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【結果発表】勝手にアンケート!-みんなで選ぶ2012RRベストライダー・オブ・ザ・イヤー

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まずは、11月6~12日の期間中アンケートにご協力いただいたみなさまにお礼申し上げます。

何の予告・事前告知もせず突発的に始めたにもかかわらず、TwitterでのリツイートやFacebook、その他メディアを通して本企画を周知してくださったみなさまにも感謝申し上げます。

 

さて、シーズン終了後のファンによる意識調査として行った「勝手にアンケート―みんなで選ぶ2012RRベストライダー・オブ・ザ・イヤー」の結果発表をしたいと思います。

多くの方にご投票いただき、ファンにとって今シーズン誰が最も印象的な活躍をしたかの大方の見当が付く結果になったのではないかと思っております。

結果を見ていきながら、いま一度候補選手の活躍ぶりをチェックしていくこととします。

 

———-

 

はじめに、ベストライダー・オブ・ザ・イヤーですが、独断で以下の選手を候補として挙げさせてもらいました-Best rider of the year

 

エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン/Edvald BOASSON HAGEN(ノルウェー、SKY)

主な実績:ツアー・オブ・ノルウェー総合優勝、ノルウェー選手権RR優勝、GP西フランス・プルエー優勝、世界選手権RR2位など ※U25対象選手ですが、活躍度からヤングライダーからは除外

 

トム・ボーネン/Tom BOONEN(ベルギー、オメガファルマ・クイックステップ)

主な実績:ツアー・オブ・カタール総合優勝、E3プライス・フランデレン優勝、ヘント~ウェヴェルヘム優勝、ロンド・ファン・フランデレン優勝、パリ~ルーベ優勝、ベルギー選手権RR優勝など

 

●マーク・カヴェンディッシュ/Mark CAVENDISH(イギリス、SKY)

主な実績:ツアー・オブ・カタールステージ2勝、クールネ~ブリュッセル~クールネ優勝、ティレーノ~アドリアティコステージ1勝、ジロ・デ・イタリアステージ3勝、ZLMツアー総合優勝、ツール・ド・フランスステージ3勝など

 

●アルベルト・コンタドール/Alberto CONTADOR(スペイン、サクソバンク・ティンコフバンク)

主な実績:エネコ・ツール総合4位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝、ミラノ~トリノ優勝

 

●ジョン・デゲンコルブ/John DEGENKOLB(ドイツ、アルゴス・シマノ)

主な実績:ツール・ド・ピカルディ総合優勝、ブエルタ・ア・エスパーニャステージ5勝、GPディスベルグ優勝、ツール・ド・ポローニュステージ1勝など ※U25対象選手ですが、活躍度からヤングライダーからは除外

 

●サイモン・ゲランス/Simon GERRANS(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)

主な実績:オーストラリア選手権RR優勝、ツアー・ダウンアンダー総合優勝、ミラノ~サンレモ優勝、GPケベック優勝

 

●フィリップ・ジルベール/Philippe GILBERT(ベルギー、BMCレーシングチーム)

主な実績:ブエルタ・ア・エスパーニャステージ2勝、世界選手権RR優勝

 

●アンドレ・グライペル/Andre GREIPEL(ドイツ、ロット・ベリソル)

主な実績:ツアー・ダウンアンダーステージ3勝、ツアー・オブ・オマーンステージ2勝、ツール・ド・ベルギーステージ3勝、ツール・ド・ルクセンブルクステージ2勝、ツール・ド・フランスステージ3勝など

 

●ライダー・ヘシェダル/Ryder HESJEDAL(カナダ、ガーミン・シャープ)

主な実績:ジロ・デ・イタリア総合優勝

 

●ホアキン・ロドリゲス/Joaquin RODRIGUEZ(スペイン、カチューシャ)

主な実績:フレーシュ・ワロンヌ優勝、ジロ・デ・イタリア総合2位&マリア・ローザ着用10日、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位&マイヨ・ロホ着用13日、ジロ・ディ・ロンバルディア優勝など

