最後の最後までもつれにもつれた今年のジロ。

既に閉幕してしまい、こちらでのReviewがだいぶ追い付いておりません…。

そもそも同時進行なんぞ私のスキルでは難しく、まぁ気ままにタイミング見ながらやっている感じですので、もし読んでいただけるのであれば「あぁ、こんなシーンあったな…」くらいの感覚で捉えていただけると嬉しいです。

そう大きな期待はせずにお願いします(笑)。

 

早速脱線しましたが、今回はひとまず第16~18ステージをReview。

劇的な最終3ステージは…もったいぶっているということにしてくださいませ!

 

第1~3ステージのReviewはこちら

第4~7ステージのReviewはこちら

第8~11ステージのReviewはこちら

第12~15ステージのReviewはこちら

 

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ジロ・デ・イタリア-5月5-27日

 

●第16ステージ(Limone sul Garda~Falzes/Pfalzen、173km、難易度3)-5月22日

 

【結果】

1.ヨン・イザギレ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) 4:02:00

2.アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ) +16″

3.ステフ・クレメント(オランダ、ラボバンク) +16″

 

【総合(マリア・ローザ)】

1.ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 69:22:04

2.ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +30″

3.イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +1’22”

 

●ポイント賞(マリア・ロッソ・パッショーネ)

マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY) 110pt

 

●山岳賞(マリア・アッズーラ)

マッテオ・ラボッティーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア) 41pt

 

●ヤングライダー賞(マリア・ビアンカ)

セルジオ・エナオ(コロンビア、SKY) 69:23:59

 

●チーム総合

モビスター 206:52:22

 

フルリザルト(公式サイト)

 

休養日明けのステージは、逃げ有利なレイアウト。

その通り、序盤に逃げた選手たちによるステージ争いとなります。

 

10人の逃げは、ゴールまで5kmを切って登場する勝負どころの急坂で動きます。

エラダのアタックをきっかけに、好反応を見せたのはイザギレ。

エラダのほか、デマルキやフランクが追走を試みるも結局ゴールまで追い付くことは無く。

今シーズン、ステージレース・ワンデーレースともに上位でゴールするなど成長株の1人であったイザギレがグランツール初勝利。

デマルキは第14ステージに続き、今回も惜しいところでステージ優勝を逃す結果に。

 

メイン集団は翌日からの難関山岳に向け、無理をせず集団でゴール。

一時は逃げに対し13分以上の大差を容認するも、最終的には9分弱の差でステージを終えています。

 

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●第17ステージ(Falzes/Pfalzen~Cortina d’Ampezzo、186km、難易度5)-5月23日

 

【結果】

1.ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 5:24:42

2.イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス) s.t.

3.ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) s.t.

 

【総合(マリア・ローザ)】

1.ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 74:46:46

2.ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +30″

3.イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +1’22”

 

●ポイント賞(マリア・ロッソ・パッショーネ)

マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY) 110pt

 

●山岳賞(マリア・アッズーラ)

マッテオ・ラボッティーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア) 65pt

 

●ヤングライダー賞(マリア・ビアンカ)

リゴベルト・ウラン(コロンビア、SKY) 74:49:42

 

●チーム総合

モビスター 223:11:25

 

フルリザルト(公式サイト)

 

雌雄を決する第3週の超級山岳第1戦。

2級、1級、2級、1級とこなし、最後はゴールに向かって約20kmのダウンヒル。

この日最後の1級山岳であるパッソ・ジャウは平均勾配9.3%。

ここの上りと下りで大きな差が付く可能性があると言われていました。

 

総合上位を狙う選手たちの中でニエベがこの日2つ目のカテゴリー山岳で抜け出しを図るも、結局成功にはいたらず。

一方で、2つ目の2級山岳で優勝候補の1人であるクロイツィゲルがまさかの脱落。

上りでの高速巡航を図るリクイガスのペースに対応できず、この時点で優勝戦線から離脱することとなります。

 

