67回目を迎えるブエルタ・ア・エスパーニャのコースをチェックしていきます。

今年はスペイン北部にすべてのステージを集約(アンドラ含む)。

最終ステージのマドリードが最も南に位置するという、これまでにない特徴的なコース設定となっています。

今回は、第11ステージまでを見ていきます。

 

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ブエルタ・ア・エスパーニャ-8月18日-9月9日

【過去5年の総合優勝者】

2011年 ファン・ホセ・コーボ

2010年 ヴィンチェンツォ・ニバリ

2009年 アレハンドロ・バルベルデ

2008年 アルベルト・コンタドール

2007年 デニス・メンショフ

 

【コース分析】

 

合計距離:3360km(ステージ平均160km)

平坦ステージ:11

山岳ステージ:8

チームタイムトライアルステージ:1

個人タイムトライアルステージ:1

休息日:2

 

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●第1ステージ(Pamplona~Pamplona、16.5kmTTT)-8月18日

 

開幕はナバラ州の州都・パンプローナでのナイトTTT。

ゴール前1kmに小さな上りはあるものの、コース全体はほぼフラットと言えそう。

総合を狙うエースを擁するチームにとっては、ここでのミスや出遅れは避けたいところ。

そして、今大会最初のマイヨ・ロホ着用者が誰になるかも見もの。

 

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●第2ステージ(Pamplona~Viana、181.4km)-8月19日

 

ここはよほどのことが無い限り、スプリンターが主役のステージ。

79km地点に今大会最初の山岳ポイントが控え、青水玉の山岳賞ジャージ着用者が決定。

ゴールは若干の上り基調ではあるものの、スプリンターにとっては何ら問題のないレベル。

このステージ勝者がまずはポイント賞ジャージを着ることになります。

 

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●第3ステージ(Faustino V~Eibar〔Arrate〕、155.3km)-8月20日

 

レースは第3ステージにして早くも山岳ステージに突入。

また、バスク国に入国します。

2級1つと3級2つをクリアして、最後に迎えるのがアララテ峠の1級山岳。

平均勾配7.8%、最大勾配11%の坂を一気に駆け上がります。

ゴール前2kmで頂上を迎え、残った選手たちによるゴールスプリントになるか。

ここで最初の総合成績のシャッフルが起こることは確実です。

 

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●第4ステージ(Barakaldo~Estacion de Valdezcaray、160.6km)-8月21日

 

バスク国に別れを告げて一路南下。

1級山岳が2つ待ち受けるステージは、最初の山頂ゴール。

最初の1級山岳は、山岳賞ジャージ狙いの選手にとってはポイント収集にピッタリ。

もちろん本当の勝負はバルデスカライへの14kmの上り。

最大勾配9%、平均勾配5.2%。

ここで大きく後れをとることは、総合争いが厳しくなることを意味すると言っても良いでしょう。

一方で、総合優勝候補たちによるお見合いが生まれる可能性も。

 

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●第5ステージ(Logrono~Logrono、168.0km)-8月22日

 

最初の山岳2連戦を終え、再びスプリントステージに。

この日は、ログローニョでの1周44kmの周回コース。

終始スプリント狙いのチームがコントロールをすることになるでしょう。

 

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●第6ステージ(Tarazona~Jaca、175.4km)-8月23日

 

平坦ステージにカテゴライズされるも、スプリンターにとってはタフすぎるレイアウト。

クライマーよりは、パンチャーにチャンスの大きなステージと言えそう。

ステージを狙う選手たちは、終盤に控える2つの3級山岳をどう活かすかがポイント。

また、逃げを得意とする選手たちにとっても勝機あり。

人数を減らした集団での上りスプリントか、大逃げ成功か、おもしろいレース展開に期待。

 

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●第7ステージ(Huesca~Alcaniz. Motorland Aragon、164.2km)-8月24日

 

この日はカテゴリー山岳が設けられておらず、平穏なステージとなりそう。

スプリンターにとっては、休息日前最後のチャンスになる可能性もあり、高いモチベーションで臨んでくるはず。

また、スプリンター以外の選手たちにとっては、翌日の山岳ステージに向け、少しでも脚を貯めておきたいところ。

 

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●第8ステージ(Lleida~Andorra. Collada de la Gallina、174.7km)-8月25日

 

レースはアンドラへ入国。

アンドラへ入るとまずは2級山岳でふるい落としが開始。

1級山頂ゴールとなる最後の上りは、距離にして7.2km、平均勾配8%。

この辺りから、中盤~後半ステージを見据えて動き出す選手が現れそう。

パンチ力に長ける選手が、ライバルに対し秒差を付けてゴールに飛び込む可能性もありそうです。

 

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●第9ステージ(Andorra~Barcelona、196.3km)-8月26日

 

アンドラからバルセロナという、ブエルタではおなじみの街をつなぐステージ。

スプリンターが狙うステージではあるものの、ゴールまで残り5kmを切って迎える3級山岳が重要ポイントに。

1.1kmで8.1%の上りは、パンチャーにとっても見逃せないはず。

アタックが起きた際の頂上からゴールまでの3km強の攻防は見応えあり。

 

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休息日①-8月27日

 

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●第10ステージ(Ponteareas~Sanxenxo、190.0km)-8月28日

 

休息日が明けると、舞台は地中海側から大西洋側へ。

序盤の3級山岳を越えると、あとはゴールまで海沿いを走ります。

天候の影響で強風に見舞われるといったことのない限り、ゴールスプリントとなることが濃厚。

ゴールのサンシェンショはガリシア州有数のリゾート地。

レースを彩るオーシャンビューにも注目。

 

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●第11ステージ(Cambados~Pontevedra、39.4kmITT)-8月29日

 

総合を占ううえで、1つ分かれ目となりそうなのが今大会唯一の個人TTステージ。

約40kmと長く、中盤に3級山岳が控えます。

3級の上りは10kmあり、平地を得意とするタイプのTTスペシャリストには幾分難しいか。

山岳・TTともに上位クラスのオールラウンダーが力を発揮しそう。

ここでのタイム差がそのまま総合成績に直結する可能性もあり、優勝候補にとっては好走が求められます。

 

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第12ステージ以降は、追ってアップします。

 

ブエルタ・ア・エスパーニャオフィシャルサイト http://www.lavuelta.com/

 

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