 

●ペテル・サガン/Peter SAGAN(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)

主な実績:ツアー・オブ・カリフォルニアステージ5勝、ツール・ド・スイスステージ4勝、スロバキア選手権RR優勝、ツール・ド・フランスステージ3勝&マイヨ・ヴェール獲得など ※U25対象選手ですが、活躍度からヤングライダーからは除外

 

●ブラッドリー・ウィギンス/Bradley WIGGINS(イギリス、SKY)

主な実績:パリ~ニース総合優勝、ツール・ド・ロマンディ総合優勝、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ総合優勝、ツール・ド・フランス総合優勝、ロンドンオリンピックTT優勝など

 

そして、投票結果は以下の通り。

 

1.ブラッドリー・ウィギンス/Bradley WIGGINS 32%(18票)

2.ホアキン・ロドリゲス/Joaquin RODRIGUEZ 25%(14票)

3.トム・ボーネン/Tom BOONEN 14%(8票)

4.アルベルト・コンタドール/Alberto CONTADOR 9%(5票)

5.ライダー・ヘシェダル/Ryder HESJEDAL 7%(4票)

6.ジョン・デゲンコルブ/John DEGENKOLB 4%(2票)

6.ペテル・サガン/Peter SAGAN 4%(2票)

6.Other 4%(2票)

9.アンドレ・グライペル/Andre GREIPEL 2%(1票)

 

※投票数56

※小数点以下四捨五入

※ボアッソン・ハーゲン、カヴェンディッシュ、ゲランス、ジルベールは0票

 

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■みんなで選ぶ2012RRベストライダー・オブ・ザ・イヤー

 

ブラッドリー・ウィギンス/Bradley WIGGINS(イギリス、SKY)

Reprinted by the guardian.

 

全体的な傾向として、ウィギンスとホアキンに票が分かれたわけですが、ステージレースで敵なしだったウィギンスに軍配。

ツール総合優勝はもちろん、パリ~ニース、ロマンディ、ドーフィネと全く危なげなく勝利を収め、さらにはロンドンオリンピックのTTでも金メダルを獲得。

2012年においては、No.1ライダーであったことは間違いないでしょう。

どれか1レースでのインパクトというよりは、全体を通して負けることがほとんど無かったというところが評価につながったか。

 

ウィギンス以上に年間を通してのクオリティの高さを示していたのはホアキン。

フレーシュ・ワロンヌ、ロンバルディアでは圧倒的強さを見せつけたとはいえ、ジロ、ブエルタとグランツールであと一歩及ばず優勝を逃したのが結果として痛手に。

 

圧巻の北のクラシック4連勝を飾ったボーネンは3位。

とはいえ、シーズン前半のベストライダーの1人であったことは誰もが認めるところ。

また、4位に食い込んだコンタドールは、勝利はブエルタ総合のみながら大きなインパクトを与えたのが要因と言えそう。

以下、劇的なジロ総合優勝のヘシェダルが5位、スプリントで大活躍のデゲンコルブ、サガン、グライペルが票を獲得。

 

一方で、チーム事情からアシストに回ることも多かったカヴェンディッシュや、アルカンシエル獲得のジルベールなどは1票も入らず。

ジルベールに関しては、シーズン前半の不調のイメージが強かった、ということかもしれません。

 

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続いて、25歳以下を対象としてベストヤングライダー・オブ・ザ・イヤーを-Best young rider of the year(U25)

独断でピックアップした候補選手は以下の通りでした。

 

●ナセル・ブアニ/Nacer BOUHANNI(22歳・フランス、FDJ・ビッグマット)

主な実績:エトワール・ド・ベセージュステージ1勝、シルキ・ド・ロレーヌ総合優勝、ハレ~インゴーイゲム優勝、フランス選手権RR優勝、ツール・ド・ワロニーステージ1勝、ブエルタ・ア・エスパーニャステージ2位2回、サーキット・フランコ・ベルジュステージ1勝など

