UCIワールドツアー最初のレースとして恒例のツアー・ダウンアンダー。

今年もドラマティックな展開が繰り広げられました。

 

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ダウンアンダークラシック(アデレード・イーストエンド、51km)-1月15日

 

【結果】

1.アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) 1:03:17

2.エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(ノルウェー、スカイ) s.t.

3.ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、ガーミン・バラクーダ) s.t.

 

顔見せ的な意味合いの強いクリテリウムレース。

各選手のオフシーズンのトレーニング成果を披露する以上に、ロット・ベリソルチームのトレイン充実度がいかんなく発揮されたものとなりました。

今回のエーススプリンター・キャントウェルのアシストに専念したサクソバンクデビューの宮澤選手は、7秒遅れの21位。

 

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第1ステージ(プロスペクト~クレア、149km)-1月17日

 

【結果】

1.アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) 4:33:40

2.アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD) s.t.

3.ヤウヘニー・フタロヴィッチ(ベラルーシ、FDJ・ビッグマット) s.t.

 

●総合

1.アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) 4:33:30

2.アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD) +04″

3.マルティン・コーラー(スイス・BMC) s.t.

 

クリテリウムから1日おいて行われた第1ステージ。

逃げとの差が一時は11分にまで広がるも、残り8kmまでに全員を吸収。

最終局面、スプリントはSKYが牽く先頭からペタッキが一気に加速。

しかしグライペルが斜行気味のペタッキを上手くかわし、トップでゴール。

抜群の加速力を見せつけました。

 

また、残り1kmで大規模な落車が発生。

20名近くが巻き込まれ、その中に宮澤選手も。

幸い宮澤選手は大事には至らなかったものの、ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ベリソル)が首を、フレデリック・ゲドン(フランス、FDJ・ビッグマット)が大腿骨を骨折する事態に。

 

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第2ステージ(ロベサル~スターリング、148km)-1月18日

 

【結果】

1.ウィリアム・クラーク(オーストラリア、UniSAオーストラリア) 3:58:35

2.マイケル・マシューズ(オーストラリア、ラボバンク) +1:02

3.サイモン・ジェランス(オーストラリア、グリーンエッジ) s.t.

 

●総合

1.マルティン・コーラー(スイス、BMC) 8:33:05

2.アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) +2″

3.マイケル・マシューズ(オーストラリア、ラボバンク) +4″

 

例年ニューカマーが活躍するスターリングの上りスプリントに注目が集まった第2ステージ。

今年も新鋭の登場となったものの、その勝ち方が衝撃的なものに。

 

前日の第1ステージでも仕掛けていたクラークとコーラーの2人がこの日も逃げを決める展開。

集団との差は10分を超える中、2ヶ所のスプリントポイントを獲ったコーラーが自ら集団に戻ることを選択。

残り80kmを残してクラークが独走状態に。

暫くクラークの単独逃げを容認していた集団は、差が縮まらないのを見て慌てて追走。

しかし集団が追い付くことはなく、クラークが驚異の独走勝利。

最後はガッツポーズができないほど疲弊した状態でのゴールとなりました。

クラークは昨年レオパード・トレックの所属したものの主だった結果を残せず、今年はチャンピオンシステムへ移籍。

この勝利で、自チームに戻ってからのレースではエース的存在になるのは間違いないでしょう。

 

メイン集団の先頭はマシューズ。

昨年このコースを使ったステージで勝利を収めており、相性の良さを見せました。

総合は、このステージ勝者のクラークが前日のステージで遅れていたことから、途中までともに逃げたコーラーの手に。

宮澤選手は、ステージ前半から中盤にかけてアシスト任務をまっとうし、最後はグルペットでゴール。

 

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第3ステージ(アンリー~ビクター・ハーバー、134.5km)-1月19日

 

【結果】

1.アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) 3:21:55

2.ヤウヘニー・フタロヴィッチ(ベラルーシ、FDJ・ビッグマット) s.t.

3.エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(ノルウェー、スカイ) s.t.

 

●総合

1.アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) 11:54:52

2.マルティン・コーラー(スイス、BMC) +8″

3.マイケル・マシューズ(オーストラリア、ラボバンク) +12″

 

難易度からして、スプリンターによる争いと見られたこのステージ。

その予想通り、残り42kmで逃げはすべて吸収。

早すぎると思われた逃げ吸収も、スプリンターチームがメイン集団を完全支配。

昨日までの結果からマシューズをエースに据えたラボバンクは、世界最高の発射台・レンショーが絶好の位置まで上がるも、肝心のマシューズが番手を下げてリードアウト成功ならず。

前方でフタロヴィッチ、ボアッソン・ハーゲンが争う後ろから、自らのタイミングで加速したグライペルが勝利。

これで今大会2勝目、現時点では最高の仕上がりを見せているライダーであることは間違いありません。

そして、総合でもトップに返り咲きました。

 

アシストとしてチームメート・首脳陣からの信頼を徐々に得ている宮澤選手は、安定した走りでメイン集団でゴールしています。

 

第4~6ステージは明日以降にでも。

 

サントス・ツアー・ダウンアンダーオフィシャルサイト http://www.tourdownunder.com.au/

 

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