現在開催中のパリ~ニースでは、チームのエースであるブラッドリー・ウィギンスが第3ステージ終了時点でマイヨ・ジョーヌを着用していることもあり、SKYがプロトンをコントロールする様子がテレビカメラによく映し出されています。

そんなウィギンスを支えるメンバーの1人にジェラント・トーマスがいます。

 

トーマスと言えば昨シーズン、エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲンの発射台を務め、世界選ではマーク・カヴェンディッシュの最終リードアウターとしてアルカンシェル獲得に大きく貢献。

ドワーズ・ドアー・フラーンデレンで2位に入り、バイエルン一周では総合優勝、ツールではマイヨ・ブランを数日着用と、自らも勝負できるところを証明。

獅子奮迅の働きを見せた2011年でした。

そう考えると、2012年の彼はまだまだ目立っていない印象…。

 

というのも、今年はロンドンオリンピックイヤー。

実は、イギリスお家芸種目でもあるトラックのチームパシュートの切り札として、今シーズンはトラック優先のスケジュールを送っているのです。

元々トラックライダーとして、2007年世界選・2008年北京オリンピックのチームパシュート金メダリストですからね。

彼のトラック本格復帰はGBチームを挙げて臨まれていたことでしょう。

 

2月17-19日に行われたトラックワールドカップ第4戦・イギリス大会における、オーストラリアとのチームパシュートファイナルはここ数年でも指折りの名勝負になりました(オーストラリアが勝利)。

チームパシュートは1:30過ぎから。

 

さて、トラック優先のスケジュールと書きましたが、メインターゲットは4月4-8日の世界選トラック、8月2,3日に競技が行われるオリンピックとなるようです。

一方、ロードはどうするのかというと、こんなコメントがSKY公式に載っていました。

 

「オリンピックが主たる目標になります。そのため、クラシックとツールは回避します。しかし、ツアー・ダウンアンダーとジロが良い調整になることでしょう」

 

元々ツール回避は触れていたのですが、どうやら得意とする北のクラシックも捨てるようです。

出場か欠場かまでは現状では分かりませんが、少なからず勝負には加わるつもりはない、ということでしょう。

 

ウィギンスのために献身的にアシストしているように、コースレイアウト問わず堅実に働く姿をビッグレースで観たかったところですが、その分トラックでの勇姿をしっかり応援したいものです。

贔屓選手ゆえ、彼の姿を見るなりついつい力が入ってしまっている次第です。

 

ジェラント・トーマスオフィシャルサイト http://www.geraintthomas.com/

Team SKY http://www.teamsky.com/

 

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