 

●アルノー・デマール/Arnaud DEMARE(21歳・フランス、FDJ・ビッグマット)

主な実績:ツアー・オブ・カタールステージ1勝、クールネ~ブリュッセル~クールネ4位、ル・サミン優勝、GPショレ優勝、ルート・ドゥ・スッドステージ1勝、ヴァッテンフォール・サイクラシックス優勝など

 

●セルジオ・エナオ/Sergio Luis HENAO(25歳・コロンビア、SKY)

主な実績:ブエルタ・アル・パイス・バスコ総合13位、フレーシュ・ワロンヌ14位、ジロ・デ・イタリア総合9位、ツール・ド・ポローニュ総合3位、ロンドンオリンピックRR16位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合14位、世界選手権RR9位、ジロ・ディ・ロンバルディア5位など

 

●マルセル・キッテル/Marcel KITTEL(24歳・ドイツ、アルゴス・シマノ)

主な実績:エトワール・ド・ベセージュステージ1勝、ツアー・オブ・オマーンステージ2勝、ドパンヌ~コクサイデステージ1勝、スヘルデプライス優勝、ZLMツアーステージ2勝、エネコ・ツールステージ2勝、サーキット・フランコ・ベルジュステージ2勝、ミュンスターランド・ジロ優勝など

 

●モレノ・モゼール/Moreno MOSER(22歳・イタリア、リクイガス・キャノンデール)

主な実績:トロフェオ・ライグエリア優勝、フランクフルト・ルンドファールト優勝、ツール・ド・ポローニュ総合優勝、GPモンレアル2位など

 

●テイラー・フィニー/Taylor PHINNEY(22歳・アメリカ、BMCレーシングチーム)

主な実績:パリ~ルーベ15位、ジロ・デ・イタリア第1ステージ優勝&マリア・ローザ着用3日間、ロンドンオリンピックRR&TT4位、世界選手権TT2位など

 

●リゴベルト・ウラン/Rigoberto URAN(25歳・コロンビア、SKY)

主な実績:ヴォルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ総合5位、ジロ・デ・イタリア総合7位&マリア・ビアンカ獲得、ロンドンオリンピックRR2位、ジロ・デル・ピエモンテ優勝、ジロ・ディ・ロンバルディア3位

 

●ティジェイ・ヴァンガーデレン/Tejay VAN GARDEREN(24歳・アメリカ、BMCレーシングチーム)

主な実績:パリ~ニース総合5位、ツアー・オブ・カリフォルニア総合4位、ツール・ド・フランス総合5位&マイヨ・ブラン獲得、世界選手権TT4位など

 

そして、投票結果は以下の通り。

 

1.リゴベルト・ウラン/Rigoberto URAN 39%(16票)

2.ティジェイ・ヴァンガーデレン/Tejay VAN GARDEREN 24%(10票)

3.テイラー・フィニー/Taylor PHINNEY 17%(7票)

4.モレノ・モゼール/Moreno MOSER 10%(4票)

5.マルセル・キッテル/Marcel KITTEL 7%(3票)

6.ナセル・ブアニ/Nacer BOUHANNI 2%(1票)

 

※投票数41

※小数点以下四捨五入

※デマール、エナオは0票

 

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■みんなで選ぶ2012RRベストヤングライダー・オブ・ザ・イヤー

 

リゴベルト・ウラン/Rigoberto URAN(25歳・コロンビア、SKY)

Reprinted by OlimpiadasHoy.com

 

こちらも妥当な結果と言えるでしょうか。

若手の中で、最も結果を残したのはまさにウラン。

中でもロンドンオリンピックRRでは、終盤に勝負を動かすアタックを決めての銀メダルの獲得は、誰もが彼の実力を認める走りとなりました。

ジロでも総合上位勢と渡り合い総合7位、ロンバルディアでは3位と、ステージレース、クラシックともに高い能力を発揮。

将来的には、グランツールの総合優勝を争うだけの選手になる可能性は高いと言えるでしょう。

 

