いよいよ目前に迫った今年のジロ・デ・イタリア。

95回目を迎える今回は、5月5日にデンマーク・ヘアニングで開幕します。

徐々に出場選手が決定している状況ですので、このブログでも少しずつ分析を始めていきたいと思います。

まずはコース編①として、デンマークステージを含む前半11ステージを見てみたいと思います。

 

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ジロ・デ・イタリア-5月5-27日

【過去5年の総合優勝者】

2011年 ミケーレ・スカルポーニ

2010年 イヴァン・バッソ

2009年 デニス・メンショフ

2008年 アルベルト・コンタドール

2007年 ダニーロ・ディルーカ

 

【コース分析】

 

合計距離:3476.4km(ステージ平均165.5km)

平坦ステージ:7

中級山岳ステージ:7

超級山岳ステージ:4

山頂フィニッシュ:6

個人タイムトライアル:2

チームタイムトライアル:1

休息日:2

 

●第1ステージ(Herning~Herning、8.7kmTT、難易度3)-5月5日

 

●第2ステージ(Herning~Herning、206km、難易度1)-5月6日

 

●第3ステージ(Horsens~Horsens、190km、難易度1)-5月7日

 

●休息日①-5月8日

 

●第4ステージ(Verona~Verona、33.2kmTTT、難易度3)-5月9日

 

●第5ステージ(Modena~Fano、209km、難易度1)-5月10日

 

●第6ステージ(Urbino~Porto Sant’Elpidio、210km、難易度3)-5月11日

 

●第7ステージ(Recanati~Rocca di Cambio、205km、難易度3)-5月12日

 

●第8ステージ(Sulmona~Lago Laceno、229km、難易度3)-5月13日

 

●第9ステージ(San Giorgio del Sannio~Frosinone、166km、難易度1)-5月14日

 

●第10ステージ(Civitavecchia~Assisi、186km、難易度2)-5月15日

 

●第11ステージ(Assisi~Montecatini Terme、255km、難易度2)-5月16日

 

開幕ステージは、ヘアニング市街地での個人TT。

前半はテクニカル、後半は直線的で、コーナーリング・スピードともに持ち合わせる選手が最初のマリア・ローザ着用者となりそう。

この日にマリア・ローザをゲットした選手が、デンマークステージ期間中ジャージを着続けることになる可能性が高いでしょう。

 

デンマークでの第2,3ステージは、スプリンターが主役。

コース難易度自体は非常に低く、落車やメカトラといったトラブルが無い限り確実にゴールスプリントに臨むこととなりそう。

スプリンターチームによるハイスピードな激戦となること必至。

また、第2ステージの中盤に設けられた4級山岳で今大会最初のマリア・アッズーラ着用者が決まります。

 

移動日を挟んで、ここから12日間休みなしのロードへ。

イタリア国内での最初のステージはチームタイムトライアル。

ここでマリア・ローザの移動の可能性も。

TTTを終えて、マリア・ローザを着ることになった選手にとってはジャージを何日間守ることができるかが1つ焦点となるでしょう。

 

第5ステージはスプリントステージではあるものの、ゴール前残り40kmから始まるアップダウンで動きがある可能性も。

ゴールまでの13kmは再びフラットとなり、スプリンターチームにとっては残り40kmからのプロトンの動きをどう抑制するかがポイントに。

 

第6ステージからいよいよ中級山岳ステージがスタート。

ここから数日、スプリンターはお役御免に。

ストラーデ・ビアンケが2ヶ所設定されている第6ステージは、中盤の2級山岳の最大斜度が16%。

このステージを前に、スプリンターがマリア・ローザを着用していた場合はジャージの移動が濃厚。

また、ここでマリア・ローザを獲得した選手にとっては、中級山岳ステージが続く数日間守り抜きたいところ。

 

第7ステージは今大会最初の頂上ゴール。

ゴールは2級山岳とはいえ、ゴール前1.6kmの平均斜度5.7%、ゴール前500mで最大10%となる上りスプリント。

パンチャーが生き残っていた場合、思わぬ大差をつけてゴールに飛び込むことも。

 

第8ステージも中級山岳ステージ。

終盤の2級山岳で脱落さえしなければ、ゴール前4kmがほぼフラットであることから上れるスプリンターにチャンス。

 

第9ステージで再びスプリンターにチャンスが巡ってきます。

ゴール前約5kmでの上りでアタックする選手が出る可能性がありますが、上り終えてからはゴールまで一気の下りとなり、集団がハイペースでゴールに飛び込んでくることになりそう。

レース距離も166kmと短く、つなぎの区間と言えるでしょう。

 

パンチャーやステージハンターに大きなチャンスとなるのが第10ステージ。

4級頂上ゴールは、ゴール前残り3kmで15%の上り、一旦下ってからゴールまでの1.2kmの平均斜度が8.5%。

アルデンヌクラシックさながらの上りスプリントが見られるか。

 

今大会最長距離243kmが設定された第11ステージ。

中盤に3級、終盤に最大斜度8%の4級山岳が控えているものの、ゴールまでの距離を考えればスプリンターにとって問題の無いレイアウト。

残り少ないスプリンターステージを制するべく、各チームのエーススプリンターはかなりの意気込みで臨んでくることでしょう。

 

総合争いの行方を分ける後半ステージについては、コース編②で。

 

 

ジロ・デ・イタリアオフィシャルサイト http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2012/it/

 

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