目前に迫ったロンドンオリンピックの調整の場として多くの有力選手が参加したツール・ド・ポローニュ。

大会開催を1ヶ月前倒しし、運営面でも選手たちがオリンピック調整に集中できるように配慮がなされたそうです。

別府選手、宮澤選手と日本人選手が2名出場し、注目度も高まったレースを振り返ります。

今回は第1~4ステージを。

 

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ツール・ド・ポローニュ-7月10-16日

 

●第1ステージ(Karpacz~Jelenia Gora、179.5km)-7月10日

 

【結果】

1.モレノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール) 4:32:53

2.ミカル・クウィアトコウスキ(ポーランド、オメガファルマ・クイックステップ) s.t.

3.ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク) s.t.

 

【総合】

1.モレノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール) 4:32:43

2.ミカル・クウィアトコウスキ(ポーランド、オメガファルマ・クイックステップ) +04″

3.ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク) +06″

 

●山岳賞

ダニエル・テクレハイマノット(エリトリア、オリカ・グリーンエッジ) 27pt

 

●スプリント賞

シルヴァン・ジョルジュ(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディール) 3pt

 

●ポイント賞

モレノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール) 20pt

 

●チーム総合

SKY 13:38:39

 

フルリザルト(公式サイト)

 

約10分のアドバンテージを築いた逃げは終盤で吸収。

周回コースの最終周ではコロブネフがアタックするも、これもゴール前に吸収。

 

初日から1級山岳越えのハイレベルとなったステージは、中集団でのスプリントに。

制したのは今年プロデビューのモゼール。

現在ツール・ド・フランスに出場中のサガンに続く、超若手有望株がまずはステージ優勝を飾りました。

Tour de Pologne 2012 Etape 1(Dailymotion動画)

 

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●第2ステージ(Walbrzych~Opole、239.4km)-7月11日

 

【結果】

1.ベン・スウィフト(イギリス、SKY) 5:49:57

2.エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) s.t.

3.トム・ボーネン(ベルギー、オメガファルマ・クイックステップ) s.t.

 

【総合】

1.モレノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール) 10:22:40

2.ミカル・クウィアトコウスキ(ポーランド、オメガファルマ・クイックステップ) +04″

3.ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク) +06″

 

●山岳賞

ダニエル・テクレハイマノット(エリトリア、オリカ・グリーンエッジ) 27pt

 

●スプリント賞

ルーカス・ボドナール(ポーランド、ポーランドナショナル) 9pt

 

●ポイント賞

ファビアン・ウェーグマン(ドイツ、ガーミン・シャープ) 21pt

 

●チーム総合

SKY 31:08:30

 

フルリザルト(公式サイト)

 

レイアウト的にピュアスプリンターにチャンスのあったステージ。

その通り、大集団でのスプリントとなり、イギリスチャンピオンのスタナードやスピードマンのヘイマンのリードアウトを受けたスウィフトが、見事にステージ優勝。

落車したリーダージャージのモゼールに代わってスプリントを担ったヴィヴィアーニが2位に入り、チームの層の厚さを見せています。

また、前日に落車し、影響が心配されたボーネンも3位に入り、オリンピックに向けて好材料。

Tour de Pologne 2012 Etape 2(Dailymotion動画)

 

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●第3ステージ(Kedzierzyn-Kozie~Cieszyn、201.7km)-7月12日

 

【結果】

1.ゼネク・スティーバー(チェコ、オメガファルマ・クイックステップ) 5:01:51

2.フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、アスタナ) s.t.

3.サシャ・モドロ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス) s.t.

 

【総合】

1.モレノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール) 15:24:31

2.ミカル・クウィアトコウスキ(ポーランド、オメガファルマ・クイックステップ) +01″

3.ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク) +06″

 

●山岳賞

ダニエル・テクレハイマノット(エリトリア、オリカ・グリーンエッジ) 30pt

 

●スプリント賞

ルーカス・ボドナール(ポーランド、ポーランドナショナル) 9pt

 

●ポイント賞

モレノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール) 36pt

 

●チーム総合

SKY 46:14:03

 

フルリザルト(公式サイト)

 

別府選手が2人を引き連れて逃げを試みます。

一時はメイン集団に対し17分差を付け、逃げ切りが濃厚かと思われたほど。

しかし、ガーミンやラボバンクが集団のペースを一気に上げ、ゴールまで25kmほどを残して吸収されます。

 

ツール・ド・ポローニュ恒例の石畳の上りゴール。

ゴールを目前にエナオとルトキエウィッツが先行するも、モゼールらが猛然とスプリント。

最後はシクロクロス元世界チャンプのスティーバーが、得意の荒れた路面を制しました。

昨年Ωクイックに合流し、ロードではプロ2勝目を飾りました。

Tour de Pologne 2012 Etape 3(Dailymotion動画)

 

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●第4ステージ(Bedzin~Katowice、127.8km)-7月13日

 

【結果】

1.アイディス・クルオピス(リトアニア、オリカ・グリーンエッジ) 2:43:04

2.ベン・スウィフト(イギリス、SKY) s.t.

3.テオ・ボス(オランダ、ラボバンク) s.t.

 

【総合】

1.ミカル・クウィアトコウスキ(ポーランド、オメガファルマ・クイックステップ) 18:07:33

2.モレノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +02″

3.ファビアン・ウェーグマン(ドイツ、ガーミン・シャープ) +08″

 

●山岳賞

ダニエル・テクレハイマノット(エリトリア、オリカ・グリーンエッジ) 30pt

 

●スプリント賞

アドリアン・クレク(ポーランド、ウテンシルノルド・ナメド) 11pt

 

●ポイント賞

ベン・スウィフト(イギリス、SKY) 39pt

 

●チーム総合

SKY 54:23:15

 

フルリザルト(公式サイト)

 

平坦のショートステージとあって、スプリンターチームがこぞって狙いを定めます。

チーム力に勝るSKYから主導権を奪ったのは、グリーンエッジ。

しかしアシストが少なく、再びSKYが牽く形で最終局面へ。

 

アシストがいなくなった後も、有力選手の番手を次々と乗り換え、最後はスウィフトの後ろからスプリントをかけたクルオピスが勝利。

ワールドツアー初勝利は、単騎になってからの上手い走りが光ったものとなりました。

 

総合は、この日最初の中間スプリントポイントをトップ通過したクウィアトコウスキが、リーダージャージをモゼールから奪取することに成功しています。

Tour de Pologne 2012 Etape 4(Dailymotion動画)

 

第5ステージ以降と戦評は追ってアップします。

 

ツール・ド・ポローニュオフィシャルサイト http://tourdepologne.pl/

 

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