同様に、グランツールレーサーとしての地位を確立しつつあるヴァンガーデレンが2位。

登坂力はもちろん、TTでも上位に食い込むだけの力があり、若手オールラウンダーでは傑出した存在。

 

サラブレッドのフィニーは3位に。

次世代のTTスペシャリストとしての地位を固めるだけでなく、北のクラシックなどパワー系ライダーとしても今後伸びる可能性は大。

同様にサラブレッドのモゼールは4位。

こちらもスピードマンとして、また登坂力もあり、今後ミドルツールやクラシックで結果を残す選手へと期待。

 

スプリンターのキッテル、ブアニもそれぞれ票を獲得。

キッテルは今年のツールこそ涙を飲んだものの、トップスプリンターの1人として誰もが注目する存在。

ブアニはブエルタでステージ上位に入り、フランスチャンピオンにふさわしい走りにこれからも期待がかかります。

 

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といった具合でございました。

ベストライダー、ベストヤングライダーに輝いた選手、チームにはタイミングを見て手当たり次第にこの結果を伝えてみようと思っています。

もし…まぁなかなか考えにくいですが、もし何らかの動きがあれば、このエントリーないし新たなエントリーで追記いたします。

 

今後、ブログ企画として良い案がありましたら、何なりとご要望ください。

TwitterFacebook、当ブログコメント欄にてお受けいたします。

 

参考になるかは分かりませんが、今回のアンケート投票Boxを貼っておきます。

投票は可能ですが、今後上記結果にプラスしてカウントはいたしませんこと、ご了承ください。

 

 

 

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【意識調査】勝手にアンケート!-みんなで選ぶ2012RRベストライダー・オブ・ザ・イヤー

 

ランス・アームストロング アイアンマン70.3ハワイで優勝!

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いつもの自転車ネタからほんの少しだけ(?)逸れますが、トライアスロンに転向したランス・アームストロングが6月2日に開催されたアイアンマン70.3ハワイで優勝。

5月20日のアイアンマン70.3フロリダでも勝利を飾っており、これで2連勝となりました。

 

リザルト(http://ironmanhonu.com/results/)を見る限り、スイムで好位置に付け、バイクで圧倒し、その貯金をランで守りきるというスタイル。

まぁ元ロードレーサーですから、その戦法しかやりようが無いのでしょうけども。

とはいえ、そもそもトライアスロン選手だったことや、水泳でもナショナルチームに入る可能性があったこと、マラソンでも2時間台の走力があるだけに、どれもそつなくこなせるのがランスの強さ。

もっともバイクに関して、アイアンマンレースではバイクでのドラフティング(風除け)が禁止されているので、ツール7連勝時代にはTTでもかなりの強さを見せていたその独走力が活かされているようです。

 

4月のテキサスでのレースでは惨敗でのスタートでしたが、フロリダではハワイ同様バイクで圧倒的な強さを見せ優勝。

徐々に適応してきた感じですね。

厳しいトレーニングを積んでいることは間違いないのでしょうけど、短期間で適応できる時点でさすが超人。

 

目下の目標はアイアンマンのワールドチャンピオンシップのようです。

出場のためにポイントを稼ぐ必要があって、それに躍起になっているのが現状だとか。

その辺に関しては、こちらのブログが詳しいのでご参考に。

 

ちなみに、アイアンマン70.3というのは、国際トライアスロン連合(ITU)で公認されているアイアンマン・ディスタンスの半分の距離。

スイム1.9km、バイク90km、ラン21.0975kmで争われるのがアイアンマン70.3の特徴。

 

というわけで、ハワイでのレース動画を。

身体つきも劇的に変わって、メッチャ胸板が厚くなっています。

何だかマッチョ過ぎやしませんかね(笑)。

 

やっぱランスさんカッコいいっす!

 

アイアンマンオフィシャルサイト(ランス特集のページもあり)

http://ironman.com/

 

ジルベールの弟がプロ契約!

