fan of Japanese professional road cycling.

Here is the winner of Paris – Roubaix 2012 questionnaire expected to be held on April 8.

Please come to vote you.

 

On a race day, voter turnout will be announced in my Twitter.

 

 

 

パリ~ルーベオフィシャルサイト http://www.letour.fr/indexPRX_us.html

 

パリ~ルーベ-Preparation

2件のコメント

大本命への徹底マークに加え有力選手の牽制により、長年アシストとして走ってきた選手が逃げ切り優勝を果たした昨年のパリ~ルーベ。

今年は絶対的本命の1人が怪我により欠場。

そんな中、「クラシックの女王」「北の地獄」とも形容されるレースを今年制するのは誰か。

コースや出場選手をチェックしながら展望したいと思います。

 

———-

 

パリ~ルーベ(Compiegne~Roubaix、257.5km)-4月8日

【過去5年の優勝者】

2011年 ヨハン・ファンスーメレン

2010年 ファビアン・カンチェラーラ

2009年 トム・ボーネン

2008年 トム・ボーネン

2007年 スチュアート・オグレディ

 

【コース分析】

 

●通過するパヴェ区間(セクションナンバー、スタートからの距離、名称、長さ、難易度)

27 97.5km Troisvilles à Inchy 2.2km ★★★

26 104km Viesly à Quiévy 1.8km ★★★

25 106.5km Quiévy à Saint-Python 3.7km ★★★★

24 111.5km Saint-Python 1.5km ★★

23 119.5km Vertain à Saint-Martin-sur-Écaillon 2.3km ★★★

22 126km Capelle-sur-Écaillon à Ruesnes 1.7km ★★★

21 142km Aulnoy-lez-Valenciennes-Famars 2.6km ★★★★★

20 145.5km Famars à Quérénaing 1.2km ★★

19 149km Quérénaing à Maing 2.5km ★★★

18 152km Maing à Monchaux-sur-Écaillon 1.6km ★★★

17 163.5km Haveluy à Wallers 2.5km ★★★★

16 172km Trouée d’Arenberg 2.4km ★★★★★

15 178.5km Millonfosse à Bousignies 1.4km ★★★

14a 183km Brillon à Tilloy-lez-Marchiennes 1.1km ★★

14b 185.5km Tilloy à Sars-et-Rosières 2.4km ★★★

13 192km Beuvry-la-Forêt à Orchies 1.4km ★★★

12 197km Orchies 1.7km ★★★

11 203km Auchy-lez-Orchies à Bersée 2.6km ★★★

10 208.5km Mons-en-Pévèle 3.0km ★★★★★

9 215km Mérignies à Avelin 0.7km ★★★

8 218km Pont-Thibaut à Ennevelin 1.4km ★★★

7a 223.5km Templeuve-L’Épinette 0.2km ★

7b 224km Templeuve-Moulin de Vertain 0.5km ★★

6a 230.5km Cysoing à Bourghelles 1.3km ★★★★

6b 233km Bourghelles à Wannehain 1.1km ★★★★

5 237.5km Camphin-en-Pévèle 1.8km ★★★★

4 240.5km Carrefour de l’Arbre 2.1km ★★★★★

3 242.5km Gruson 1.1km ★★

2 249.5km Willems à Hem 1.4km ★

1 256.6km Roubaix 0.3km ★

パヴェ通過距離計 51.5km

 

通過するパヴェ区間は昨年と同じ。

セクションは27。

最初の約100kmは静かに始まりますが、そこからはたびたび訪れる激しい石畳を越えていくことになります。

本当に強い者だけしかルーベのヴェロドロームにたどり着くことができません。

 

始めの難関はゴールまで残り85kmで迎えるセクション16・Trouée d’Arenberg(アーレンベルグ)。

2.4kmにわたる荒れた路面で落車やパンク、メカトラが多発。

この区間を前に激しい位置取りがあり、通過する頃にはメイン集団の人数が激減していることでしょう。

以降、パヴェを迎えるたびに各選手ポジション争いや様子見のアタックなど、動きが激しくなります。

 

後半の難所は、セクション6aから4までの4区間。

特にセクション4・Carrefour de l’Arbre(カルフール・ド・ラルブル)は最後の砦。

通過するとゴールまで残り約15km。

ここでのアタックや集団の分断で生き残った選手による優勝争いの可能性が高いと言えそうです。

ちなみに、昨年優勝のファンスーメレンはこのセクションで他選手を振り切り、ゴールまで逃げ切っています。

また、後方で争っていたカンチェラーラ、フスホフトら有力選手たちもここで揺さぶりをかけたうえで、追撃態勢を強めました。

 

計51.5kmにも上るパヴェ区間をクリアし、“クラシックの女王”となるのは誰か。

当日は雨と予報されており、まさに“北の地獄”にふさわしいレースとなりそう。

ゴールとなるルーベのヴェロドロームまで目が離せない展開に期待です。

 

