このブログの方向性を固める意味で、まずは手始めに南半球にある自転車王国の国内選手権予習から。

今回は既に出場選手が判明しているニュージーランド選手権を。

 

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ニュージーランド選手権TT(40km)-1月6日

【過去5年の優勝者】

2011年 Westley GOUGH

2010年 Gordon MCCAULEY

2009年 Jeremy VENNELL

2008年 Logan HUTCHINGS

2007年 Glen Alan CHADWICK

 

【コース分析】

高低差はこちらで確認することができます。

常に細かいアップダウンがあるコースですが、この程度であればTTスペシャリストなら難なくこなせるレベルでしょう。

差が付くとしたら、基本的なTT能力と、要素があるとすれば走行時の風向きや天候の違いなどが挙げられるでしょうか。

 

【出場選手一覧】

 

【注目選手】

Westley GOUGH ←ディフェンディングチャンピオン

ジェシー・サージェント

 

世界選TTなど、NZ代表の常連である人気ライダー、ジャック・バウアーは今年も欠場(というか、1度も出場経験が無い模様…)。

個人的には、今年ガーミン入りし、プロライダーの仲間入りをNZチャンピオンジャージで飾ってほしかったところですが、こればかりは仕方ありません。

というか、そもそも出場選手が少ない…13人て…。

注目選手に挙げた2人ですが、昨年のチャンピオンGOUGHはSubway Cycling Teamのライダーというほかはよく分からないのですが、かつては世界選U23TTで23位という実績があり、NZ国内ではTTスペシャリストの地位を固めている選手なのだと思われます。

一方、昨年のトラックパーティーで来日し、日本でも馴染みのあるサージェント。

プロデビューイヤーとなった昨年、5勝を挙げ、そのうちドリダーフス・ファン・ウェスト=フラーンデレンとツール・デュ・ポワトゥー=シャラントでは総合優勝。

いずれもTTでステージ優勝し、総合での勝利につなげています。

また、エネコツアーでのTTステージでの並み居るTTスペシャリストを押さえての勝利は昨年のハイライト。

ジュニア時代からトラック競技では世界トップを走り、昨年のトラック世界選個人パシュート銀メダル、チームパシュート銅メダルを獲得。

今年もチームパシュートを中心に世界選・オリンピックでのメダル獲得を目指すスピードマン、さすがにここはしっかりと勝っておきたいところ。

次世代のTTスペシャリストとして、スピードマンを好むブリュイネル監督のもと、今後に期待を持てる選手でもあります。

 

【優勝予想】

ジェシー・サージェント

 

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ニュージーランド選手権RR(186.6km)-1月8日

【過去5年の優勝者】

2011年 ヘイデン・ルールストン

2010年 ジャック・バウアー

2009年 Gordon MCCAULEY

2008年 ジュリアン・ディーン

2007年 ジュリアン・ディーン

 

【コース分析】

Lap1

Lap2-12

上りポイント勾配

基本は平坦なコース。

唯一の大きな上りは平均7.5%、最大13.4%と、決して楽ではありません。

ここでのダメージがボディジャブよろしく徐々に効いてくるかもしれません。

このアップダウン以外はド平坦であるにもかかわらず、同じコースで行われているであろうここ数年は逃げや生き残った数人でのスプリントで終わっているところを見ると、やはりこの上りで動きが起こるのは必至と見るべきでしょう。

 

【出場選手一覧】

 

【注目選手】

Jeremy YATES ←昨年3位

ティモシー・グッセル ←元FDJ。ジロ1回・ブエルタ1回完走。

ジェシー・サージェント

ジャック・バウアー

ジョージ・ベネット

 

NZを代表するライダーであるディーン、ルールストン、ヘンダーソンなど、プロチーム・プロコンチームに所属する選手たちの多くが欠場…。

一方、2010年チャンピオンのジャック・バウアーは出場。

前述の通り、今年ガーミン入りし注目ライダーの1人。

2010年優勝時はルールストン、ディーンといったスプリント力に定評のある選手をゴール前で撃破し勝っており、今回最も勝利に近い選手と見ることができそうです。

プロ1年目からのNZチャンピオンジャージに期待したいところ。

終盤での逃げの展開になれば、独走力に長けたサージェントにも勝機があるでしょう。

バウアー、サージェントともに、チャンピオンジャージを獲得することになれば、1月15日からのツアー・ダウンアンダーで早速お披露目することになりそうです。

また、注目したいのが今年レディオシャック・ニッサンでプロ入りを果たしたジョージ・ベネット。

アンダーカテゴリーでは山岳に強い総合系ライダーとして鳴らした選手で、昨年スタジエとして加入したレディオシャックでも既に結果を残しています。

ゴール前スプリントの展開になると厳しいでしょうが、上りでアタック、そして未知数の独走力をどこまで示すことができるかで勝機を見出すことになりそうです。

上記に挙げた選手以外でも、出場選手の多くが自国またはアジア・オセアニア圏で活動する選手なので、思わぬ伏兵が勝利を収める可能性も高いでしょう。

 

【優勝予想】

ジャック・バウアー

 

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