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フィリップ・ジルベールの弟がこのたびプロコンチネンタルチームとの契約にいたったそうです。

 

ジェローム・ジルベール、1984年1月22日生まれの28歳。

4月12日にベルギーのアクセントジョブス・ウィレムスヴェランダスと契約しました。

 

公式サイトでの記事。

Jérôme Gilbert signs for Accent.Jobs – Willems Veranda’s!.

 

今回契約したチームの下部組織で走っていたそうなので、晴れてプロ昇格ということになろうかと思います。

28歳と随分と遅咲きですが…。

過去のリザルトを探したのですが、どうもベルギー国内のレースを中心に走っていたらしく、UCIレースでの実績は無いようです。

もしかすると私の調査不足で、今後いろいろネタが出てくるかもしれないということは一応断っておきます。

 

さて、上記のリンクを読む限り、

 

ジェロームはチームのリーダーであるレイフ・ホステやスタフ・スヘールリンクス、ステファン・ファンダイクのアシストをすることになるだろう。

ちなみに、リエージュ~バストーニュ~リエージュでのデビューが望まれている。

 

とのこと。

デビュー戦がリエージュとはまた凄いですな…。

過去の実績が分からないだけに、どの程度走ることができる選手なのかビッグレースでお手並み拝見といきましょうか(笑)。

 

プロ契約に際して、こんな記念撮影を兄弟でしていたようです。

 

嬉しそうですね。

兄がプロチーム、弟がプロコンとあれば、どのレースかで一緒になることもあるかもしれませんから、兄弟での争いもいずれ見られるかもしれません。

期待しておきましょう。

 

ジェローム・ジルベールTwitter

https://twitter.com/JeromeGilbertt

ジェローム・ジルベールFacebook

http://www.facebook.com/profile.php?id=790292341

アクセントジョブス・ウィレムスヴェランダス公式サイト

http://www.accentwillems.be/

アクセントジョブス・ウィレムスヴェランダス公式アプリ

http://itunes.apple.com/be/app/accent.jobs-willems-verandas/id508804925?l=nl&ls=1&mt=8 ←これ何気におもしろコンテンツがあって楽しいです(笑)

 

エリトリアの国民的英雄、ワールドツアーデビュー

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追記あり(22/03/2012)

 

ツアー・ダウンアンダー総合優勝、ティレーノ~アドリアティコ第1ステージTTT優勝、ミラノ~サンレモ優勝、現在開催中のヴォルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ開幕から2ステージ連勝とデビューイヤー早々飛ぶ鳥を落とす勢いのグリーンエッジ。

このチームはプロジェクト発足当初、所属選手の75%を自国であるオーストラリア人選手で構成するという構想でした。

つまり、所属選手数MAXの30人とした場合、23選手はオーストラリア人選手ということに。

結局、オーストラリア人選手は17人、所属選手の56%にとどまりました。

一方で、中南米を除く各大陸・地域から数選手を採用し、幾分かのグローバル化を実現させました。

オーストラリア人以外の選手としては、

 

ヨーロッパ:アルバジーニ(スイス)、ケウケレイエ(ベルギー)、クルオピス(リトアニア)、ランゲフェルド(オランダ)、マウリス(オランダ)、ヴァイトクス(リトアニア)、ウェーニング(オランダ)

アジア:別府(日本)

オセアニア:ディーン(ニュージーランド)

アフリカ:インピー(南アフリカ)、テクレハイマノット(エリトリア)

北米:メイヤー(カナダ)、タフト(カナダ)

 

さて、前置きが長くなってしまいました。

前記したアフリカ系選手の中の1人、ダニエル・テクレハイマノットが現在開催中のヴォルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャでワールドツアーデビューを果たしました。

 