【注目選手】

押さえておきたい選手を独断でピックアップ。

暫定スタートリストは公式サイト、またはCycling Feverから。

 

ロイド・モンドリー(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディール)

マキシム・イグリンスキー(カザフスタン、アスタナ)

アレッサンドロ・バラン(イタリア、BMCレーシングチーム)

ジョージ・ヒンカピー(アメリカ、BMCレーシングチーム)

トル・フスホフト(ノルウェー、BMCレーシングチーム)

スティーブ・シェネル(フランス、FDJ・ビッグマット)

フレデリック・ゲドン(フランス、FDJ・ビッグマット) ←1997年チャンピオン

オスカル・ガット(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア)

ケヴィン・フルスマンス(ベルギー、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア)

フィリッポ・ポッツァート(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア)

マシュー・ゴス(オーストラリア、グリーンエッジ)

スチュアート・オグレディ(オーストラリア、グリーンエッジ) ←2007年チャンピオン

ルカ・パオリーニ(イタリア、カチューシャ)

ダニエル・オス(イタリア、リクイガス・キャノンデール)

アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)

トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ) ←2005,2008,2009年チャンピオン

シルヴァン・シャヴァネル(フランス、オメガファーマ・クイックステップ)

ニキ・テルプストラ(オランダ、オメガファーマ・クイックステップ)

ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク)

マッティ・ブレシェル(デンマーク、ラボバンク)

マールテン・チャリンギ(オランダ、ラボバンク)

ダニエレ・ベンナーティ(イタリア、レディオシャック・ニッサン)

グレゴリー・ラスト(スイス、レディオシャック・ニッサン)

エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(ノルウェー、SKY)

フアン・アントニオ・フレチャ(スペイン、SKY)

ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ)

セバスチャン・テュルゴー(フランス、ユーロップカー)

アレクサンドル・ピショ(フランス、ユーロップカー)

ステイン・デヴォルデル(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM)

ビョルン・ルークマンス(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM)

ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、ガーミン・バラクーダ)

マルティン・マースカント(オランダ、ガーミン・バラクーダ)

セプ・ファンマルケ(ベルギー、ガーミン・バラクーダ)

ヨハン・ファンスーメレン(ベルギー、ガーミン・バラクーダ) ←ディフェンディングチャンピオン

 

2年ぶりの優勝を狙ったカンチェラーラが、先のロンド・ファン・フラーンデレンで落車骨折により欠場。

レースはそのロンドで優勝争いを演じた、ボーネン、ポッツァート、バランの3人が中心に展開することとなるでしょう。

 

E3ハレルベケ、ヘント~ウェヴェルヘム、ロンド・ファン・フラーンデレンと勝利し、ここで“北のクラシック”全勝がかかるボーネン。

同時にこの大会4回目の優勝を狙います。

ここまで勝ってきたレースは、いずれも異なる展開をものにしてきました。

自らレースを動かしたE3、アシストの活躍に支えられたG-W、他選手の動きを見ながら3人のスプリントに持ち込んだロンド。

どのような展開にも対応でき、落車やメカトラなどのトラブルが無い限りなかなか弱点を見いだせない現在の強さ。

今回もパヴェが始まればアシストが上手く集団をコントロールまたは分断し、難易度の高いパヴェでは自ら先頭をキープしてクリアしていくでしょう。

ある程度人数が減るとシャバネルやテルプストラが動いて、ライバルの消耗を誘発。

勝負どころとなるタイミングまでボーネン自身は待つだけで大丈夫でしょう。

間違っても自らが早々から揺さぶりを図るアタックは禁物。

 

ポッツァートはロンドで見せたような強烈なアタックをレース後半に繰り出せるか。

力のある選手を引き連れたとしても、ボーネンだけは振り切って最終盤を迎えたいところ。

やはり誰かの動きに乗るのではなく、自らが仕掛けてレースを動かすことが重要でしょう。

 

バランも同様にスプリント力のある選手を振り切ってゴールを目指したい。

ブルグハート、ヒンカピー、フスホフトらをアシストに揃え、彼らを動かしながらじっくりとアタックのタイミングを待つ形。

できる限り後手に回る展開は不利になるため避けたいところ。

 

ディフェンディングチャンピオンのファンスーメレンは“定位置”のアシストが有力。

代わりに目下売り出し中のファンマルケがガーミンのエースを務めることは確実。

オムループ・ヘット・ニュースブラッドの優勝がフロックでなかったことを、ここまでのレースでしっかりと示してきました。

いずれのレースもパヴェ区間でアタックを見せ、内容的にも充実の走り。

あとは上手く他選手を振り落すタイミングさえつかめれば、といったところか。

スプリント力もある分、少人数に絞ってゴール前を迎えられればおもしろい存在になるはず。

 