パッソ・ジャウに突入し、バッソが自らのペースに持ち込むと今大会好調だったティラロンゴやデヘントが脱落。

ここで生き残ったのはバッソのほか、ロドリゲス、ヘシェダル、スカルポーニ、ウラン、ポッツォヴィーヴォの6人。

いよいよ総合優勝を争うメンバーが絞られる格好に。

 

頂上に近づきヘシェダルやウランがアタックを試みるも失敗。

そして頂上を目前にポッツォヴィーヴォが一気にペースアップすると、スカルポーニとウランが遅れます。

 

4人のダウンヒルはヘシェダルが抜群のテクニック。

下りが苦手なバッソはたびたび中切れを起こしかけ、ロドリゲスにポジションを奪われるなどピンチがあるも何とか持ちこたえます。

また、スカルポーニとウランも下りで集団に復帰し、6人でのゴールスプリントに。

 

若干の牽制はあったものの、このメンバーではやはりロドリゲスのスプリントが一枚上手。

バッソやヘシェダルの粘りはあったものの、危なげなくステージ勝利を飾りました。

 

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●第18ステージ(San Vito di Cadore~Vedelago、149km、難易度1)-5月24日

 

【結果】

1.アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア) 3:00:52

2.マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY) s.t.

3.ロベルト・フェラーリ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ) s.t.

 

フルリザルト(公式サイト)

 

今大会最後のスプリントステージ。

出場選手中、マリア・ロッソパッショーネを狙う“唯一”の選手、カヴェンディッシュにとっては1ポイント差に迫られたロドリゲスとの差を何としても広げたいところ。

後のステージを考えると、最低限ステージ優勝がノルマでもありました。

 

実際、中間スプリントポイント目前に逃げを吸収。

アシスト全員を使っての早々の攻撃で一時集団で中切れが発生したほど。

無事1位通過し、まずは5ポイント獲得。

 

その後、フーガ賞狙いの選手たちによる逃げはあったものの、最終局面までに難なく吸収し定石通りのスプリントへ。

ところが、中間スプリントに脚を使ったSKYの勢いに伸びが無く、サクソバンクトレインに主導権を握られる状況に。

それでもアイゼルとトーマスのリードアウトで、カヴェンディッシュは好位置からスプリントを開始。

 

しかし途中で脚を使ったのがアダとなったか、カヴェンディッシュは伸びず。

別ラインから抜群の伸びを見せたのは、最終コーナーでカヴェンディッシュの2つ後ろにいたグアルディーニ。

イタリア期待の若きスプリンターが最後のスプリントステージでビッグな勝利を収めました。

 

カヴェンディッシュはこの敗戦によりマリア・ロッソパッショーネをミラノまで守ることができるか微妙な状況に。

翌日、翌々日に控える山岳ステージでのロドリゲスの走り次第となりました。

 

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【総合(マリア・ローザ)】 ※第18ステージ終了時点

1.ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 77:47:38

2.ライダー・ヘシェダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +30″

3.イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +1’22”

4.ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD) +1’36”

5.リゴベルト・ウラン(コロンビア、SKY) +2’56”

6.ベナト・インチャウスティ(スペイン、モビスター) +3’04”

7.ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、コルナゴCSF・イノックス) +3’19”

8.パオロ・ティラロンゴ(イタリア、アスタナ) +4’13”

9.トーマス・デヘント(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM) +4’38”

10.セルジオ・エナオ(コロンビア、SKY) +4’42”

 

●ポイント賞(マリア・ロッソ・パッショーネ)

マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY) 138pt

 

●山岳賞(マリア・アッズーラ)

マッテオ・ラボッティーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア) 65pt

 

●ヤングライダー賞(マリア・ビアンカ)

リゴベルト・ウラン(コロンビア、SKY) 77:50:34

 

●チーム総合

モビスター 232:14:01

 

フルリザルト(公式サイト)

 

ジロ・デ・イタリアオフィシャルサイト http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2012/it/

 

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