テクレハイマノットは、1988年11月10日生まれの23歳。

スイス・エイグルにあるワールドサイクリングセンター出身。

主な実績としては、若手の登竜門と言えるツール・ド・ラブニール2009年総合6位、世界選U23では2009年RR・TTともに50位、2010年はRR61位。

エリートで臨んだ昨年の世界選はRR143位。

アフリカでは無類の強さを誇り、アフリカ選手権で2010年3冠(RR、ITT、TTT)、2011年2冠(ITT、TTT)。

その他、フランスのアマチュアレースでも優勝実績があります。

これらの実績が買われ、2008年にはアモーレ・エ・ヴィータ・マクドナルドと、2010年にはサーヴェロ・テストチームとスタジエール契約をし、1クラスのレースなどにも顔を見せていました。

また、昨年はクイックステップの若手トレーニングキャンプにも参加。

脚質的には、オールラウンダーであることを自負しているようです。

 

自転車競技未開の地であるアフリカにおいて、数少ないワールドクラスの選手であることはかねがね言われ続けてきました。

その彼がいよいよ最高峰の舞台に参戦することは、まだまだ力を発揮する場に乏しい黒人選手たちにとっては勇気と希望を与えることでしょう。

アジア地域の選手たちが近年になってようやくチャンスをつかんできているように、テクレハイマノットがパイオニアとなり次々と新たな可能性がアフリカから生まれるのも時間の問題かもしれません。

これまでも南アフリカの白人選手は多く活躍してきましたが、身体能力に長けていると言われる黒人選手たちの時代の到来が他スポーツと同様にあるのか興味深いところです。

もちろん、そのためには超えねばならない壁がいくつもあるわけですが…。

 

そんなテクレハイマノットの出身国・エリトリアには、彼以外にもたくさんの有望選手が存在します。

ヨーロッパで武者修行に励む選手や、南アフリカのコンチネンタルチームに所属する選手などさまざま。

いまやアフリカきっての自転車強国になっています。

エリトリアに限らず、アフリカ自転車界ではモロッコやエチオピア、ケニアなんかも南アフリカやエリトリアに続く勢力として活躍しているようですが、元々陸上競技・長距離種目の強国であるという共通点があり、持久系スポーツを得意とする点で何かしらの関連性があるような気がします。

ちなみに、何故エリトリアで自転車競技が国技化しているかというと、第二次世界大戦中にイタリアの植民地となり、その頃に自転車競技が伝わったのだそうです。

 

最後に、いかにエリトリアという国が自転車に熱いかが分かる動画を。

昨年11月にエリトリアで開催されたアフリカ選手権RRゴールの様子。

この時はエリトリア代表のベルハネが優勝。

喜びの表現の仕方が国や地域によって異なるとはいえ、この熱さは日本より確実に上をいっていますよね。

 

もう1つ。

これは上のアフリカ選手権の優勝を受けて行われた祝勝パレード。

観るからに英雄的扱いを受けているのが分かります。

テクレハイマノットは長身で緑のTシャツを着ています。

EastAFRO.com » Video: Massawa welcomes Eritrean Cycling Champs.

 

今日第3ステージを迎えるヴォルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャでは、第1ステージ67位・第2ステージ111位。

総合では7分07秒遅れの112位につけています。

エリトリア大使館Twitterで自国スポーツ選手の好成績をツイートしているので、厚かましくもテクレハイマノットの現在の奮闘をツイートしてアピールしてほしいとお願いさせてもらいました(笑)。

果たして採用されるかは分かりませんが、勝った負けただけでなく世界最高峰の舞台で走ることがいかに凄いことなのかをもっと広めてもらっても良いと思うわけです。

 

GreenEDGE Cycling http://www.greenedgecycling.com/

エリトリア大使館 http://www.eritreaembassy-japan.org/

エリトリア大使館Twitter https://twitter.com/EritreaEmbJP

エリトリア大使館Facebook http://www.facebook.com/embassyoferitreaintokyo

 

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追記(22/03/2012)

 

「エリトリア大使館Twitterでテクレハイマノットの活躍をアピールしてほしい」と厚かましいリクエストをした私ですが、その後エリトリア大使館様にはTwitterを通じお礼をしてくださいました。