ここまで上手くレースを運べずにいるSKYも戦力だけなら高い充実度を誇ります。

怪我から復帰のフレチャにとっては、このレースでの勝利をいよいよ欲しいところ。

終盤でのアタックに勝機を見出したい。

また、スプリント、独走ともに得意とするボアッソン・ハーゲンにもチャンスあり。

他選手のトラブルに巻き込まれるケースが多く、常に好位置をキープしてレースを走れるかがポイントに。

 

今年はクラシックでの活躍が著しいデゲンコルブや完全復活を果たしたブレシェル、シクロクロスでの経験が徐々に実を結びつつあるシェネルらの走りにも期待。

このレースをもって引退となるかつての王者・ゲドンが、花道となるレースを好成績で飾ることができるかにも注目です。

 

【優勝予想】

トム・ボーネン

 

パリ~ルーベオフィシャルサイト http://www.letour.fr/indexPRX_us.html

 

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【予告】

またも懲りずに、優勝予想アンケートを実施しようと準備を進めております(笑)。

早ければ4月5日(木)の夜、遅くとも4月6日中にはアップしたいと考えております。

ぜひ今回もみなさまのご協力、よろしくお願いします。

 

パリ~ルーベ出場チーム決定etc…

3件のコメント

4月8日に開催される第110回パリ~ルーベの出場チームがA.S.Oから発表されました。

UCIプロチーム18チームは問題なく、ワイルドカードでプロコンチネンタルチームから7チームが選出されました。

 

●UCIプロチーム

アージェードゥーゼル・ラモンディール(フランス)

アスタナ(カザフスタン)

BMCレーシングチーム(アメリカ)

エウスカルテル・エウスカディ(スペイン=バスク)

FDJ・ビッグマット(フランス)

ガーミン・バラクーダ(アメリカ)

グリーンエッジ(オーストラリア)

カチューシャ(ロシア)

ランプレ・ISD(イタリア)

リクイガス・キャノンデール(イタリア)

ロット・ベリソル(ベルギー)

モビスター(スペイン)

オメガファルマ・クイックステップ(ベルギー)

ラボバンク(オランダ)

レディオシャック・ニッサン(ルクセンブルク)

スカイ(イギリス)

サクソバンク(デンマーク)

ヴァカンソレイユ・DCM(オランダ)

 

●ワイルドカード(UCIプロコンチネンタルチームから選出)

ブルターニュ・シュレル(フランス)

コフィディス(フランス)

ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア(イギリス・実質イタリア)

プロジェクト1t4i(オランダ)

ソール・ソジャサン(フランス)

ユーロップカー(フランス)

ネットアップ(ドイツ)

 

パリ~ルーベ上位の常連、石畳系クラシックのスペシャリストであるレイフ・ホステ擁するアクセントジョブス・ウィレムスヴェランダスがまさかの選外に終わっています。

 

パリ~ルーベオフィシャルサイト http://www.letour.fr/indexPRX_fr.html

 

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5月13-20日に開催されるツアー・オブ・カリフォルニアの出場チームも既に発表されています。

ジロ・デ・イタリアと開催時期が一緒とはいえ、ツール・ド・フランスで活躍を誓う選手やクラシックシーズンで調子をピークに持っていった選手たちの調整の場として、年々その存在感が増しています。

 

●UCIプロチーム

アージェードゥーゼル・ラモンディール(フランス)

BMCレーシングチーム(アメリカ)

グリーンエッジ(オーストラリア)

リクイガス・キャノンデール(イタリア)

オメガファーマ・クイックステップ(ベルギー)

ラボバンク(オランダ)

レディオシャック・ニッサン(ルクセンブルク)

ガーミン・バラクーダ(アメリカ)

 

●UCIプロコンチネンタルチーム

コロンビア・コルデポルテス(コロンビア)

プロジェクト1t4i(オランダ)

スパイダーテック・パワードバイC10(カナダ)

ユナイテッドヘルスケア(アメリカ)

 

●UCIコンチネンタルチーム

ヴィッセル(アメリカ)

ボントレガー・リブストロング(アメリカ)

エクセルジー(アメリカ)

オプタム・パワードバイ・ケリーベネフィットストラテジーズ(アメリカ)

 

UCIプロチーム8、プロコンチネンタルチーム4、コンチネンタルチーム4、計16チームによる出場チーム構成。

選出が予想されていたチームタイプ1・サノフィが選出漏れ。

また、このブログでも紹介した日隈優輔選手所属のWonderful Pistachio Cycling(ワンダフルピスタチオサイクリング)も選出されず。

チームの目標としていたToC出場はかなわず、8月に開催されるツアー・オブ・ユタやUSAプロサイクリングチャレンジ・イン・コロラドにスポットを充てていくこととなりそうです。

 

ツアー・オブ・カリフォルニアオフィシャルサイト http://www.amgentourofcalifornia.com/

 

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