今年はオリンピック選考の関係で、2ヶ月前倒しで開催の全日本選手権。

このブログを観てくださっている方の中には、現時点で既に岩手入りしている方もいらっしゃるのではないかと思います。

ちなみに私は現地入りできない組ですので、現地応援組のみなさんに全力で応援と観戦を楽しんでいただくとして、このブログではごくごく簡単なコース分析と展開予想をしてみたいと思います。

なお、現地観戦しない関係で、レース後のReviewはアップしない方向で考えております。

リザルトくらいはまとめるかもしれませんが、まぁその辺ご理解くださいませ。

 

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全日本選手権ロードレース・男子エリート(岩手・八幡平、252.8km)-4月29日

【過去5年の優勝者】

2011年 別府史之

2010年 宮澤崇史

2009年 西谷泰治

2008年 野寺秀徳

2007年 新城幸也

 

【コース分析】

 

下って上る、図だけで見れば単純なコース。

下り距離が長く、なだらかな分ペースが上がってもそれが決定的な動きにはなりにくそう。

周回後半の約4kmの上りは、それ自体はさほど急坂ではないものの、距離をこなしてペースが上っていく状況下で徐々にダメージを与えることになるでしょう。

 

レースは昨年同様、少人数での上りゴールスプリントか。

レース後半にはアタック合戦となり、その中でのサバイバルをクリアした選手たちによる争いになるのは間違いありません。

 

【スタートリスト】

 

【優勝候補】

独断で優勝候補をピックアップ。

 

新城幸也(ユーロップカー) ←2011年2位、2007年チャンピオン

清水都貴(ブリヂストンアンカー) ←2011年3位

西薗良太(ブリヂストンアンカー) ←2011年4位

増田成幸(宇都宮ブリッツェン) ←2011年5位

鈴木譲(シマノレーシング) ←2011年6位

西谷泰治(愛三工業レーシング) ←2011年7位、2009年チャンピオン

福島晋一(トレンガヌサイクリングチーム) ←2011年8位、2003年チャンピオン

畑中勇介(シマノレーシング)

阿部嵩之(シマノレーシング)

狩野智也(TEAM UKYO)

土井雪広(アルゴス・シマノ)

 

別府、宮澤のヨーロッパ組とNIPPO勢が不出場となる今回。

 

UCIコンチネンタル登録チームが7チーム(NIPPO除く)と、戦力が全体的に分散傾向。

とはいえ、チーム力で勝るシマノ、愛三、アンカーなどが集団内で主導権を握りながら展開するでしょう。

複数メンバーで臨むチームにとっては、誰か1人でも逃げに送り込んで集団コントロールを避けたいとの思惑が働きそう。

 

シマノは、中盤から後半でのアタックが魅力の阿部、上り・スプリントともに狙える鈴木と畑中が中心。

愛三は西谷のスプリント狙いか。

アンカーは上りに絶対的な強さを見せる清水、オールラウンドに強さを発揮する西薗。

ブリッツェンは上りでの一発に長ける増田。

TEAM UKYOはサバイバルな展開では狩野、スプリントになれば辻で勝負か。

 

新城、土井のヨーロッパ組、アジアを主戦場にする福島らは単騎ではあるものの、今回大幅に伸びたレース距離への適性は最もあると言えるでしょう。

怪我からの復帰戦となる新城にとっては、まだ完治していない状態でのいきなりの250km超えのレースをどう臨むか。

最終局面まで残ることができれば、スプリントで力の差を見せることも。

特にヨーロッパ組にとっては、日本チャンピオンジャージの獲得がそのままグランツール出場に直結する可能性もあり、何としても勝ちたいところ。

展開次第では、シマノ連合で土井の勝利を狙いにいくパターンも十分にあり。

今回は各チームとも、土井の動きを見ながらレースを組み立てることが考えられます。

 

日本国内ではなかなか250km超えのレースは設定されず、国内で戦う選手たちにとっては苦しいものになりそう。

オリンピック選考もかかっており、やはり経験豊富な選手たちが主役となるのは間違いなさそうです。

 

【ロンドンオリンピック選考関連】

別府史之が既にオリンピック代表に内定し、残るは1枠。

JCFが独自に採用しているポイントランキングは以下の通り。

公式発表がされていない関係で、手元での集計を元にしたものを参考に載せておきます(Twitterのフォロワーさんが計算したものを参考にしております)。

 

1.新城幸也(ユーロップカー) 468pt

2.宮澤崇史(サクソバンク) 319pt ←全日本欠場

3.西谷泰治(愛三工業レーシング) 303pt

4.福島晋一(トレンガヌサイクリングチーム) 266pt

5.畑中勇介(シマノレーシング) 228pt

6.土井雪広(アルゴス・シマノ) 205pt

 

全日本選手権ロードレースの順位に基づいて、以下のポイントが付与・加算されることになります(UCI1クラス相当)。

 

1位 80

2位 56

3位 32

4位 24

5位 20

6位 16

7位 12

8位 8

9位 7

10位 6

11位 5

12位 3

 

この独自ランキングは4月29日をもって締め切りとなります。

なお、ランキング1位=オリンピック代表選出、というわけではなく、獲得ポイントに加えて全日本での走り(リザルト)が代表選手選考の参考になるということのようです。

 

【関連記事】

2012全日本選手権ロードレース・スタートリスト

 

日本自転車競技連盟 http://jcf.or.jp/

八幡平市役所ホームページ内全日本選手権ロード紹介ページ

http://www.city.hachimantai.lg.jp/cat51/cat59/cat492/2012.php

 

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