そして、TwitterFacebookでそれぞれこのエントリーを紹介していただき、同時にテクレハイマノットの活躍を推してくださっています。

丁寧にお礼とリクエストに応えてくださったエリトリア大使館様に感謝と御礼をさせていただきたいと思います。

 

ダニエル・テクレハイマノットFacebookファンページ

http://www.facebook.com/pages/Daniel-Teklehaymanot-Eritrean-cyclist/238420182843365

 

ジェラント・トーマスの2012年

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現在開催中のパリ~ニースでは、チームのエースであるブラッドリー・ウィギンスが第3ステージ終了時点でマイヨ・ジョーヌを着用していることもあり、SKYがプロトンをコントロールする様子がテレビカメラによく映し出されています。

そんなウィギンスを支えるメンバーの1人にジェラント・トーマスがいます。

 

トーマスと言えば昨シーズン、エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲンの発射台を務め、世界選ではマーク・カヴェンディッシュの最終リードアウターとしてアルカンシェル獲得に大きく貢献。

ドワーズ・ドアー・フラーンデレンで2位に入り、バイエルン一周では総合優勝、ツールではマイヨ・ブランを数日着用と、自らも勝負できるところを証明。

獅子奮迅の働きを見せた2011年でした。

そう考えると、2012年の彼はまだまだ目立っていない印象…。

 

というのも、今年はロンドンオリンピックイヤー。

実は、イギリスお家芸種目でもあるトラックのチームパシュートの切り札として、今シーズンはトラック優先のスケジュールを送っているのです。

元々トラックライダーとして、2007年世界選・2008年北京オリンピックのチームパシュート金メダリストですからね。

彼のトラック本格復帰はGBチームを挙げて臨まれていたことでしょう。

 

2月17-19日に行われたトラックワールドカップ第4戦・イギリス大会における、オーストラリアとのチームパシュートファイナルはここ数年でも指折りの名勝負になりました(オーストラリアが勝利)。

チームパシュートは1:30過ぎから。

 

さて、トラック優先のスケジュールと書きましたが、メインターゲットは4月4-8日の世界選トラック、8月2,3日に競技が行われるオリンピックとなるようです。

一方、ロードはどうするのかというと、こんなコメントがSKY公式に載っていました。

 

「オリンピックが主たる目標になります。そのため、クラシックとツールは回避します。しかし、ツアー・ダウンアンダーとジロが良い調整になることでしょう」

 

元々ツール回避は触れていたのですが、どうやら得意とする北のクラシックも捨てるようです。

出場か欠場かまでは現状では分かりませんが、少なからず勝負には加わるつもりはない、ということでしょう。

 

ウィギンスのために献身的にアシストしているように、コースレイアウト問わず堅実に働く姿をビッグレースで観たかったところですが、その分トラックでの勇姿をしっかり応援したいものです。

贔屓選手ゆえ、彼の姿を見るなりついつい力が入ってしまっている次第です。

 

ジェラント・トーマスオフィシャルサイト http://www.geraintthomas.com/

Team SKY http://www.teamsky.com/

 

拝啓、コンタドールファンのみなさま

コメントをどうぞ

と本人が口にしたかどうかは分かりませんが、出場停止後も頻繁にTwitterでツイートや写真をアップしたり、ホームページを更新したりと元気な姿をアピールしてくれています。

最近アップしていたのは、コンタドールの拠点・ピント郊外でファンとともにトレーニングライドを行った様子。

最後尾からスタートしながらも、すぐにみんなを千切ってしまいました。

 

表情も明るいですし、ファンにとっては嬉しい動画ですね。

出場停止になるとTwitterやオフィシャルサイト、ブログなどへのコメントを控える選手が多い中、コンタドールは今までと変わらぬスタンスを決めています。

「俺ぁ8月からの復帰後を見据えてるんだよ」とでも言いたげな。

 

