5月5日にデンマーク・ヘアニングで開幕した今年のジロ・デ・イタリア。

昨日までデンマーク国内で3ステージを消化し、明日からはイタリアに舞台を移してのレースがスタートします。

1回目の休息日である今日は、その3つのデンマークステージを振り返ってみたいと思います。

 

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ジロ・デ・イタリア-5月5-27日

 

●第1ステージ(Herning~Herning、8.7kmTT、難易度3)-5月5日

 

【結果】

1.タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 10:26

2.ジェラント・トーマス(イギリス、SKY) +09″

3.アレックス・ラスムッセン(デンマーク、ガーミン・バラクーダ) +13″

 

【総合(マリア・ローザ)】

1.タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 10:26

2.ジェラント・トーマス(イギリス、SKY) +09″

3.アレックス・ラスムッセン(デンマーク、ガーミン・バラクーダ) +13″

 

●ポイント賞(マリア・ロッソ・パッショーネ)

タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 25pt

 

●ヤングライダー賞(マリア・ビアンカ)

タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 10:26

 

●チーム総合

ガーミン・バラクーダ 32:21

 

フルリザルト(公式サイト)

 

2012ジロの開幕は、デンマーク・ヘアニングでの8.7kmのTTで。

 

中盤に登場のナヴァルダウスカスが10:48のタイムをマークし、長らくトップに君臨。

終盤グループに登場の有力選手にとっては、このタイムが基準に。

 

均衡を破ったのは、イタリアの新鋭クロノマン・ボアロ。

10:45と、ナヴァルダウスカスのタイムを3秒上回ります。

 

それをきっかけに、次々と好タイムが続出。

先のツール・ド・ロマンディでもショートTTを制したトーマスが10:35、その後に登場のフィニーが10:26と圧倒的なタイムをマーク。

地元デンマークの期待を背負って登場のラスムッセンは、フィニーに13秒及ばず。

今年のジロ最初のマリア・ローザ着用者はフィニーに。

 

今後注目されるであろう総合勢は、クロイツィゲルが36秒差の28位、バッソが39秒差の35位と健闘。

一方で、F・シュレクが1分03秒遅れの124位、ディフェンディングチャンピオンとしてマリア・ローザで登場のスカルポーニは1:06秒遅れの135位と、まさかの結果に。

 

2年連続出場の別府選手は、1分10秒遅れの145位で3週間の戦いをスタートしています。

 

 

 

 

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●第2ステージ(Herning~Herning、206km、難易度1)-5月6日

 

【結果】

1.マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY) 4:53:12

2.マシュー・ゴス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) s.t.

3.ジェフリー・ソープ(フランス、FDJ・ビッグマット) s.t.

 

【総合(マリア・ローザ)】

1.タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 5:03:38

2.ジェラント・トーマス(イギリス、SKY) +09″

3.アレックス・ラスムッセン(デンマーク、ガーミン・バラクーダ) +13″

 

●ポイント賞(マリア・ロッソ・パッショーネ)

マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、SKY) 28pt

 

●山岳賞(マリア・アッズーラ)

アルフレド・バローニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア) 3pt

 

●ヤングライダー賞(マリア・ビアンカ)

タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 5:03:38

 

●チーム総合

ガーミン・バラクーダ 15:11:57

 

フルリザルト(公式サイト)

 

最大約11分の差を築いた逃げ3人は、早い段階で吸収。

また、地元デンマークに錦を飾るべくバクが一時単独トップを走るも、これも吸収。

アップダウンのほとんどないコースでもあり、予想通りのスプリント勝負。

 

ゴール前残り450mの最終コーナーで前方に位置取っていたボスとクリストフの接触をきっかけとした大きなクラッシュが発生。

落車を免れた10人程度のゴールスプリントは、SKYとガーミンが主導権争いをする脇からフスホフトが早掛け。

そのフスホフトの動きを利用して飛び出したゴスと、トーマスに発射されたカヴェンディッシュの2人が冷静にスプリントに突入。

ゴスに対し一瞬先にスプリントをかけたカヴェンディッシュの脚が勝る。

2位にゴス、3位に大健闘のソープが入線。

カヴェンディッシュはジロステージ8勝目(TTTを除く)を挙げ、今大会中の通算10勝到達が見えてきました。

 

マリア・ローザを着るフィニーは残り8kmで落車しバイク交換に手間取るも、最終局面を前に集団復帰し、ジャージを守っています。

 

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●第3ステージ(Horsens~Horsens、190km、難易度1)-5月7日

 

【結果】

1.マシュー・ゴス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) 4:20:53

2.ファン・ホセ・アエド(アルゼンチン、サクソバンク) s.t.

3.タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ) s.t.

 

フルリザルト(公式サイト)

 

ゴールまで残り50km前後でスプリンターチーム、総合リーダーの危険回避などを目論むチームが激しくポジション争いを開始。

メイン集団のペースは上がる一方で、逃げはこの日も早々と吸収。

 

ゴールを前に、主導権争いが激化。

盤石と見られたSKYトレインが崩れ、ガーミン、サクソバンク、グリーンエッジなどが入り乱れる状況に、2日連続のステージ優勝を狙うカヴェンディッシュが後方へと追いやられます。

 

人数を揃えたトレインから最高のタイミングで発射されたゴスがゴールへと一直線に向かう後方で、捲りを図ったカヴェンディッシュがラインを急激に変えたフェラーリの後輪に引っかかり激しく落車。

複数の選手が巻き込まれ、その中にはマリア・ローザのフィニーも。

 

この日優勝のゴスはポイント賞でもトップに。

2位には地元チームとして期待の大きかったサクソバンクのエーススプリンター・アエドが入りました。

 

ラスト1kmでトレインを先導し好位置をキープする大活躍の別府選手もスプリントに絡み、ステージ9位。

好調さを維持してイタリア入りします。

 

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【総合(マリア・ローザ)】 ※第3ステージ終了時点

1.タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 9:24:31

2.ジェラント・トーマス(イギリス、SKY) +09″

3.アレックス・ラスムッセン(デンマーク、ガーミン・バラクーダ) +13″

4.マヌエレ・ボアロ(イタリア、サクソバンク) +15″

5.ラムナス・ナヴァルダウスカス(リトアニア、ガーミン・バラクーダ) +18″

6.グスタフ・エリック・ラーション(スウェーデン、ヴァカンソレイユ・DCM) +22″

7.ブレット・ランカスター(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) +23″

8.マシュー・ゴス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) +23″

9.マルコ・ピノッティ(イタリア、BMCレーシングチーム) +24″

10.ジェシー・サージェント(ニュージーランド、レディオシャック・ニッサン) +26″

 

●ポイント賞(マリア・ロッソ・パッショーネ)

マシュー・ゴス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) 45pt

 

●山岳賞(マリア・アッズーラ)

アルフレド・バローニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア) 6pt

 

●ヤングライダー賞(マリア・ビアンカ)

タイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム) 9:24:31

 

●チーム総合

ガーミン・バラクーダ 28:14:36

 

フルリザルト(公式サイト)

 

ジロ・デ・イタリアオフィシャルサイト http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2012/it/

 

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