4月4日から8日までの日程で、UCI世界選手権トラックレースがオーストラリア・メルボルンのハイセンス・アリーナで開催されます。

ロンドンオリンピックの出場権を懸けた争いは、この大会をもって終止符を打つことになります。

競輪界でさまざまな金字塔を打ち立てた松本整監督を迎え強化を進めてきた日本チームにとって、これまで善戦してきた種目、一方苦戦を強いられている種目いずれもオリンピックに向けて正念場となります。

 

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3月22日に発表された日本代表選手。

 

●男子短距離

中川誠一郎(JPCA・JPCU熊本)

渡邉一成(JPCA・JPCU福島)

新田祐大(JPCA・JPCU福島)

雨谷一樹(JPCA・JPCU栃木)

 

●男子中距離

西谷泰治(愛知・愛三工業レーシング)

 

●女子短距離

石井寛子(茨城)

前田佳代乃(鹿児島・鹿屋体育大学)

 

●女子中距離

田畑真紀(JPCA・ダイチ)

加瀬加奈子(新潟・日本競輪学校)

上野みなみ(青森・鹿屋体育大学)

 

日本チームは現状で、男子短距離種目(チームスプリント、スプリント、ケイリン)でのオリンピック出場権獲得はほぼ濃厚な状況。

したがって、短距離種目に関しては世界トップクラスとの実力差の確認や、上位進出へのチャレンジを試みることとなるでしょう。

特に、ケイリンは渡邉選手の決勝進出に期待。

 

オリンピック出場権獲得はこの大会での活躍いかんで決まるのが男子中距離種目(オムニアム)。

西谷選手、盛選手の愛三工業レーシングコンビが、これまでワールドカップを転戦し出場権獲得に必要なポイント確保を狙ってきましたが、苦戦を強いられている状況。

今のままだと獲得が難しく、逆転での出場権奪取のためには最低限上位入賞をしたいところ。

なお、チームパシュートでの出場権獲得は早い段階で断念しています。

 

女子種目に関しては、ロンドンオリンピックの出場権確保はほぼ不可能。

現在はその後のリオデジャネイロオリンピックに向けた育成・強化段階とあって、経験を積む意味での参戦という意味合いが強いと言えそうです。

 

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【イベントスケジュール】

 

【注目選手】

オリンピック実施種目をメインに、各種目の注目選手を独断でピックアップします。

まだいずれの種目もスタートリストが出ていないため、当該選手の欠場や代表未選出の可能性もありますが、その点はご了承ください。

 

■男子短距離

●ケイリン

“サー”クリス・ホイ(イギリス)

マキシミリアン・レヴィ(ドイツ)

クリストス・ヴォリカキス(ギリシャ)

セルゲイ・ボリソフ(ロシア)

フランソワ・ペルヴィス(フランス)

テーン・ムルダー(オランダ)

アジズル・ハスニ・アワン(マレーシア)

サイモン・ヴァンヴェルトホーヴェン(ニュージーランド)

渡邉一成(日本)

 

●スプリント

“サー”クリス・ホイ(イギリス)

シェーン・パーキンス(オーストラリア)

マキシミリアン・レヴィ(ドイツ)

デニス・ドミトリエフ(ロシア)

グレゴリー・ボジェ(フランス)

渡邉一成(日本)

 

●チームスプリント(カッコ内は予想される主力選手)

ドイツ(マキシミリアン・レヴィ、ロベルト・フェルストマン、レネ・エンダース)

フランス(グレゴリー・ボジェ、ミカエル・ダルメダ、ケヴィン・シロー)

イギリス(“サー”クリス・ホイ、ジェイソン・ケニー、ロス・エドガー)

ロシア(セルゲイ・ボリゾフ)

ニュージーランド(サイモン・ヴァンヴェルトホーヴェン)

オーストラリア(シェーン・パーキンス)

中国(張磊、張淼)

日本(渡邉一成、雨谷一樹、中川誠一郎)

 

■男子中距離

●オムニアム

ロジャー・クルーゲ(ドイツ)

趙浩成(韓国)

エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)

ファン・エステバン・アランゴ(コロンビア)

エド・クランシー(イギリス)

ザック・ベル(カナダ)

マイケル・フライバーグ(オーストラリア)

シェーン・アーチボルド(ニュージーランド)

ブライアン・コカール(フランス)

エロイ・テルエル(スペイン)

西谷泰治(日本)

 

●チームパシュート(カッコ内は予想される主力選手)

オーストラリア(ジャック・ボブリッジ、ローハン・デニス、マイケル・ヘップバーン、ルーク・ダーブリッジ)

イギリス(ジェラント・トーマス、エド・クランシー、スティーヴン・バーク、ピーター・ケノー)

ニュージーランド(サム・ビューリー)

ロシア(アレクセイ・マルコフ)

デンマーク(ラスムス・クアーデ)

ベルギー(ドミニク・コルヌ)

オランダ(ウィム・ストロエティンガ)

 

■女子短距離

●ケイリン

シモーナ・クレペツカイテ(リトアニア)

クリスティーナ・フォーゲル(ドイツ)

郭爽(中国)

李慧詩(香港)

エカテリーナ・グニデンコ(ロシア)

ヴィクトリア・ペンドルトン(イギリス)

石井寛子(日本)

 

●スプリント

郭爽(中国)

アンナ・メアーズ(オーストラリア)

シモーナ・クレペツカイテ(リトアニア)

李慧詩(香港)

クリスティーナ・フォーゲル(ドイツ)

リュボフ・シュリカ(ウクライナ)

ヴィクトリア・ペンドルトン(イギリス)

前田佳代乃(日本)

 

●チームスプリント(カッコ内は予想される主力選手)

イギリス(ヴィクトリア・ペンドルトン)

オーストラリア(アンナ・メアーズ)

中国(郭爽、宮金傑)

リトアニア(シモーナ・クレペツカイテ)

ドイツ(クリスティーナ・フォーゲル)

ウクライナ(リュボフ・シュリカ)

ロシア(エカテリーナ・グニデンコ)

日本(石井寛子、前田佳代乃)

 

■女子中距離

●オムニアム

サラ・ハマー(アメリカ)

タラ・ホイッテン(カナダ)

ローラ・トロット(イギリス)

黄麗(中国)

エフゲニヤ・ロマニュタ(ロシア)

田畑真紀(日本)

 

●チームパシュート(カッコ内は予想される主力選手)

イギリス(ローラ・トロット)

カナダ(タラ・ホイッテン)

オランダ(エレン・ファンダイク)

アメリカ(サラ・ハマー)

中国(姜帆)

ニュージーランド(アリソン・シャンクス)

日本(田畑真紀、加瀬加奈子、上野みなみ)

 

※状況が許すようでしたら、オリンピック実施以外の種目の注目選手も追記していきます。

 

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前記したようにオーストラリア開催とあって、日本時間の夕方から夜にかけてストリーミングでの観戦が可能なようです。

例年はヨーロッパ諸国での開催とあって、日本時間深夜にレースが行われていることから観戦が思うようにできないケースが多かっただけに、今回のオーストラリア開催は嬉しいですね。

まだ確実にストリーミングで観られるか分かりませんので、ひとまずここでのURL記載は控えておきますが、観られることが確認できましたらレースプログラム進行中にTwitterにてURL記載をいたします。

 

最後に、大会公式サイトを。

自転車競技に熱いオーストラリアならではのおしゃれな作りとなっています。

その辺はやはりさすがですね。

 

UCI TRACK CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS MELBOURNE 2012

http://www.2012trackworlds.com.au/

 

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