ただ、この動画を観る限り、彼を長いことサポートしてきたメーカーがいくつか離れていったのではないかという感じがしないでもないのです。

例えば、サングラスがGIROからOAKLEYに変わっていたり。

サクソバンクチームや彼が生まれ育ったピント市はサポート体制を取るとコメントしていましたが、スポンサー企業にとっては多かれ少なかれ出場停止の影響はあったことでしょう。

 

そういえば、8月の競技復帰時にサクソバンクに戻らないという噂もあるようですね。

その辺りも含めて、夏以降の動向にも注目したいところです。

 

最後に、昨年のツール最終ステージ終了後のシャンゼリゼでのパレードに臨んだコンタドールの写真でもアップしておきましょう。

表情こそ笑顔ですが、内に秘めた悔しさは半端じゃなかったことは誰もが知るところ。

同様に、出場停止になった悔しさも復帰後にぶつけてくることでしょう。

今から楽しみなような、恐ろしいような…。

 

アルベルト・コンタドールオフィシャルサイト http://albertocontador.org/

 

アベタカ、ヨーロッパ初勝利!

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シマノレーシングに所属する“アベタカ”こと、阿部嵩之選手が3月3日にベルギーで開催されたケルメスレース「Molenbeek-Wersbeek」で優勝、ヨーロッパ初勝利を挙げたとのこと。

オランダに拠点を移しての活動3年目、ついにこの時が来ました!

 

※優勝ゴールシーンは16:30過ぎ

 

Molenbeek-Wersbeekリザルト(WIELERLAND.NL)

 

ケルメスレースとは、ほぼ毎週、ピーク時にはほぼ毎日オランダやベルギーのどこかしらで開催される、UCIレースとは異なるオープンレース。

レースによってプロ選手が出場できるレースやアマチュア限定レースなどさまざま。

中には元プロライダーの参戦や、パチプロならぬ“ケルメスプロ”的なこれらのレースで収入を得ている選手もいるとか。

プロを目指すアマチュアライダーにとって、ここでの活躍がプロへの道を切り拓くと言うべきレース。

チーム戦術などほとんど存在せず、とにかく集団の前方でレースを進めないと話にならないのだそうです。

アタックの応酬で生き残った選手のみ勝利を収めることができるのです。

 

そんなプロへの登竜門を初めて制したアベタカ選手。

北海道古宇郡神恵内村出身。

2009年にDOKYUレーシングからシマノレーシングに移籍するやいなや、1年目からJプロツアーを筆頭にタイトルを多数獲得。

その活躍と将来性が認められ、2010年からはスキル・シマノ(現プロジェクト1t4i)の育成チームでもある「パークホテルルーディングCT」での活動へとシフト。

日本帰国時のみシマノレーシングで実業団レースに臨んでいます(海外のアマチュアチームを主戦場としているためUCI登録はできず)。

 

昨秋の「サイクルモード大阪」でアベタカ選手とお話をさせてもらう機会に恵まれたのですが、その時に「来年は年齢的にも勝負の年なので絶対に勝ちます!」と言ってくれたのが印象的でした。

そして見事に有言実行。

私自身同郷であることもあり、お話させてもらった段階でやたらと親近感を抱いていたのですが、この勝利は自分のことのように嬉しくなっている次第です。

 

きっと本人はまだ1勝目、という気持ちでいることでしょう。

これを機に2勝目、3勝目…といってくれることを期待したいですね。

その先にはプロ契約がきっとあるはずです!

 

昨秋の「サイクルモード大阪」でのトークショーの一コマ。

左からアベタカ選手、“よっくん”こと平塚選手、プロジェクト1t4iの土井選手。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、アベタカ選手実物は上半身がとてもガッチリしていて、スイスが生んだ某“宇宙人”よろしく、いかにも「独走に持ち込んだらパワーでグイグイ行くタイプ」に見えたのでした。

 

阿部嵩之オフィシャルブログ http://blog.takayukiabe.jp/

 

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