引き続き、第12ステージ以降を見ていきたいと思います。

 

第1~11ステージについてはこちらを。

ジロ・デ・イタリア-Preparation(コース編①)

 

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ジロ・デ・イタリア-5月5-27日

【過去5年の総合優勝者】

2011年 ミケーレ・スカルポーニ

2010年 イヴァン・バッソ

2009年 デニス・メンショフ

2008年 アルベルト・コンタドール

2007年 ダニーロ・ディルーカ

 

【コース分析】

 

合計距離:3476.4km(ステージ平均165.5km)

平坦ステージ:7

中級山岳ステージ:7

超級山岳ステージ:4

山頂フィニッシュ:6

個人タイムトライアル:2

チームタイムトライアル:1

休息日:2

 

●第12ステージ(Seravezza~Sestri Levante、155km、難易度3)-5月17日

 

●第13ステージ(Savona~Cervere、121km、難易度1)-5月18日

 

●第14ステージ(Cherasco~Cervinia、209km、難易度5)-5月19日

 

●第15ステージ(Busto Arsizio~Lecco/Pian dei Resinelli、169km、難易度4)-5月20日

 

●休息日②-5月21日

 

●第16ステージ(Limone sul Garda~Falzes/Pfalzen、173km、難易度3)-5月22日

 

●第17ステージ(Falzes/Pfalzen~Cortina d’Ampezzo、186km、難易度5)-5月23日

 

●第18ステージ(San Vito di Cadore~Vedelago、149km、難易度1)-5月24日

 

●第19ステージ(Treviso~Alpe di Pampeago/Val di Fiemme、198km、難易度5)-5月25日

 

●第20ステージ(Caldes/Val di Sole~Passo dello Stelvio、219km、難易度5)-5月26日

 

●第21ステージ(Milano~Milano、30.1km、難易度3)-5月27日

 

ジロ後半戦は、各賞ジャージの持ち主が目まぐるしく変わる可能性があるでしょう。

 

4級、3級、2級、3級と立て続けにカテゴリー山岳が訪れる第12ステージ。

ゴール前残り11kmで迎える最後の3級でステージ狙いの選手が動きを見せそう。

逃げを決めたい選手にとっても、比較的チャンスのあるステージと言えるでしょう。

 

山岳ステージが本格する前最後のスプリントステージは第13ステージ。

121kmと距離が短く、終始スプリンターチームがコントロールする展開か。

総合狙いの選手にとっては、骨休めとなる貴重な1日を過ごすことでしょう。

 

第14ステージを皮切りに、マリア・ローザをめぐる争いが熾烈化へ。

この日は後半に2つの1級山岳をこなします。

ゴールへと向かうCerviniaの上りは28km。

当然高い難易度を誇り、総合争いに残る条件としてまずは脱落しないことが大前提となってくるでしょう。

 

イタリア入国から12日間にわたる長い長いロードは、第15ステージで終わりを迎えます。

前半に1級山岳をクリアすると、その後は3級、2級、2級とこなしていくことになります。

最後の2級山岳はゴールまで7kmの上り。

10%近い勾配が続くレイアウトは、総合成績とは関係のないパンチャーやアタッカーにとってチャンスが待っているかもしれません。

 

休養日明けの第16ステージは、逃げたい選手で前半からハイペースで推移しそう。

カテゴリー山岳が設けられていないものの、ゴールに向かう上りはさながらクラシックレースのよう。

ゴール前残り4kmで迎える最大勾配12%の上りのほか、路面が石畳の場所もあり、総合上位勢でわずかでもタイム差を広げたいor取り戻したい選手が動く可能性も。

 

第17ステージは、後半ステージの中でも1つポイントとなる部分が目白押し。

最後の1級山岳PASSO GIAUの頂上はゴール前約18km。

そこからは、ゴール地であるコルティナ・ダンペッツォへの超テクニカル&ハイスピードダウンヒル。

ダウンヒラーにとっては、総合争いを優位にするための勝負区間になることは間違いありません。

 

今大会最後のスプリントステージとなる第18ステージ。

焦点は、ここまでにスプリンターがレースに残っているかという点。

ツールを見据えて離脱を選択するスプリンターや、山岳ステージでタイムアウトとなる選手が多数出ていた場合、数少ない残った選手にチャンスが巡ってくるでしょう。

 

マリア・ローザ争奪戦はいよいよ佳境を迎えます。

第19ステージは198kmのレース距離に対して、獲得標高が5000mを超える“異常”とも言えるコース設定。

ゴール地となるALPE DI PAMPEAGOはゴールを含め2回通過。

ゴールを目指す2回目は山頂へ向かう途中にゴールが設けられているものの、ゴール前2kmから約1kmにわたり最大勾配16%の激坂が待ち受けます。

当然、生き残りをかけたサバイバルなレースとなるはずです。

 

第20ステージのゴール地PASSO DELLO STELVIOが今大会のチマ・コッピポイント。

この頂上ゴールが、今大会最後の山岳での争いに終止符を打ちます。

とはいえ、最後の山岳だけではなく、前半の3級山岳TEGLIOは最大勾配15%、後半の1級山岳MORTIROLOも最大勾配22%と、ボディブローのように選手の脚を削ることでしょう。

マリア・ローザ争いはもちろん、山岳賞マリア・アッズーラ争いも最後の戦いが繰り広げられることでしょう。

 

そして今年もミラノ市街地での個人タイムトライアルでジロは幕を閉じます。

テクニカルなコースは、TTスペシャリストにとって格好のアピールとなることでしょう。

マリア・ローザをかけた総合争いは、果たして総合トップ選手のウィニングランとなるのか。

前日終了時でトップと2位以下が数秒差でひしめき合っていた場合は、最終TTでの大逆転も十分にあり得るでしょう。

最後に、ピンクに染まったドゥオーモ広場でトロフィーを掲げられるのはいったい誰になるのでしょうか!

 

追って、選手編としてライダータイプ別に注目選手をピックアップしてみたいと思います。

 

 

ジロ・デ・イタリアオフィシャルサイト http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2012/it/

 

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